カテゴリー「医療・カウンセリング」の144件の記事

2023年9月 7日 (木)

上半期の体調のまとめ(空白の脳内)

去年に比べると、 良くなった部分と悪くなった部分と両方ある。

まず良くなった部分は、週に数日パートに行けていることだ。 

生活リズムが整い、 歩く習慣もついた。 人間関係も(障害者雇用という引け目はあるけど)悪くはない。

それから、 この半生でいちばん栄養改善を心がけている。

食物の他、ナイアシン、善玉菌、マグネシウムを常時。

寝不足やストレスの時には他にも色々入れている。

目覚ましい結果はないけれど、代謝が良くなり、何年も悩んでいた手湿疹が治った。仕事も一応スムーズにできている。

コンサータを半年試したけれど、やめてからの方が調子が良い。

先を見通すこと

ところが、認知機能の一部は本当に壊れてしまった。 

何かを思い出したり、推論したりするのが難しい。コロナ後遺症で言われるブレインフォグにそっくりだ。

そして、意識の中に何もない空白の時間が増えた。たぶん、毎日合わせて4〜5時間ぼーっとしている。

どんなに対策をしても、穴の開いた船の水をかき出しているかのようでとてももどかしい。

今まで調べた学術情報によると、どうも今の私は、前頭前野のある領域(下前頭回など)、あるいは前頭前野と他のエリアの接続経路に大きな不具合がありそうだ。

発達障害ではもともと機能が弱い部分でもある。

原因はわからないし、進行するのか回復するのかもわからない。 

……

先日、かかりつけでMCI(軽度認知障害) の検査を受けた。

認知症のリスクを測る血液検査で、これがなんと自費で3万円以上する。だけど、 将来自分を完全に見失ってしまうのを防げるならと思った。

2023年7月30日 (日)

ADHDとASDの併発??/コンサータ再中止

最近の研究で衝撃を受けたこと。

純粋なADHDと、ASDに合併するADHDは脳神経のメカニズムが違う、別物かもしれない。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230718-2729710/

https://ircn.jp/pressrelease/20230714_takamitsu_watanabe

神経ダイナミクスって調べてもよくわからなかったけど、脳神経の力学的/動的な機能的結びつきのことっぽい(^^;

診断上単体ADHDな私は、それを読んでアイデンティティが揺らぎそうになった。
以前書いたように、子供の頃からASDの傾向が大いにあったからだ。

008425_li

結局、幼少期から(生まれつきかどうかは不明)

 ・言語的エピソード記憶が困難
 ・時間・順序の処理が困難
 ・過敏で負の感情が強い
 ・物理的/心理的ストレスに弱い

それゆえ、遅刻や物忘れ、トラブルも多かった。

これを何という病名で呼ぶかは、今のところ医師の見立てに任せるしかない。
何十年か経てば生理学的に鑑別できそうだけど。

でもASD未診断のままでは、自分自身を真に理解することができないと思う。
周りからも誤解されるし、当事者の輪にも入れない。

759972

2度目のコンサータは結局、眠気覚まし程度の効果しかなく、 希死念慮や何とも言えない不快感があったのでやめることにした。
ストラテラ1本に戻してからは、そのような副作用がほぼなくなった。

コンサータは脳の線条体などのドーパミンを増やす薬だけど、 母親の病気(統合失調症)は逆に線条体などのドーパミンが多すぎと言われるから、性質を受け継いでいるとすれば逆効果だ。

ますます、自分が本当は何なのかわからない。

とにかく、こうやって書き残しておかないと、調べたことも思ったことも数日で消えてしまうのです。

2023年6月22日 (木)

脳波は異常なし

コンサータ、ストラテラ調整後の体調以来、コンサータとストラテラを併用したり、ストラテラのみに戻してみたりしたけれど、どちらの薬も著しく効くということはなく、言い間違いや喚語困難がちょっとずつ増えている。

先月、主治医の紹介の病院で脳波を取った。
だけど、睡眠時の脳波を取るため寝不足で来てください、という指示をすっかり忘れ、土曜日だったので9時近くまで寝てしまった。

