運動、腸活、GABA活
脳と内分泌系を少しでも改善すべく、ゆるい運動と腸活を2ヶ月ほど続けたけれど、正直変わった感じがしない。むしろ心理面も消化器系も調子が悪い。
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私は悪玉コレステロールが高くて、肌も荒れていて、たぶん腸の環境はかなり良くない。でも、腸内細菌のバランスは心身の健康をも左右するらしいから、ほうってはおけない。
具体的には毎日、ヨーグルト、乳酸菌入りコーヒー、発酵食品を追加。野菜や果物、豆製品も値上げに目をつぶって食べている。オリゴ糖とサプリも適度に。
この程度の日数と食事じゃ、腸に効果はないんだろうか?
ただ、よけいな糖類は減らせていない。ストレスもあって、一日にプリン1~2つ分相当は食べてしまうのだ。ゼロにするのはやっぱり辛い。
運動を意識してるのは、「運動脳」(ハンセン著)に書かれていた認知機能への効果、それと「GABAの抗ストレス作用が運動によって活発化する」を確かめたかったからだ。
この2ヶ月、早歩きと階段使いを心がけ、長時間の有酸素運動も月3回した。
たまたま認知力は少しよくなったけど(→次回)、本にあった「酒や抗不安薬を飲んだ時のよう」な気分は運動後にも全然しなかった。
考えてみれば前の仕事はぐるぐる歩いていたのに、逆に悪化したし。
最も効果があるというランニングはしていないので、まだまだ足りないのかも、それも糖分制限と同じでちょっとしんどい。
ここからはGABA(γ-アミノ酪酸)の話。
簡単に説明できる物質ではなくて、文系の自分にはよく理解できていない。とりあえず、今まで飲んでいたロラゼパムという抗不安薬はGABAの働きを高めるらしい。
それを飲むと私の場合対人不安が減り、一番の悩みである言葉の操作がスムーズになる。
これは完全な素人考えだけど、私は左半球の側頭部周辺に脳波異常がある。その関係で言葉の操作がしにくくなっていて、GABAが(というか薬が)そういったノイズを抑制してくれるのではないか、と妄想している。
じゃあ、なぜ飲み続けないのかといえば、長期に使うと物忘れが進む、と主治医が案じているからだ。
今は別の薬(ジプレキサ)で代用していて、前の薬の離脱症状はない代わりに、毎日会話でつまづいている。
運動が功を奏してほしいと願うばかり。
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ちなみに腸内細菌とGABAも関係があるようで、ぐうぜん腸活の後押しになった。その辺りは"腸脳相関"の最新情報を探してもらえればと思う。