応募先に連絡し忘れた
ハローワークに障害者として求職者の登録をし、すぐに応募したい事業所が見つかった。職種も時間も申し分なく、渡りに船かのよう。
すぐに帰って履歴書を書いたら、度重なる書き損じで用紙をダメにしてしまい、パソコンで打ち直した。
職務経歴書と送り状も作ると、二時間以上かかった。前に比べてずいぶん遅くなったものだ。
受付終了ギリギリに郵便局に出しに行ったら、郵便番号を書き忘れていた。これは受付で調べてくれて解決。
その週内には嬉しいことに、面接の日程を尋ねるメッセージが来た。
ところが、
「明日電話をかけてほしい」という文言があって、そのことを夜の間に完全に忘れていたのだ!!
なんで、なんで、こんな大事なことを忘れたのか、自分でも信じられない。
「このことを忘れないようにしないと」と思ったのに。
ただ、冷静に考えると、たくさんの要因が絡んでいる。
一番大きかったのは「明日の何時~何時」と書かれていたことだ。私はこのような相対的な時間表現が覚えられない。これは、自分で「15日の9:30」という風に決めておくべきだった。
しかも電話なら、復唱やメモをするから記憶に強く残っただろうに、文字で送られたのもあって「メモはしなくていいか」と油断してしまった。
あとは緊張によるストレスや(そのせいか)夜更かし、土曜日でリズムが狂っていたのもある。
まるでテストのために、イレギュラーな連絡方法をされたのではないかと勘ぐってしまう。
……
とにかく、夜、携帯に母からの着信が来るまで、丸一日電話をすることを忘れていたのだ。
日中、面接の内容や運良く採用された時のことも考えていたのに……
思えば、書類送付でのミスと遅れの時点から予兆はあった。仕事の基本が全然できていない。障害者雇用とはいえ、こんな状態で就職できるのか?
先方はもう誰も出なかったので、すぐお詫びのメッセージをして、週明けに電話もするつもりだけれど、恐縮と落胆の気持ちでいっぱいだ。
大事な用件を忘れてしまうこと、それ自体は発達障害や二次障害の症状かもしれない。でも、そのことを自覚していたのだから、事前に対策を取れたはずだ。紙に書いて貼っておくとか、機械にリマインドさせるとか。
今回は、痛い教訓としてこれからに活かしたい。
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