もちろん、検査で寝ようと思ってもぜんぜん眠れない。

ただ、意識が薄れて幻覚がもやもやと現れることは何度かあった。

・・・・・・・・・・・・・

結果的に、睡眠時のデータも取れていて、「異常波は測定した限りありませんでした。」と。

実はどこかで、異常波があることを期待していた。

精神疾患や認知症とされていた人が、実は側頭葉てんかんだった、抗てんかん薬の服薬で改善した、という話を何度か目にしていたから。それに10年前は徐波や棘波が出たのと、今年は(側頭葉てんかんの前兆に似た)異臭やけいれんも時々あった。

本当に疑うならてんかん専門医にかかって徹底的に調べるべきだったし、異常がないことを受け入れるしかない。

・・・・・・・・・・・・・

結局、診察で近況は思い出せず、コンサータに効果を感じないことだけ話したけれど、またなあなあな感じで同じ処方になった。

まだ、物忘れが戻る治療には出会えていないし、その前に原因もわからない。

最近の研究を調べれば、記憶機能の改善にはやっぱり有酸素運動がいいというので、そこに賭けるしかないんだろうか。
あとは前にも書いたかわからないけど、コレステロールや血糖を下げないと。

Photo

昔や今朝の記憶が残らないことはもうあきらめていて、工夫をしてなんとかやっている。

5年前はぜんぜんこんな風ではなかった。
昨日のテレビの内容を翌日人に話せたし、買うべきものはメモがなくても覚えられた。

何より、頭の中がもっと連想やアイデアでいっぱいだった。
今よりずっとのんびり暮らしていたのに。

あと5年経ったらどうなってしまうのか、怖くて仕方がない。

2023年5月24日 (水)

母が動けなくなったこと(悪性症候群?)

経過が人それぞれな病気を話題にするのは難しい。
例えばがんは治る病気だと言われるようになっても、身内には治すことができなかったケースがある。

母の持病である統合失調症も、寛解する率は高くなったから、予後の悪いケースを書けば不安を煽ってしまうかもしれない。
だけど書けばどこかで、啓発・研究に役立つかもしれないとも思う。

Photo 

母は治療抵抗性の統合失調症で、以前に書いたような経過をたどってきた。

私がエピソード記憶の取り出せなくなる病気だとすれば、母は架空のエピソードが記憶に入り込んでしまう。
それと推論機能がうまく働いていなくて、しばしばつじつまの合わない言動をする。

治療薬のエビリファイは充分効果がなくて、増やせば錐体外路症状(震えや硬直)が増え、減らせば陽性症状(幻覚など)が増えるというシーソーのような状態だった。

ところが最近、錐体外路症状を減らすため減薬をした数日後、ほとんど動けなくなってしまった。
体が固縮して、手足に力が入らない。声が弱々しくて熱もある。

ただ、多弁と気の強さはいつも以上で、私の呼んだ救急車を一度拒否。
結局、身体疾患は見つからず、精神科病棟のある病院で薬の調整をしてもらうことになった。
ネックだった母の説得も、医師の後押しでなんとかなった。

原因はまだ確定ではないけれど、エビリファイを減らしたことで、悪性症候群を起こしたのではないかと言われた。

確かにリンクに書かれているような兆候があった。ただ、まれな現象のようだ。

A0001_014075

私も以前、ある種の薬を始めたら、うたわれる効果は出ずに逆効果のような症状が出た。
母と共通するのはドーパミン受容体に作用することで、今思えば「過感受性精神病」という状態にあてはまる。
とはいえ二人とも少用量だったから、背景には+αのメカニズムがあると思う。

私は統合失調症と診断されたりされなかったりで、今はされてないけれど、去年から幻視も出てきたし、ゆっくり母の後を追っているような気がする。

真相は5年、10年経てばわかるんだろうか。
その間に色々な研究が進んでほしいと思うし、お互い元気でいることを願いたい。

2023年4月19日 (水)

コンサータ、ストラテラ調整後の体調

ADHDの薬、コンサータを増やしてから、睡眠発作のようなものや意識が飛ぶなどのトラブルに見舞われた。ネットで文献を漁ったら、ドーパミンなどが多すぎるとかえって脳のパフォーマンスが落ちることがあるみたいだ。

