カテゴリー「メンタル・体調不良」の119件の記事

2023年2月10日 (金)

新しい職場で中鬱(長文)

オープン就労で入った職場にどうにもなじめない。

過去を振り返れば、どんな不適応環境にも、たいてい自分を気にかけてくれるキーパーソンが現れた。

今もキーパーソンがいないわけじゃない。同じ障害枠のASDの男性、もう一人、おそらく凸凹を持っていて、休職予定の男性。このお二人とたまに雑談する程度。

先月までは、抗不安薬を毎日飲んで、勇気を振り絞って会う人達に声をかけてきた。今はもうその気力が出ない。

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他の人からは、心の無い機械のように扱われている気がする。すみませんとか、ありがとうという言葉も消えてきた。私は内心「話したい」とやきもきしながら、機械みたいに自分を押し殺している。

なぜか、私は今までいつも、相手に弱者扱いされているのがわかると、わざわざ弱者を演じて、虐げてくださいと言わんばかりにふるまってしまう。前の職場がまさにそう。

もしかしたら、母親や過去の虐待者との関係を再現しているのかもしれない。母親こそが私を無力化して、機械のように扱ってきた人なので。(逆にキーパーソンというのは、亡き父親の象徴かもしれない。)

そういう意味では、はじめから弱みをさらけ出すオープン就労にしなければよかった、とも思い始めた。

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そして軽鬱から中鬱に悪化。

仕事に行きたくない。家事も遊びもしたくない。動けば身体中重くて痛くて、指が震える。

何より異常なのは、ネガティブ独語というか、汚言症というか、物騒な文句を無意識に吐いてしまう。吐いてから、家族や通行人に聞かれてないかとどきどきする。

……

助けを求めて、行きつけのカウンセリングに電話をした。が、半月以上先まで予約が空いてない。

なので、化学的に気分をシフトするべく、倍増されたジプレキサ(オランザピン)を飲んでいる。鬱にも妄想にも処方される薬だけど、これが抗不安薬とは違い、効くのにすごく時間がかかる。

効き出すと、何かギアがニュートラルに入ったような静けさを感じた。安心とは違う、「だから何だ」という感覚。

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とにかく、必要以上に弱者としてふるまうのをやめたいし、キーパーソンをもっと増やしたい。

2023年1月19日 (木)

新しい職場で軽鬱

去年の職場で苦手な業務に移されたのが丸一年前。
初めての看護助手を1年ほどした後、前回書いたブラック部署で壊れた。>>詳細

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半年のほぼ無職期間を経て、始めたパートは昔の仕事に似た事務系。
オープン就労だったのもあり、職員は皆よそよそしい感じだった。 >>詳細

2か月が過ぎて、2割くらいの人は一対一になると話しかけてくれるようになった。
3割は挨拶も返さないくらいのスルーで、残りの5割はよくわからない。
話しかければ短い返事が返ってくる。
でも、それ以外の時は存在しないかのように扱われる。

それは障害者だからなのか、私のキャラクターゆえなのか。

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「○○さんと話せるようになりたいけど、話しかけたら迷惑かもしれない」
「でも、黙っていたらもっと感じ悪い人と思われるかもしれない」
「でもでも、話すことが思いつかない」
不安と緊張で肩がぎゅっと固くなって、前向きなことが考えられなくなってしまう。

(ロラゼパム(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)を飲むと軽減するけれど、主治医はそれよりジプレキサ(気分安定薬)を使いたいようなので、ロラゼパム断ちに挑戦している。)

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お正月明けから2週間以上、抑うつのような症状が続いていた。
頭と体が重くて、消えたい願望がちらつき、涙や独り言が勝手に出てしまう。
睡眠も寝すぎたり眠れなかったり。

双極性障害やPMS(PMDD)を持っている人なら、覚えのある体験かと思う。
もしかしたら、対人関係のことをあんまり悩みすぎたせいかもしれない。

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逆に言うと、そういうことで悩めるくらい、業務自体のストレスは少ないということだ。

電話応対も、文書作成もない。前職のようなノルマ・圧力もない。
机とPCとコピー機さえあれば済んでしまう作業。
想定より早く進むので、確認の時間もたっぷりある。

先輩も(年下の男性だけど)障害者雇用で、成人してから診断を受けたという。
ASDだそうでちょっと極端な面はあるものの、周りとはうまくやっているし、唯一、話したい時に話せる。
それは救いだったと思う。

軽鬱は続いているとはいえ、認知能力はいくらか戻ってきたので、できるところまでしがみついてみたい。

2022年12月18日 (日)

コロナで(また)ブレインフォグの不安

新型コロナウイルス。
今までもかかったのではと思うことが2度ほどあったけれど、典型的症状は経験がなかった。

だけど今度こそは本物で、ほぼフルコースで発症してしまった。
コロナ×発達障害は個人的にリスキーな組み合わせだから、なるべくかかりたくなかったのに。

寿命は少し縮んだかもしれないけれど、それと引き換えに得た知恵もあるので、書いておこうと思う。

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私は2011年にも似たような風邪を引いたことがある
さらに半月の間に37~39℃を繰り返していた。

ちょうど新しい仕事が始まってひどい見当識障害が何週間も続き、頼りにならない人という印象を持たれて凹んでいた。

当時は、物忘れが感染症と関係し得るものとは思いもしなかったのだ。

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だけどその9年後、コロナ禍が訪れて、ブレインフォグ(脳の霧)は広く知られることとなり、その原因はいわば、脳の炎症に対する免疫細胞の過剰反応であることがわかってきた。

コロナ後遺症の4割が苦しむ「脳の霧」、脳内伝達の破壊が一因か(ナショジオ,2022)
 「ニューロン同士をつなぐシナプスが過剰に刈り込まれることが、
  新型コロナ後遺症患者のブレインフォグを引き起こしている可能性がある」

新型コロナウイルス感染の後遺症とされる「ブレインフォグ」とは?(WIRED,2022)
 「シナプスが過剰に除去されると、新たな記憶を形成したり、既存の記憶を思い出したりする能力に影響がでると予想されます。
  また、ブレインフォグでみられる脳機能の低下の説明になる可能性があります」

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ここからは半分私の妄想である。

まず、感染症由来の長期の認知機能低下は新型コロナの前からあったけれど、ストレス性や原因不明として片付けられてきたんじゃないか。

さらに、炎症による微小な脳のダメージが起こりやすい人間は一定割合いて、さらにその一部は、発達障害や精神神経系疾患となって表れているのではないか。
自分と母がそのように思えてならないのだ。

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過去に何度か、原因不明ながら認知機能ががくっと落ちた時。
ブログを振り返ると、凸凹の凸部(言語理解・視覚短期記憶など)はそこそこに回復したけれど、凹部(処理速度・エピソード記憶など)は前より落ちたまま。

もしかすると私は、生まれる前後から何かある度に神経の過剰な取捨選択(刈り込み)が繰り返されて、今の凸凹ができたんじゃないか??

そして私のようなタイプは、この経過を繰り返しすぎると、早く認知症になってしまうのではないか?

まだ、ここに出せるような根拠はないけれど、信頼できる情報もちょっとずつ増えている。
最後の妄想は外れてほしい。

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今年の春も、パワハラ業務による過興奮からブレインフォグに似た状態になったばかり。
半年かけて克服して、障害者就労も達成したという折にコロナ感染である。

3日間はぼんやりしていたのが、今日は発症前より頭がクリアなくらい。
とはいえ、嗅覚は消えてしまったし、さらに物忘れが進むかもしれない、と思うと背筋が寒くなる。
どうやって防げばいいのか。

今わかっている一つのヒントは、これ以上の炎症を抑えること。

まずは、基本の生活習慣と食習慣に立ち返ることを心がけようと思う。

あとは脳トレを兼ねて、偏りのない幅広い医療知識を取り入れていきたい。

2022年10月18日 (火)

