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2023年9月23日 (土)

"思ったこと"を覚えていられない症状2

去年の秋にそんなタイトルのブログを書いてから、この悩みはさらに悪化している。

「いや、あんたは実際思ったことが書けているじゃないか」と言われそうだ。

だけど、今は文字を打つまで自分の思考内容がわからない。思考が意識の中で表象されないのだ。

「無意識に〜してしまった」が頻繁に起きている状態で、今後、スーパーでレジを通さずに品物を持ってきて、後で気づくなんてことも起こり得る。

それに、思ったことが自分の考えじゃないような感覚がある。これがとても気持ち悪くて仕方ない。

思考障害、あるいはブレインフォグというものなんだろうか。

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過去のうっかりを振り返ると、「〇〇しなきゃ」と気づくことはできても、「いつ、どうやって〇〇する」と決める機能が働かないか、ミスしてしまう。

普通はそれを連続して考えるはずなのに、私は後者がもともと弱い。

おそらくだけど、私は「いつ」という時間感覚と、「どうやって」という行為のデータベースが壊れているんだと思う。

最近は特に、「どうやって」が見えない。例えば、食事なんて学生の時から作ってるのに、調理をしていた時の記憶が99%ない。だから毎日食事づくりは手探りだし、段取りが見えないからおっくうである。

体で覚えた記憶を手続き的記憶と呼び、大脳基底核にある線条体という部分が主に担っている。だから手足を無意識に、自動的に動くままに動かせばできることはある。

でも、それを意識化、言語化するのは新皮質の(たぶん前頭前野の)機能であり、私はそっちがダメダメだ。それを専門的に何と呼ぶのかもわからず、検索しようがない。

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