それを裏付けるかのように、2つのADHD薬を減らして朝夕交互に飲むようにした結果、トラブルは激減した。医師の了承も得た。

ただ、これも最善ではなくて、夜9時頃から朝7時頃まで強烈な眠気が続く。眠れなかった頃に比べたら贅沢な悩みだけれど、家事に家族の世話、役員の仕事もあるので、早寝遅起きというわけにはいかない。何より好きなことが全然できない。

759972

自分がADHDの薬を飲む目的の一つは、うっかりミスを防ぐことで、確かにうっかりは減ったと思う。

去年できなかった"時間軸上の視覚記憶"が復活して、例えば「昨日見た冷蔵庫の中身」を思い出せるようになった。エピソードを忘れても、視覚記憶でいくらか補填できる。

仕事では、処理を間違えても後から思い出したり、直したりできる環境なので助かっている。おかげで来月から業務内容がステップアップしそうだ。

でも、もう一つの目的だった、前頭前野の機能アップはあまりない。コンサータを始めてから、前にできたことかがよけいできなくなった気がするんだ。これはまた次回

2023年3月26日 (日)

コンサータ増薬で逆効果??

コンサータを足してから最初の受診。前回書いた眠気や無意識行動のことは話さず、物忘れがあまり変わらないことを話した。

この薬はやめてもよかったし、ADHDとは別にある、健忘の原因を探したいと考えていた。

ところが医師は、2倍に増やしましょうと。

しかも最大4倍までできると言うので、びっくりしてしまった。

Photo_11

しかたなく2錠にしたら、4日目で堪えられなくなった。

うたわれる効果と逆に、眠気とやる気のなさが倍増。

仕事中に何度も意識が遠のき、幻視とも夢ともつかないものを見てしまう。

覚醒していても、まるで夜中に起こされた時みたいに、心身が思い通り動かない。

なぜか人とも話したくなくなった。

家族に近づかれても「来ないで!」と思ってしまう。

20210713_180356

そこで試しにコンサータを飲まなかったら、さらにだるすぎて業務どころじゃなかった。

今は自主的に1錠に戻して、かろうじて一日過ごせる。

いったい何が起こってたんだろう。

私はうつ病や統合失調症のような症状を持っているから、合併症のないADHDとは何かが違うのかもしれない。

あるいは、他の薬との飲み合わせが悪いのかもしれない。

どの薬も、効果が切れた時の不調が処方される前よりひどいから、簡単にやめられない。それが悲しい。

良いことと言えば、酒を飲みたい気持ちがなくなった。

字が少しきれいになった。それくらいか。

2023年3月 6日 (月)

2度目のコンサータ/勝手に動く自分

〉〉過去記事:コンサータとリタリンの思い出

4年前、短期でやめてしまったADHD治療薬コンサータを、1月下旬からまた処方された。

前回は、動悸と効果切れ時のうつ気分に耐えられずやめてしまった。

今は、精神科で登録しないと処方されないようだ。

まずは明らかに変化したことを書きたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・眠気が解消した
 日に何度も襲ってきた眠気がなくなった。
 ただ、疲労度は変わらない。夜には眠気が戻り始める。

・買い物で購入を迷わなくなった(衝動買いもする)

・細かいことを気にしなくなった(大雑把でもある)

・コーヒーを飲みすぎなくなった

・食欲が減った(効いている間限定)

・動悸はなく、うつ気分も少ない

肝心のやる気と集中力は変わった気がしない。
もともと、ストラテラ(アトモキセチン)という薬を飲んでいるからかもしれない。

※コンサータがどんな薬で、ストラテラとどう違うのかはこちら(日経)

759972

しかも薬との関係は不明ながら、うっかりがよけいに増えてしまった。

・「今日は何曜日?」と聞かれて「火曜日」と答える。
 その自分の声を聴いて自分がびっくりする。本当は日曜日なのに。

・錯語。「ごちそうさま」に「おかえり」と言ってしまう。

・持ち物をどこに置いたかわからず、日に何度も探し回る。

・先週まで難なくやっていた仕事を、違う手順でやってしまう。

・時間が3倍速く過ぎて、なぜそんなに時間が経ったのかわからない。

一見、ADHDの症状にも思えるけれど、私にとっては「知らないうちにもう一人の自分が体を動かしている」状態。

去年、仕事で緊張を長期に強いられた時も、そんな状態になった。>>過去記事

どこか母の病気(統合失調症の作為体験)にも似ている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

それは症状自体の悪化なのか、薬の影響なのか、だとしたらどの薬の影響か。

私の仮説というか妄想では、大脳基底核にある"線条体"という部分がカギを握っていると思う。
報酬系、運動制御、手続き記憶(自動的な動作の記憶)などを司る部位だ。

線条体とその周りは、ADHDにも、統合失調症にも、他の悩み=社会不安や運動音痴にも関わってくる、重要なエリア。
でも、その内容を文章にまとめるには頭がぼけすぎて断念した。