"思ったこと"を覚えていられない症状

昨日気づいたこと。
私は自分が思ったこと、感じたことを覚えていることができない。

長期記録はもちろん、
「今鍋を火にかけたから、3分後に消そう」
といった短期記憶ももたないことがある。

人との会話内容を(耳から)覚えるのは昔から苦手だったけど、それは
"相手の発言に対して自分がどのように感じたか/発言したか"が覚えられないからだ、と気づいた。

逆に、その記憶が得意な人の話を聞くと、「Aさんが~と言って、私は~と思った」というのがスラスラ出てくる。
びっくりしてしまう。

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この不具合は子供の時からあったけど、徐々に、徐々に衰えてきた。
「3日前のことが思い出せない」→「昨日のことが思い出せない」→「今朝のことが思い出せない」→「予定が思い出せない」という風に。

だから、思考やエピソードを比較的よく覚えていた頃もわかっている。
どんな楽しい会話も頭から消えてしまうのは、とても悲しい。

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過去のいじめやパワハラも、何と言われたか、何と感じたかの記憶が薄かったので、報告や相談のしようがなかった。
嫌な経験をすぐ忘れられるのは有難いけれど、つらい感情はしっかり残る。

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このタイプの記憶は一体脳のどこが担っているのだろう。

思いつくのが海馬、例えば場所細胞といってどこを移動したかなどの履歴を記録する部分である。
ところが私は逆に、どこへ行ってどの道を通ったかというのはずっと覚えている。

例えば、海馬を含む大脳辺縁系という、動物的な情報処理を行う部位と、意識的な思考を扱う前頭葉、言語を扱う側頭葉が、うまくリンクしていないのかもしれない。

意識できないだけで、過去のエピソードは他の人と同じように、脳のどこかに残っているのかもしれない。
今はそう考えている。全く覚えてなかったらこの文章も書けないし、もっと失敗だらけになってしまうだろう。

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周りの人にも、このタイプの記憶が苦手なことを伝えようと思う。
でないと"覚えられる人"に誤解されてしまうから。

2022年8月 4日 (木)

他人の靴を履いてきてしまった

職業センターには週二回通っている。
講座で発言する機会が度々あるけれど、考えるより先に声が出てしまう。

それで変なことしか言えないから恥ずかしくなってしまい、他の受講者に声がかけられない。
今週はコロナ対策で休んだら、どこかほっとする気持ちもあった。

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別件で先日、靴を脱ぐ施設に入った時、他人の靴を履いて出てしまった。

メーカーも素材も履き心地も違うのに、三日間気づかなかった。

しかも玄関で「なにか違うな」と思ってから、3分くらい自分のじゃないとわからなかった。

大急ぎで間違えた場所に電話して預けてきたものの、主も自分の靴も見つからず。

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だからやっぱり、まだ働けるレベルではないと考えている。
もちろん原因も、本当にふさわしい病名もわからない。

 

私が考えている原因は、ストレスか物理的かはわからないけれど、医療福祉の仕事をしていた頃に脳神経に炎症が続き、組織が壊れるなり変性するなりして、それをまだ引きずってるのではないか、ということだ。

あの時は本当に重労働+ハラスメントがひどくて、職場でも家でも何度か、意識が遠のきそうだになった。

今思えばなぜすぐに辞めなかったのかわからない。あの時すぐに養生していれば、違ったかもしれない。

とにかくうまく動かない機能のリハビリを、これも自己流だけど続けていこうと思っている。

2022年6月 9日 (木)

私の悩みは(Twitterより)

私の悩みは、何度も書きますが子供の時から時間・順序・エピソードの感覚が鈍く、それが加齢?で悪化し、今はほとんど喪失しつつあることです。 

記憶を時系列で並べる機能が脆弱なんだと思います。

見当識障害または解離症とも違い(似てはいる)、悩みを説明する概念や障害部位がわからず、ずっと探しています。

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ピンポイントで説明する診断名がなく、時間失認、順序失認という用語もないので、当事者とつながることもできません。
Twitterや本を通して、ADHD・高次脳機能障害・認知症の方の中にこの悩みを持つ方がいることを知り、情報交換を図りたいと思っています。

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自分では、母親と私は同じ障害(統合失調症圏)で、症状の出方が違うだけだと考えています。

エピソードが「いつ」のことかがあいまいになった結果、実体験と想像or他者の体験を区別できなくなりそうだからです。

この半年ほどのことで、先が見えません。そしてリアルでは一人も理解者がいません。

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追記:

主治医にはどれほど忘れやすいか信じてもらえません。身内には気持ちが伝わりません。友達もおらず、カウンセリングは高額で頻繁に通えず、ほとんど一人で対処しています。

2022年5月29日 (日)

幻覚(?)

