« 2024年4月 | トップページ | 2024年6月 »

2024年5月

2024年5月22日 (水)

記憶力がなくなり、また戻ってきた

去年、部活の役員で、数字や日付だらけの大量書類を処理することになってしまった。
順序の概念が薄い私にとっては重労働。

先延ばしから何ヶ月もネットに逃げ、夜中の3時までスマホを手放せない日が増え、最後は書類を徹夜してさばいた。

ゆるやかに落ちていた認知機能は一気にボロボロに。

「あ、〇〇と書かなきゃ」と机の引き出しを開けて付箋を取り出す間に、何を書くのか忘れる。それが1日に数十件。

話をしていても突然、何を話していたかわからなくなる。

これ、本人にとっては身の毛がよだつほど恐ろしい。一瞬とはいえ「自分がなくなる」のだから。


ただ、1分くらい必死に思い出そうとすれば思い出せることにも気づいた。頭の中にデータはあるはずで、ごちゃごちゃで捕まえきれていないんだと思う。

008425_li

脳のどこかは本当に壊れているんだろう。時間感覚が前にもまして速くなったし、冒頭のエピソードも記憶になくて、他人の体験みたいだ。

けれど、他の部位がその機能をカバーして
、新しい記憶の仕方が身についた感覚もある。
例えば、先日できなかった数字の記憶は、テンキーの位置を目安にしたらまた覚えられるようになった。

Photo

小さい頃からそうやって、できない部分を補いながら、今の凸凹ができたんだと思っている。人の認知機能は、一つ二つが壊れても他が補えるように、重複・分散しているのだ。

役員のように断れない用事があることはストレスでもあるけれど、脳を活性化させる機会でもある。

2024年5月 2日 (木)

ぼんやりしているように見えて過覚醒(超長文)

私は20歳で初めて精神科にかかった。対人恐怖症。初めて処方されたのが、抗不安薬のセディールだったのをなぜか覚えている。

そのセディール(タンドスピロンクエン酸塩)を?十年ぶりにまた始めた。ワイパックス(ロラゼパム:ベンゾジアゼピン系抗不安薬)から変えてもらったのだ。

 

いわゆる脱ベンゾをすれば、物忘れが回復するのでは?と期待した。が、新しい薬の効き目が弱いのか、副作用の眠気は減った代わりに何も考えられない。皮肉にも、記憶力を下げると言われているロラゼパムの方が言葉がスムーズに出てきたのだ。

Photo_11

11、2年前、原因不明のもの忘れで精神科にかかった時、診断の代わりに「過緊張」と言われたことがある。

過緊張???

その時は意味がわからなかったし、ドーパミンを調整する抗精神病薬のエビリファイが出て、「なんで?」と思った。

でも、今ならその意味がわかる。

A0001_014075

私はなぜか定期的にドクターショッピングをし、行く先々で見立てが変わった。統合失調症、うつ病、てんかん、双極性障害……内心では発達障害だと確信していたから、診断や処方に納得できなかったんだろう。

今の医師にたどり着いてストラテラ(アトモキセチン:ADHD治療薬)を飲み始め、色々な薬を試してまたストラテラに戻った。

 そして8年経った今、「やっぱりADHDではないんじゃないか」「ストラテラは逆効果なんじゃないか」「病院を変えたい」と少し思うようになった。

……………………

過緊張とか、過覚醒と言われる状態。

私の場合、はた目にはぼんやりしているように見えるが、実際は様々な思考がざわついているはずだ。でも、必要な情報を捕まえるのがうまくいかない。特に、時系列や順序に沿ってまとめるのが。

意識に上ることをランプの点灯に例えれば、たくさんのランプが一気についてしまい、なかなか消えてくれないような状態だ。

こう書いてみるとADHDの症状のような気もするし、違うような気もする。

ただ、私の対人恐怖症(社交不安)も、統失や双極やてんかんのような症状も、もっと言えば〇〇依存やうっかりや健忘症も、大元はこのよけいな神経の過剰興奮から来てるんだと思った。

現に、目をしばらくつぶっているとチカチカとした光や文字や画像が見える。何かはわからない。

Photo_20220601221101幻視のイメージ

去年までは逆に、物忘れがドーパミンなどの少なさから来ていると思いこんでいて、コンサータやコーヒーを飲んでいた(逆に眠くなったけど)。だるくなった時は、よく横になってスマホを見ていた。

そうではなくて、もっと神経(特に視覚系)を落ち着かせるべきなんではないか?

答えは今のところわからないし、主治医はこの辺りには全く無関心。私が単体のADHD+単体のうつ病だと決めつけているから、物忘れが進んだと話すと、アッパー系?の薬を増やそうとする。

だけどこちらの頭は真っ白どころか真っ黒だ。本音は仕事も生活もスマホも投げ出して心を落ち着けたい。なるべく、よけいな神経を使わない生活をしたいのである。

« 2024年4月 | トップページ | 2024年6月 »