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2022年5月15日 (日)

何の病気でもない

昔話だけど、大学では記憶とフロイト系心理学を学んだ。修士では視覚、体性感覚などを扱った。

仕事では医療データを広く浅く扱う資格を取った。精神科の受付もした。介護の勉強をして認知症や高次脳機能障害の現場も見た。そして親の看病。

ブログのベースはその辺りにある。とはいえこの程度ではプロではない。だから、もどかしい時がたくさんある。

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日に日に時間が失われている。痛みや身体の不調も、今まで味わったことがないレベル。

精神科、脳神経外科、内科と渡り歩いても、「○○は異常がなかった、△△は××科に行ってください」、その繰り返し。

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このループを20年以上、ぐるぐるぐるぐる回り続けている。

円を俯瞰して見てくれる専門家がいないのだ。

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今の精神科に何年か通っていて、取り乱したことはなかった。でも、この日ばかりは症状の急速な進行が不安で泣いてしまった。

感情的になるのは、自分では新しい薬の離脱だと思っていた。ところが結果的に、その薬を増やすことになった。

???

原因がわからない中で、薬だけが増えていく。もし急変してもコンタクトが取れないのに。

家族には、ネットのしすぎでノイローゼになったと思われている。だから他のことを考えないで集中しろと。

何かが噛み合っていない。

誰かに理解してほしい。専門家や当事者とつながってヒントがほしい。支援やリハビリを受けたい。

でも、私は何の当事者でもないんだ。もしかしたら一生。

カルテには診療報酬の関係で、抑うつ状態と書かれるかもしれないけれど、うつっぽくなったのは物忘れのせいであって、矛先が違うんだ。

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