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2021年10月

2021年10月26日 (火)

左手に殺されるかもしれない

コンロでフライパン(取っ手が取れるタイプ)に水を沸かしながら食材を洗っていて、

「水が少ないから、フライパンをこっちへ持ってきて足そう」とした時、

ジュッという音と激しい痛み。

え?

左手でじかにフライパンの縁をつかんでいたのだ!

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幸い、左手を直前まで流水にさらしていたおかげで、中指の軽度の熱傷だけですんだ。

もし乾いた手だったら、今これを打つこともできないほどの大火傷だったろう😱

なぜ、こんなことが……?!

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「左側のフライパンは火にかけられていて熱い」という情報が、頭の中で欠けていたか、伝わるのが遅かった。

「早く水を入れなくては」「左側のフライパンを取ろう」と思考したにも関わらず、「熱いから直に触ってはいけない」と判断しなかったのである。

触ってからも一瞬、「何で?」と思ってしまった。

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このような現象は何年もかけて少しずつ進行し、最近は特にひどい。

左手が私の取ろうとした物と全然違う物を取ったり、持っている物を突然、わざとかのように落としたりする。ひどい時はナイフの刃を握ろうとさえするのだ。

前頭葉の遂行機能が出す司令が、正しく左手に伝わっていないのか?

それとも、遂行機能(意志)が二つに分かれてしまってるのか?

左足も、左手ほどではないが、時々そういうことがある。

……

この症状が治らなかったら、そのうち私は、左手(左側?)のエラーによって殺されてしまうかもしれない。

2021年10月23日 (土)

ストラテラ再増薬後の体調

前回までの通り、あまりに調子が悪かったので、ストラテラ(アトモキセチン)は元に戻した。

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希死念慮とネガティブ独語、汚言は間違いなく減った。嗜好も元に戻った。

ところが、身体中の痛みと重さはあまり変わらない。ちょうど、急激に気温が下がったのもあるかもしれない。

それはストラテラの血中濃度が下がると思われる夕方と朝に酷くて、他の薬では改善しない。

何ヵ月か前に書いた、夜や起床時の不調もそうだったんだろうか。

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うっかりや失敗は、減ったかどうかわからない。

痛みに意識を取られているのと、感情の波が平坦に近づいて、エピソードをあまり思い出せなくなってしまった。

これを読み返してもなんだか文章が味気ない。

集中力は上がっても、注意をあちこちに向けるのが苦手になっているから困ったものだ。

不器用さや時間感覚についても書きたいけれど、思い出して書くのが厳しいので、また次回。

2021年10月16日 (土)

続:ADHD治療薬減薬後の体調/不随意"言動"

前回:ADHD治療薬減薬後の体調

また何日か経って、明らかに減薬の影響と思われるのは

 ・あちこちの痛み、倦怠感
 ・空腹感(だけど前より食べられない)
 ・甘い物を求める
 ・気死念慮、ニヒリズム、汚言

おそらく、関連していると思われるのは

 ・言動が細かくコントロールできない(傍から見るとガサツ)
 ・感情の復活傾向
 ・熟睡感、夢の増加

よくなった部分としては、前よりもいろいろなことが気になるようになり、部屋の掃除やメモ・日記書きを積極的にやるようになった。

また、抑うつ気分とは裏腹に、外界の事物がより認識しやすくなり、コントラストも強く見える。

むしろ、遅刻ぎりぎりや忘れ物、カバンの開けっ放しなどは減っているのだ。

 

ここからは閲覧注意です。

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困るのは特に、「死にたい」「殺したい」という自動思考的な脳内独語。

けさも外出先で口に出せなかったせいか、ひとりでに「しにたい」と書いていた。右手で。

私の本心は決して、自分も人も殺したくない。

だけど心の中の声がそう言ってしまうのだ。

駅のホームに立つのが怖い。刃物を手にするのが怖い。

それを健康な人に理解してもらうのは、難しいことだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・

服薬中はやっぱりその観念が減る。あと、確証はないが、コーヒーを飲むと増える気がする。

耳(聴力、聞き取り能力)はかなり悪くなった。

 

同時に、不随意運動、不随意言動 もよりひどくなっていて、これはあとで書くけれど、原因が全くわからない。

これらの困りごとを調べれば、かならずと言っていいほど「ドーパミン」という言葉が出てくる。

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自分の心なのに、自分の意思と反することばかりしてしまう、そんな毎日がとてももどかしい。

