「僕の大好きな妻」と再就職不安
ドラマ「僕の大好きな妻」(原作:僕の妻は発達障害)を見ている。
正直言えば、タイトルがちょっと近づきがたかった。
私はヒロインのように多弁ではなく、味方もほとんどいない。
家族に見るようにすすめても知らんぷりで、やるせないから見たくないと思う時もあった。
だけどいざ見始めると、羨望を抱くこともなく、温かく見守りたいと思えた。
第5回は派遣で働き出して、うっかりや空気の読めなさを理由にクビにされる回だった。
こちらは過去の職場を思い出して泣きそうになった(直近では>>)。
世の中、特に企業社会は、どうしてあんなに他人に厳しいんだろうと思う。
「ちゃんとしなさい」と厳しく当たる人が、本当にできる人とは限らない。
本人が自覚していないだけで、マイナス面を少なからず持っている。
前の職場はそれを象徴していて、私は情け無用の完璧主義な上司達につぶされてしまった。
ただ、接していると、「本当に彼女らは精神的に成熟していて、健康なのか?」と疑問を持った。
ドラマでは、クビにした上司にヒロインが障害を明かし、直球で向き合おうとしている。
展開が気になってしかたない。
今、障害者職業センターというところで、長期の支援を受ける希望をしている。
障害者就労の前段階に当たるものだ。
手先の作業はもちろん、比較的得意だったパソコン事務もミスだらけだった。
短期記憶が衰えているし、目が対象を認識するより早く、手が勝手に動いてしまう。
ブランクや加齢のせいもあるとはいえ悲しくなった。以前はそんなに間違えなかったから。
内職は続けているとはいえ、月に5千円ももらえない。
派遣型の有償ボランティアも、依頼がパタッとなくなってしまった。
カウンセラーは、スピードを求めない、ゆっくりできる仕事を選ぶのがいいと言っている。
でも、こんなに不器用で不正確で、その上コミュ障で年も行っている自分を、受け入れてくれる職場があるんだろうか。
何かと自信がなくなっている。
良いことを書けば、最近はおっくうさが減って、体をよく動かすようになった。
ストラテラのおかげか、ジプレキサのおかげか、それとも暑さによる血行改善のためか・・・・・・はわからない。
"定型"の人が、いつでもこんな風に動けるんだとしたら、とてもうらやましい。
« 過剰一般化自伝的記憶OGM | トップページ | 夢を見るようになった+視覚がおかしい »
「コミュ障・対人」カテゴリの記事
- 慰労会〜しゃべれない、聞こえない〜(2023.10.17)
- 新しい職場で中鬱(長文)(2023.02.10)
- 言語的エピソード記憶が出てこない(1)(2023.01.30)
- 新しい職場で軽鬱(2023.01.19)
- 新しい職場でスルー?(2022.11.21)
「ポジティブなこと♪」カテゴリの記事
- むずむず脚症候群の治療薬で認知改善??(2024.06.06)
- 記憶力がなくなり、また戻ってきた(2024.05.22)
- 白モードに悩む(スマホ脳?)(2023.11.24)
- 上半期の体調のまとめ(空白の脳内)(2023.09.07)
- コンサータ、ストラテラ調整後の体調(2023.04.19)