2度目のコンサータ/勝手に動く自分
4年前、短期でやめてしまったADHD治療薬コンサータを、1月下旬からまた処方された。
前回は、動悸と効果切れ時のうつ気分に耐えられずやめてしまった。
今は、精神科で登録しないと処方されないようだ。まずは明らかに変化したことを書きたい。
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・眠気が解消した
日に何度も襲ってきた眠気がなくなった。
ただ、疲労度は変わらない。夜には眠気が戻り始める。
・買い物で購入を迷わなくなった(衝動買いもする)
・細かいことを気にしなくなった(大雑把でもある)
・コーヒーを飲みすぎなくなった
・食欲が減った(効いている間限定)
・動悸はなく、うつ気分も少ない
肝心のやる気と集中力は変わった気がしない。
もともと、ストラテラ(アトモキセチン)という薬を飲んでいるからかもしれない。
※コンサータがどんな薬で、ストラテラとどう違うのかはこちら(日経)。
しかも薬との関係は不明ながら、うっかりがよけいに増えてしまった。
・「今日は何曜日?」と聞かれて「火曜日」と答える。
その自分の声を聴いて自分がびっくりする。本当は日曜日なのに。
・錯語。「ごちそうさま」に「おかえり」と言ってしまう。
・持ち物をどこに置いたかわからず、日に何度も探し回る。
・先週まで難なくやっていた仕事を、違う手順でやってしまう。
・時間が3倍速く過ぎて、なぜそんなに時間が経ったのかわからない。
一見、ADHDの症状にも思えるけれど、私にとっては「知らないうちにもう一人の自分が体を動かしている」状態。
去年、仕事で緊張を長期に強いられた時も、そんな状態になった。>>過去記事
どこか母の病気(統合失調症の作為体験)にも似ている。・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは症状自体の悪化なのか、薬の影響なのか、だとしたらどの薬の影響か。
私の仮説というか妄想では、大脳基底核にある"線条体"という部分がカギを握っていると思う。
報酬系、運動制御、手続き記憶(自動的な動作の記憶)などを司る部位だ。
線条体とその周りは、ADHDにも、統合失調症にも、他の悩み=社会不安や運動音痴にも関わってくる、重要なエリア。
でも、その内容を文章にまとめるには頭がぼけすぎて断念した。
正解は、薬の調整を続けるうちに見えてくると思う。
ついでに、ADHDだけでは説明できない病の正体がわかればいいなと思っている。