体調は一進一退。

体は動くようになってきたけど、認知機能がなかなか戻らない。日付や曜日は三回確認しても間違えるし、自宅でさえ迷子になる。

そして幻覚(?)。これは夜、半覚醒の時、1日おきに起こるようになった。

………

目をつぶれば、今でもピンクや緑のイメージが見える。"幻文字"が出る時は、まるで印刷されたように読める。

幻聴は声ではなくて、誰だかわからないのに、頭の外から"来る"感じがする。

どの幻覚も覚醒している自覚があり、なのに朝になると夢のように忘れてしまう。

そういえば最近、自分の顔や声が別人に思えて、「懐かしい」という感覚が消えてきた。関係があるのかもしれない(離人感)。

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それでも、主治医は脳波や血流の検査をしてくれず、もうあきらめかけている。

内科でリウマチなどの膠原病(こうげんびょう)スクリーニングをしたら、採血では異常値がなく、炎症の様子もない。貧血は改善し、腎臓も正常範囲。甲状腺も去年のデータしかないけど、たぶん大丈夫なはず。

そうやって、物忘れの要因を自力でひとつひとつ潰してきた。なんせ原因の候補が80以上あるんだから、気の遠くなる話。

そのあたりを探ってくれる専門家に会えず、前に書いたループ↓を周り続ける。次は皮膚科にかからないといけない。

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※追記。この症状に興味のある方は「解離症/幻覚」で検索してみてください。

2022年5月 8日 (日)

ネガティブな日記

買い物に行く途中、一瞬どこへ行くのかわからなくなる。着いても、何を買いに来たのかわからなくなる。

やろうと思えば思うほどできない。思い出そうとするほど思い出せない。

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ジプレキサは、飲む時間を慎重に選ばないと、朝何時間も動けなくなってしまう。そして飲み忘れた夜は(ストラテラのせいか?)不眠に襲われ、その日の19時頃まで貫徹。

まるで夜勤のシフトのような生活リズムになってしまった。

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「器質的な原因がない健忘なら、外出て歩け、バランスよく食べろ、たくさん話せ、液晶見るな、環境を変えろ、……」

それはもちろん正解なんだけど、ある程度まで進むと、もう行動を変えるのも精一杯なんだ。

人に会うにも失礼をはたらくのが怖いし、理解してもらえるような説明もできない。

説明できないから、支えられるどころか責められる。自業自得みたいな目で見られる。

主治医やカウンセラーはなんてアドバイスしてたっけ??

……

こんな感じだから、しばらくは大目に見てくださいってみんなに言いたい。

※追記

前向きなことも書いておく。情報を漁ってる時にぐうぜん、気づかなかった2つの身体症状と、よさそうな受診先を見つけた。風向きが変わるかもしれない。

2022年3月 4日 (金)

知覚が解体した経験(長文)

