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2023年8月11日 (金)

エピソード記憶と時間感覚は悪くなるばかり

この数年、ずっと言語的エピソード記憶と時間感覚の不具合について書いてきた。

色々な薬や対策を試して、メンタルは去年より良くなったけど、上の二つはブログを書くたびに悪くなっている。
今はエピソードどころではなく、リアルタイムで思ったことを覚えていられない。

人と話す時はそれが顕著に表れて、聞いているそばから内容を忘れていく。

何十年も人と会話をしてきたのに、どう会話していいかわからなくなる。
この感覚は、自分でもうまく説明できない。

それから、失語症の人に見られるような喚語困難(例:テレビのような使い慣れた言葉が出てこない)がだんだん増えている。
これを書いている今も、イメージや感情をなんとかして日本語に翻訳しているような気分だ。

Pbs058

時間感覚は、年齢とともに短く感じるとはいえ、去年の何倍も早く感じるようになったと思う。
実際の2時間が、自分の中では30分にも満たない。

今日知った言葉で、こういう主観的な時間を「カイロス時間」(⇔クロノス時間)と呼ぶそうだ。

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時間が短く感じる原因は一般にいくつかあって、一つは何かに夢中になっていて脳のドーパミンがたくさん出ている時だという。
>>参考

だけど、その場合はおそらく、強い情動や充実感が伴うだろう。
私はそういう感覚はあまりない。

もう一つは、脳の処理がたくさん行われている時は時間が長く感じる(逆もしかり)ということだ。
大人でも、初めて来た場所を歩く時は2回目より長く感じたりする。

私はこの方が近いかもしれない。
最初に書いた症状とからめれば、一定時間に脳で処理する情報量が、前よりずっと減っているのである。

Photo_11

PCやスマホでだらだらと情報を見ている間も、時間は思ったより早く過ぎる。
前頭前野などが、ぼーっとしているのと変わらない状態になるらしい。

自分の感覚では、時間経過を把握する機能が働かなくなってしまう感じがする

そういった悪癖をなくしたら、時間感覚が元に戻るんだろうか?

まだそこまでは踏み切れていない。情報を集めたり、認知の補助をしたり、何より仕事をする上で、PC・スマホが欠かせないからだ。

でも、"スマホ健忘症"の可能性を排除しないと、他の疾患かどうかも見分けようがない。

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ところが、時間が早く過ぎた、と感じるのはまだましだとわかった。

数日前から、時間経過がほとんど感じられなくなった。
前の時間に何をしてたか、ついこの前までは映像的に思い出すことができた。
それができなくて、早かったのか遅かったのかも較べようがない。

毎日規則正しく過ごして、頭も体も適度に働かせて、十分な睡眠と栄養を摂っていてもこの状態で、もうお手上げ。

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