正解は、薬の調整を続けるうちに見えてくると思う。
ついでに、ADHDだけでは説明できない病の正体がわかればいいなと思っている。

2023年1月26日 (木)

運動、腸活、GABA活

脳と内分泌系を少しでも改善すべく、ゆるい運動と腸活を2ヶ月ほど続けたけれど、正直変わった感じがしない。むしろ心理面も消化器系も調子が悪い。

……

私は悪玉コレステロールが高くて、肌も荒れていて、たぶん腸の環境はかなり良くない。でも、腸内細菌のバランスは心身の健康をも左右するらしいから、ほうってはおけない。

具体的には毎日、ヨーグルト、乳酸菌入りコーヒー、発酵食品を追加。野菜や果物、豆製品も値上げに目をつぶって食べている。オリゴ糖とサプリも適度に。

この程度の日数と食事じゃ、腸に効果はないんだろうか?

ただ、よけいな糖類は減らせていない。ストレスもあって、一日にプリン1~2つ分相当は食べてしまうのだ。ゼロにするのはやっぱり辛い。

ビタミンC?

運動を意識してるのは、「運動脳」(ハンセン著)に書かれていた認知機能への効果、それと「GABAの抗ストレス作用が運動によって活発化する」を確かめたかったからだ。

この2ヶ月、早歩きと階段使いを心がけ、長時間の有酸素運動も月3回した。

たまたま認知力は少しよくなったけど(→次回)、本にあった「酒や抗不安薬を飲んだ時のよう」な気分は運動後にも全然しなかった。

考えてみれば前の仕事はぐるぐる歩いていたのに、逆に悪化したし。

最も効果があるというランニングはしていないので、まだまだ足りないのかも、それも糖分制限と同じでちょっとしんどい。

Photo

ここからはGABA(γ-アミノ酪酸)の話。

簡単に説明できる物質ではなくて、文系の自分にはよく理解できていない。とりあえず、今まで飲んでいたロラゼパムという抗不安薬はGABAの働きを高めるらしい。

それを飲むと私の場合対人不安が減り、一番の悩みである言葉の操作がスムーズになる。

これは完全な素人考えだけど、私は左半球の側頭部周辺に脳波異常がある。その関係で言葉の操作がしにくくなっていて、GABAが(というか薬が)そういったノイズを抑制してくれるのではないか、と妄想している。

じゃあ、なぜ飲み続けないのかといえば、長期に使うと物忘れが進む、と主治医が案じているからだ。

今は別の薬(ジプレキサ)で代用していて、前の薬の離脱症状はない代わりに、毎日会話でつまづいている。

運動が功を奏してほしいと願うばかり。

……

ちなみに腸内細菌とGABAも関係があるようで、ぐうぜん腸活の後押しになった。その辺りは"腸脳相関"の最新情報を探してもらえればと思う。

2022年12月18日 (日)

コロナで(また)ブレインフォグの不安

新型コロナウイルス。
今までもかかったのではと思うことが2度ほどあったけれど、典型的症状は経験がなかった。

だけど今度こそは本物で、ほぼフルコースで発症してしまった。
コロナ×発達障害は個人的にリスキーな組み合わせだから、なるべくかかりたくなかったのに。

寿命は少し縮んだかもしれないけれど、それと引き換えに得た知恵もあるので、書いておこうと思う。

Photo_12

私は2011年にも似たような風邪を引いたことがある
さらに半月の間に37~39℃を繰り返していた。

ちょうど新しい仕事が始まってひどい見当識障害が何週間も続き、頼りにならない人という印象を持たれて凹んでいた。

当時は、物忘れが感染症と関係し得るものとは思いもしなかったのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だけどその9年後、コロナ禍が訪れて、ブレインフォグ(脳の霧)は広く知られることとなり、その原因はいわば、脳の炎症に対する免疫細胞の過剰反応であることがわかってきた。

