やるべきことがどうしてもできない(1)
年明けから楽しいことが全然できていない。家にいるとぼんやりスマホを眺めてしまう。その時間が日に6時間とか、ひどい時は10時間と病的な長さだ。
本当は家でやらなければいけない課題がある。本気でやれば3時間で終わる作業なのに、毎日毎日、「今日こそやろう」と、パソコンのアプリを立ち上げても、数分後には記憶喪失になり。気づけば0時過ぎになっている。散歩に行くとか、録画した映画を見るとか、そういう楽しいことすら思いつかない。
これがADHDの先延ばしだけなら、ここまではならないはずだ。家事はでき、仕事も休まずこなしているので、うつ状態ではないはず。
スマホ(ネット)依存症になっているのは確かだけれど、楽しくて依存してるわけではなくて、やるべきこととそのストレスを直視しないよう、無意識的に回避している。スマホは現実を忘れるのにちょうどよくできているからだ。やめても根本の問題が解決しなければ、別のものに逃避するだけだろう。
物事を先延ばしにする人の解決法として、
・段取りを書き出す
・小ステップに分けて少しだけ取り掛かる
・できたことを褒める
などが言われている。これは効果があると思うし、他の作業ではそうしてきた。
ただ、今回のようにこじれてしまうと、やろうとした時、まるでバンジージャンプをやれと指示された時のように恐怖が先に立つ。まるで未来のトラウマのようにきれいさっぱり忘れてしまうのだ。下手すると何日も。
このパターンで私は論文が書けず、留年したことがある。「時間を無駄にしてしまった」「今日もできなかった」「明日こそはやらなきゃ」、それが何ヶ月と続き、最終的には借金して2回留年した。
ところがいよいよ退学を決意したら、急に火がついた。その後どうしたかは覚えていない。
今回も同じ精神状態。誰かに相談して一緒にやれればいいけど、それができない。だから第一歩としてブログに書いた。
続く
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