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2023年1月

2023年1月30日 (月)

言語的エピソード記憶が出てこない(1)

10月のブログの続き。

 

視覚記憶がこんなに回復すると思わなかった。

書類を転記する時、前は紙を裏返すと内容がすぐ抜けたのが、今は2分以上もつ。

過去の光景も、手がかりがあれば思い浮かんで、味、匂い、触覚を伴うこともある。

 

それがなぜ損なわれ、なぜ復活したのかわからないけど、私のエピソード記憶は〈非言語〉に関する限り修復可能なのかもしれない。

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ところが、音声言語のエピソードだと、数分前に聞いたことすら消えてしまう。

話にあいづちを打っているのに、その後「今なんて言ったの?」と聞くことも増えた。数分前どころかリアルタイムで。

そういった言葉を無理に思い出そうとすると、頭の中にサイレント映像が途切れ途切れに現れ、キーンとした何かが広がる。

音の高低や、相手と自分の感情、といったニュアンスはなんとなく思い出せるから、もどかしいし、気持ちが悪い。

 

いつからひどくなったんだろう。

文字ならどうか。

例えばメールの返事を書くのに何度も読み返さないと、相手が何を書いたかすぐ忘れてしまう。

以前とはかなり違ってしまった。

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これでは、もし犯罪の被害者になっても何も証言できないので困ってしまう。

……

こうなったらもう、非言語記憶を駆使して言語的エピソードを覚えるしかない。

例えば聞いたことをオウム返しすると、口の動きがプラスされて少し印象強く残る。身振り手振りも同じように。

本当に保存したいなら、メモなりボイレコなり使えばいいのだ。

 

でも、会話内容を思い出せないのはいつも寂しいし、周りの人にあきれられてしまう。

それは信頼や責任にも関わることなので、なんとかならないものかなあと思う。

<おまけ>

エピソード記憶についてはこちらのPDFなどが参考になります。
記憶は脳のどこにあるのか?
神経心理学入門 記憶障害のみかた

>>続き

2023年1月26日 (木)

運動、腸活、GABA活

脳と内分泌系を少しでも改善すべく、ゆるい運動と腸活を2ヶ月ほど続けたけれど、正直変わった感じがしない。むしろ心理面も消化器系も調子が悪い。

……

私は悪玉コレステロールが高くて、肌も荒れていて、たぶん腸の環境はかなり良くない。でも、腸内細菌のバランスは心身の健康をも左右するらしいから、ほうってはおけない。

具体的には毎日、ヨーグルト、乳酸菌入りコーヒー、発酵食品を追加。野菜や果物、豆製品も値上げに目をつぶって食べている。オリゴ糖とサプリも適度に。

この程度の日数と食事じゃ、腸に効果はないんだろうか?

ただ、よけいな糖類は減らせていない。ストレスもあって、一日にプリン1~2つ分相当は食べてしまうのだ。ゼロにするのはやっぱり辛い。

ビタミンC?

運動を意識してるのは、「運動脳」(ハンセン著)に書かれていた認知機能への効果、それと「GABAの抗ストレス作用が運動によって活発化する」を確かめたかったからだ。

この2ヶ月、早歩きと階段使いを心がけ、長時間の有酸素運動も月3回した。

たまたま認知力は少しよくなったけど(→次回)、本にあった「酒や抗不安薬を飲んだ時のよう」な気分は運動後にも全然しなかった。

考えてみれば前の仕事はぐるぐる歩いていたのに、逆に悪化したし。

最も効果があるというランニングはしていないので、まだまだ足りないのかも、それも糖分制限と同じでちょっとしんどい。

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ここからはGABA(γ-アミノ酪酸)の話。

簡単に説明できる物質ではなくて、文系の自分にはよく理解できていない。とりあえず、今まで飲んでいたロラゼパムという抗不安薬はGABAの働きを高めるらしい。

それを飲むと私の場合対人不安が減り、一番の悩みである言葉の操作がスムーズになる。

これは完全な素人考えだけど、私は左半球の側頭部周辺に脳波異常がある。その関係で言葉の操作がしにくくなっていて、GABAが(というか薬が)そういったノイズを抑制してくれるのではないか、と妄想している。

じゃあ、なぜ飲み続けないのかといえば、長期に使うと物忘れが進む、と主治医が案じているからだ。

今は別の薬(ジプレキサ)で代用していて、前の薬の離脱症状はない代わりに、毎日会話でつまづいている。

運動が功を奏してほしいと願うばかり。

……

ちなみに腸内細菌とGABAも関係があるようで、ぐうぜん腸活の後押しになった。その辺りは"腸脳相関"の最新情報を探してもらえればと思う。

2023年1月19日 (木)

新しい職場で軽鬱

去年の職場で苦手な業務に移されたのが丸一年前。
初めての看護助手を1年ほどした後、前回書いたブラック部署で壊れた。>>詳細

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半年のほぼ無職期間を経て、始めたパートは昔の仕事に似た事務系。
オープン就労だったのもあり、職員は皆よそよそしい感じだった。 >>詳細

2か月が過ぎて、2割くらいの人は一対一になると話しかけてくれるようになった。
3割は挨拶も返さないくらいのスルーで、残りの5割はよくわからない。
話しかければ短い返事が返ってくる。
でも、それ以外の時は存在しないかのように扱われる。

それは障害者だからなのか、私のキャラクターゆえなのか。

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「○○さんと話せるようになりたいけど、話しかけたら迷惑かもしれない」
「でも、黙っていたらもっと感じ悪い人と思われるかもしれない」
「でもでも、話すことが思いつかない」
不安と緊張で肩がぎゅっと固くなって、前向きなことが考えられなくなってしまう。

(ロラゼパム(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)を飲むと軽減するけれど、主治医はそれよりジプレキサ(気分安定薬)を使いたいようなので、ロラゼパム断ちに挑戦している。)

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お正月明けから2週間以上、抑うつのような症状が続いていた。
頭と体が重くて、消えたい願望がちらつき、涙や独り言が勝手に出てしまう。
睡眠も寝すぎたり眠れなかったり。

双極性障害やPMS(PMDD)を持っている人なら、覚えのある体験かと思う。
もしかしたら、対人関係のことをあんまり悩みすぎたせいかもしれない。

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逆に言うと、そういうことで悩めるくらい、業務自体のストレスは少ないということだ。

電話応対も、文書作成もない。前職のようなノルマ・圧力もない。
机とPCとコピー機さえあれば済んでしまう作業。
想定より早く進むので、確認の時間もたっぷりある。

先輩も(年下の男性だけど)障害者雇用で、成人してから診断を受けたという。
ASDだそうでちょっと極端な面はあるものの、周りとはうまくやっているし、唯一、話したい時に話せる。
それは救いだったと思う。

軽鬱は続いているとはいえ、認知能力はいくらか戻ってきたので、できるところまでしがみついてみたい。

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