コロナ後遺症の4割が苦しむ「脳の霧」、脳内伝達の破壊が一因か(ナショジオ,2022)
 「ニューロン同士をつなぐシナプスが過剰に刈り込まれることが、
  新型コロナ後遺症患者のブレインフォグを引き起こしている可能性がある」

新型コロナウイルス感染の後遺症とされる「ブレインフォグ」とは?(WIRED,2022)
 「シナプスが過剰に除去されると、新たな記憶を形成したり、既存の記憶を思い出したりする能力に影響がでると予想されます。
  また、ブレインフォグでみられる脳機能の低下の説明になる可能性があります」

Photo_6

ここからは半分私の妄想である。

まず、感染症由来の長期の認知機能低下は新型コロナの前からあったけれど、ストレス性や原因不明として片付けられてきたんじゃないか。

さらに、炎症による微小な脳のダメージが起こりやすい人間は一定割合いて、さらにその一部は、発達障害や精神神経系疾患となって表れているのではないか。
自分と母がそのように思えてならないのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去に何度か、原因不明ながら認知機能ががくっと落ちた時。
ブログを振り返ると、凸凹の凸部(言語理解・視覚短期記憶など)はそこそこに回復したけれど、凹部(処理速度・エピソード記憶など)は前より落ちたまま。

もしかすると私は、生まれる前後から何かある度に神経の過剰な取捨選択(刈り込み)が繰り返されて、今の凸凹ができたんじゃないか??

そして私のようなタイプは、この経過を繰り返しすぎると、早く認知症になってしまうのではないか?

まだ、ここに出せるような根拠はないけれど、信頼できる情報もちょっとずつ増えている。
最後の妄想は外れてほしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の春も、パワハラ業務による過興奮からブレインフォグに似た状態になったばかり。
半年かけて克服して、障害者就労も達成したという折にコロナ感染である。

3日間はぼんやりしていたのが、今日は発症前より頭がクリアなくらい。
とはいえ、嗅覚は消えてしまったし、さらに物忘れが進むかもしれない、と思うと背筋が寒くなる。
どうやって防げばいいのか。

今わかっている一つのヒントは、これ以上の炎症を抑えること。

まずは、基本の生活習慣と食習慣に立ち返ることを心がけようと思う。

あとは脳トレを兼ねて、偏りのない幅広い医療知識を取り入れていきたい。

2022年12月 7日 (水)

ストラテラは新しい仕事に役立っているか?

ストラテラを80mgにしてもう半年以上経つ。

数年前増薬した時は、胃もたれの副作用が強くて断念した。今はなぜか平気になった。

ADHDを軽減する薬のはずだけれど、私のTwitterを見れば、相変わらずうっかりだらけ。

では何が変わったのか。そして新しいオープン就労の仕事はうまく行っているのか。

759972

まず、片付けや報連相を後回しにしなくなった(100%ではない)。やるべきことが意識にのぼりさえすれば、そして体調さえ良ければ、面倒がらずすぐとりかかることができる。

また、ストラテラの作用にはうたわれていないけど、前に比べて楽観的で、気が大きくなった。

逆に独創性やひらめきは減ったと思う。注意の幅が狭まった代わり、意識があちこちに飛ばなくなったということなんだろうか。

もう一つ、手先を使う作業の正確性が上がった。仕事では機械やハサミ、大量の紙を扱うので助かっている。運動に対する集中力が向上したんだろうか。

あと、これも関係あるかわからないけど、人の声(言語)がいくらか聞き取りやすくなった。

Photo

そんなこんなで、新しい仕事は休まず行けていて、最初はあったミスも慣れと共に減った。朝晩の家事もなんとか回している。

ただ、ちょっと動揺するような出来事や発言があると、うっかりを頻発してしまう。さらに、エピソード系ワーキングメモリは改善してないから、目に入らないタスクや、時間で決まっているタスクは記憶喪失のように忘れてしまう。

やっぱり一般社員のようなマルチでハイパーなタスクはできなさそうだ。その点、障害者雇用でよかったとも思う。

相変わらずスタッフに話しかけられることもなく、寂しく過ごしているけれど、身の丈にあった仕事はできているのかもしれない。

より以前の記事一覧