新たな症状(不安)とフラッシュバック・退行のようなもの
※この文章はマイナスの感情を呼びさます恐れがあるのでご注意ください。
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症状と言っていいのか、今までにない体験をまたしている。
前から時々、睡眠中にパニックを起こし不安になることがあったけれど、それが日中も起こるようになった。
今週などはもう、職業センターにいても、好きな音楽を聴いていても、数分おきに不安が襲ってくる。
昨日、休止していたロラゼパムを頓服として1錠飲んでみた。
不安はいくらか薄れたけれど、夕方になって急に眠り込んでしまった。
本当はあまり頼りたくない。
もっと真偽不明な話をすると、自我が子供時代に退行している気がする。
前にも古い記憶想起をきっかけにそういうことがあった。
今は特に、何十年も忘却していた
「母親が突然病気になって、まったく別人になったトラウマ」
がよみがえったかのようだ。
エピソードは思い出せないにしても、感覚が小学生の頃にとても近いのである。
その感覚から芋づる式に、様々な光景と、やりきれない感情が浮かぶ。
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私の中には分離不安の記憶が二つあった。一つは先に書いた、母親が発症してしばらく引き離されたこと(>>過去記事)、もう一つは数年前、父をがんで亡くしたこと。
その二つは同じカテゴリに入っていて、どちらも私はなんでもないようにやり過ごしたけれど、今になってその寂しさの塊が押し寄せてきたように思う。
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これは果たして人の心理にとって、良いことなんだろうか。
非科学的な言い方をすれば、さびついていた感情の回路が治療によって復活したのかもしれない。
思い出しても、自分なりに折り合いをつけられれば、結果オーライなのかもしれない。
だけど今のように不安が続けば、また心身の症状が悪化してしまう恐れもある。
精神科医に話せばいいんだろうけど、何か言えばすぐ薬という先生だから気が引けるのだ。
もちろん、トラウマティックなできごとについて話したこともない。
とはいえ今日も堪えられず、ロラゼパムを半分に割って飲んでみた。
そして、実家の母に電話をした。
いつも嫌々電話を受けているくらいだから「どうしたの」と珍しがられた。
5分くらい理解不能な話をされたけれど、元気そうだった。そして、これを書いたことで少し動悸が落ち着いた。
いずれカウンセラーに頼るとして、セルフヘルプを手探りで進めようと思う。
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