運動やとっさの判断が苦手なADHDが、その苦手な作業を、大急ぎでさせられ続けた結果、どうなったか。

以下長いので、簡単に書くと

・知覚処理が病的に遅くなった

・身体が意志と違うことをする

さらに原因不明ながら

・母(統合失調症)と似た幻覚や恐怖が出現。

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・2月26日~

寝付けなかったのを皮切りに変な不眠が続く。身体や頭の一部は眠っているのに明け方まで意識があり、思考が勝手に回っている。

日中は眠くなく、なぜか言葉遣いが男性化。おそらくドーパミン過剰。

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・2月28日~

仕事では自分でも信じられないミスの連続。機械と人の見間違えも数回する。聴覚も過敏。

家では難なくやっていたルーチンを失敗、あるいはやりかけで放置。両手に他人の手/エイリアンハンド兆候が頻発する。前は左手だけだったのに。

ビタミンB12や神経修復になりそうな食品を摂取。

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・3月2日

休暇。睡眠は戻ったものの頭の中が騒がしい。何もかも放置してTwitterやメモを読み書き。

夕食が作れずやむなく買物に行くと、信号、自動支払機、スマホの使い方を忘れる。見つめなくてよいものを凝視してしまう。

そして、ふと見たバイクや車が自分を襲って来るような気がして、おびえながら帰宅した。

と打っていて、どれも光の処理だと気づく。

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視覚処理困難+動きの予測不能→本能的恐怖+推論→幻覚や妄想

と、あくまで認知のエラーなのだ。母の陽性症状が出た時はまるで意味不明だったのが、自分が体験してすごく納得できた。

今のところ夕方~夜しか起こらない。

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眼球運動と統合失調症には深い関連がある。

参考:眼球探索運動

そしてADHDや協調運動障害とも。母と私の特性をつなぐ共通点である。

もちろんどちらかの障害が他方の障害になるわけではない。これはもう少し情報を集めるとして、まずは頭を休ませたい。

続く(?)

【追記】

2月25日~抗不安薬を減薬していた。離脱症状に不眠・幻覚などあるので、それも念頭に置かないと。

2022年2月18日 (金)

認知力の低下、そのしんどさとあがき

前回書いた、人生で一番合わない職場に移って数週間が経った。

業務は毎回ほとんど変わらないのに、どうしても覚えられないし、数字や記号を間違えてしまう。
上肢の筋肉痛、手指痛がずっと続いている。立てない時もある。

例によって証拠はないけれど、今までも大掃除や腕を上げ続ける作業の後にボケてしまったので、腕、肩と認知機能には何らかの関係があるように思える。

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前々回書いた、視覚の暴走はまだ続いている。

  • 自転車に乗っていて、車や人にぶつかりやすくなった
  • 眼を閉じると、まぶたの裏に光る無秩序な形が飛び回る
  • 気が付くと不要なものを手に持っている/持っていたはずのものがない

それから、

  • 人に話しかけられた時、言葉が数秒~数十秒間出なくなった(喚語困難)
  • 「行ってきます」といわれて「失礼しました」と答えるような、言葉選びの間違い(錯語)
  • 紙や硬貨のような細かいものを拾えなくなった(特に左手)

病変がないとすれば、パソコンのように、バックグラウンドの処理が多すぎて、必要な認識が遅くなっているのでは・・・・・・
と自分では考えている。

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ここまで打って、頭の中がまたブランクになった。

前の部署で接していた、認知症初期のおばあさんがよく嘆いていた。
「頭の中が、おかしくて、つらいの。助けて。」
その気持ちが、今はとてもよくわかる。

 

自分が自分でなくなっている感じ。思ったはずなのに消えてしまう思考、

何をやっても言うことを聞かない口や手足。
そのしんどさはうまく言葉にしづらい。

 

だけど言葉にしなかったら、周りの人も専門家にも誰にも伝わらないまま、独りで苦しむだけだし、後々振り返ることもできなくなってしまう。

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ちなみに神経内科は11月にMRIを撮ったきり、行くのを忘れているうちにタイミングを見失った。精神科は予約を度忘れしてしまう上、行っても何を話すか忘れて無難なことしか言えない。

というわけで、医師に助けを求めることもできない。

 

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幸い、私の心身の変調には波がある。
確定されていないけれど、突然うつに入るスイッチがある。

いちばんどん底の時は言葉も書けなくなるけれど、その波は今まで必ず、上に向いてきた。

だから今度も、頭のビジー状態が落ち着き、上に向くと信じている。

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良いこともあった。

なんと、週3~4回の肉体労働のおかげで腹筋が割れ始め、腕を曲げなくても力こぶがわかるようになったのだ・・・・・・

ささやかながら、継続は、何らかの形で力になっている。

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