« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2022年11月

2022年11月21日 (月)

新しい職場でスルー?

連絡を丸1日忘れた失敗があるにも関わらず、求人一発目で採用されたのは運が良かった。
詳細は書けないけれど、前の前の仕事でやっていたのに近い、事務系のパート。

業務自体は今のところ高負担ではなく、物足りないということもない。
本業復帰の肩慣らしにはちょうどいい感じだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところが何日経っても、9割の人と言葉を交わせていない。
やっと、教育担当の人(男性)と雑談できるようになったという所。

個別に「○○です、よろしく・・・・・・」という場面がなかった上に、話しかけてくる人がいないのだ。
こちらから話しかけられる雰囲気すら生まれない。
ただでさえコミュ障で人が怖いのに。

昼休みは、バラバラの席で会話禁止。
勤務が短いから、ロッカーで一緒になることもない。

私のほかにも発達障害の人がいるけれど、入って長いからか、普通に順応しているように見える。

011470_li

高校の頃を思い出す。

あの時、入学して何日経っても、どの仲良しグループにも入れなかった。
声をかけるのが怖かったのと、自分が入ったら迷惑なんじゃないか、という気持ちもあった。
昼休みは涙目になるのをこらえて、廊下や図書館をうろうろしていた。

でも、今いるのは高校ではない。
仕事をして賃金をもらうために通っているんだし、あれからもう何十年も経っているのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だから、ある限りの勇気を振りしぼっている。
「おはようございます」「お疲れ様です」を徹底したり、調べればわかることをあえて質問したり、エレベーターが一緒になった人に話しかけたり。

部署の人でも反応はそっけない。
やっぱり「障害の人」だから・・・・・・?と考えそうになるけれど、まずは私は危険な人物ではないことと、凹特性以外は他の人と変わらないのだ、ということが伝わればいいなあと思っている。

2022年11月 9日 (水)

運動脳vs運動嫌い脳

「スマホ脳」が人気を博した、インフルエンサー医師・アンデシュ・ハンセン氏の「運動脳」。
まだ全部読み切れてないけれど、ADHDのことも50pくらい書いてあるので、役に立つかもしれない。
Photo_20221108162101

週3回有酸素運動をするといいことづくめなようなので、試し始めたのが3週間前。

要旨はリンクを読んでいただくとして、私が考えたのは

・一日30分早歩きする(小走り含む)

・自転車で往復8km走る

・実家の草刈りをする

など・・・・・・
本によればそろそろ成果が出始める頃だけど、全く変わった感じがしない。
むしろ疲れてボンヤリ、ゴロゴロする時間が増えた。

集中できたとか、GABA(不安を減らす)や脳内麻薬が出た!という感じもない。

まあ少なくても、「今日は何分歩いた!」といった小さな達成感はある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも、運動で快い気分になるのであれば私はとっくにそれを習慣づけていたはずだ。
そうしたがらなかったのだから、簡単にうまくいくわけはないんだろう。

過去に、学校で毎日やらされた持久走、縄跳び、あるいは成人してからの水泳スクール、体を使う仕事・・・・・・どれも苦痛でしかなかった。

疲れるほど運動をしすぎると筋肉に血液が流れてしまうため、脳の血流量が減る(脳機能が落ちる)というけれど、大した運動ではない。よっぽど筋肉が弱いのだろうか。

たぶん、人類には一定数、運動に喜びを見いだせない一派がいるのではないか、と思う。
逆にいつも運動したくてたまらない人達がいるように。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

別に聞いた話では、運動をイメージするだけでも脳の運動関連領域が活性化するという。

ところが私は、スポーツやダンスを見るのも好きじゃない。
野球とスケートくらいは少し興味があるけれど、人が動き回るのを見るだけでうんざりしてしまう。

ちなみに私は目と手の協応が苦手で、検査でもはっきりそれが出ており、おそらく発達性協調運動障害だろうと言われている。

これはどうも遺伝っぽく、母もスポーツには私以上に興味がない。そして私以上に運動ができない。

私達の場合、運動をするにしても、見るにしても、それが人よりストレスになってしまうしくみがあるのだろうか。
逆手にとって、「週3回にスポーツを見る」という習慣をつけてみたら、何か変わるだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とりあえず、運動はもう少し続けてみようと思う。
認知力が改善すると信じれば、堪えられそうな気がするからだ。

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »