私の健忘症の特徴
ブログを音声で入力。文字はスマホやパソコンで打つより、手書きの方が脳を使うというけれど、やっぱりデジタルの方が便利なので、せめて脳を少しでも使う方法を取りたい。
健忘症には本当に困っている。行きたいところや好きなものすら忘れる。家にいる時は特に顕著で、やることがたくさんあるのに何をしていいか思い浮かばないから、スマホに逃げるか横になる。
私は健忘と言っても、見たものや味、手触りなどは人並みに記銘&想起できる。事典的な言葉の意味も人並み。代わりに、音声言語やメロディー、思考内容のような時系列性のある記憶が壊滅的に覚えられない。
例えば、ここまで30分くらい書いて、何を書きたかったのか突然忘れてしまった。「書いた」という自覚はあるのに、読み返してもその時の気持ちに戻れなくて、他人の文章みたいだ。
人間の脳は本当は起こったことを全て記憶していて、新しいできごとがあるとその記憶と照らし合わせると言われている。自分にそんなことができるとはとても思えないけど、今まで大きなトラブルに巻き込まれず暮らせているのは、無意識にそれをやっているからかもしれない。
健忘の代償として、たぶん子供の頃からやっているのは、時系列性の記憶をそうではない記憶で補うことだ。
⏰予定はスケジュール帳のマスと文字を目に焼き付ける。
⏰メロディーはピアノを弾いて指で覚える。
⏰人の話はイメージとツールを駆使して覚える。
ただ、イメージして覚えるのは最近苦手になってきた。意識的に思考すること自体が難しくなっているのだ。それはまた後日書きます。
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