体の"障害"は、体が思うように動かせないことだけれど、私達の"障害"は、頭と口が思うように動かせないこと。

例えば、小児の発達障害でも、ルールにそぐわない言動をしている子供が、本当に本心からやっているとは限らない。
普段はまじめな子ならなおさら。
自分勝手にやってるように見えて、実は、アタマが、カラダが、心のいう事を聞かずに勝手にやっているケースもあるはずだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分で自分を殺してしまうかもしれない、暴れてしまうかもしれない、そんな不安と闘っている。

薬を戻しても、パズルのピースを抜いて戻すように100%元に戻る、とは、全然期待していない。

やっとのことでバランスをとっていた積み木の、真ん中を抜いてしまったようなものだと思う。

他人に理解してもらうことはもはや諦めている。

これを医師に話しても、薬を戻して、強い薬がプラスされるだけでしょうね。

 

 

2021年10月11日 (月)

ADHD治療薬減薬後の体調

ストラテラ(アトモキセチン)減薬して、それが原因かわからないけれど、あきらかに前と変わった現象をメモします。

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・憂うつ気分
 消えたいという意味の言葉が、一日に何十回も浮かぶ。つい口をついて出てしまう。

・独語、汚言(症)
殺す、ダメ、ふざけるな、といった、マイナスの言葉を口にしてしまう。書き言葉や非言語では起こらない。汚言(おげん)といってチックやトゥレット症候群で見られる現象に似ている。母親(統合失調症)でも時々見られる。減薬が影響している可能性は高い。

・シャンビリ感?
初めて知った言葉。抗うつ薬などの離脱症状であるらしい。自分は頭の奥や手足にゾワゾワとしびれるような不快な感覚が出る。

・食欲
一時的に食欲が増えたが、前より食べる量は減った。ただ、好きでなかった甘いものを欲するようになった。

・脱力感、倦怠感
手足に力が入りにくく、声が小さくなった。業務中もすぐ疲れてしまうようになった。

・痛覚の増強
今までにはなかった、腰痛や首回りの痛み。頭痛、胃痛、手荒れの痛みも強い。もしかしたらノルアドレナリンと関連しているかもしれない。

・腫れ、炎症
手先、歯茎、喉など体のあちこちが、細菌に感染したような腫れを起こす。胃腸炎なども。薬との関係はわからないが観察中。

・睡眠
前よりも短時間で熟睡感が得られ、さらに毎回のように長いドラマ仕立ての夢を見る(以前は断片的な光景が多かった)

・自律神経の変化?
更年期やPMSに似た症状。逆にそれまであった、喘息に似た症状や、夜のパニック発作は減った。

・カフェイン、安定剤
それらを前よりも取りたい衝動が強くなった。逆にアルコールへの関心は低下している。

・思考の変化
平穏で生真面目な思考から、シニカルで怒りっぽく、大雑把な思考へと変化。仕事も手抜きをしたくなることが増えた。憂うつ感と少し関係しているかも。

・情動~言語系の変化
話し言葉が前より出てきやすくなった。感情表出がしやすくなった感じもある(観察中)。ただ、書き言葉は何かまとまらないというか、じっくり書けない感じがする。

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ちなみに、健忘や不注意、物を落とす、物にぶつかるといった症状は、薬の増減と関係なく続いている。

2021年10月 7日 (木)

つくられた鬱

この10日くらい、ずっと希死念慮がひどい。

無意識の独り言も増えた。内容は疲れたとか、死にたいとか、もうダメだとか、ネガティブ独語ばかり。

減薬で増えた食欲はまた減った。その代わり、前は見向きもしなかった甘いものに依存ぎみ。

早朝覚醒もする。一日を通して眠気が前より少ない。

うつ気分はPMSや更年期(そしてストレスや季節)でも起こり得るから、ストラテラのせいかはわからない。

もともと、双極性障害の疑いも強いし。

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とにかく、このうつ、鬱、は脳内ホルモンバランスの変化によるものと思われる。

だから、死にたいという気持ちがよぎっても、それに取り込まれちゃいけない。

それから飲酒はできる限り抑えること。ここに酒が入れば、破滅的気分がエスカレートしてしまうかもしれない。

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いわゆる大うつ病と違うのは、仕事や家事がある程度できるのである。ただ、反応が鈍いしミスも増える。そして頭の中は悲観で真っ黒け。動けるから逆に、自分が何をしでかすかコントロールできなくて怖い。

今までは数日、長くても1月足らずで鬱モードから抜けられた。

今度はどれだけ続くのだろうか。

2021年10月 5日 (火)

続・ストラテラ減薬/救いにしていること

ストラテラ(アトモキセチン)、6年前後使ったが、そもそも量が足りていなかったのかもしれない。参考>>

2錠を2回に分けて飲んでいたけれど、2回目がどうしても忘れてしまう。
午後の遅い時間に飲むと眠れなくなるから、朝一度に飲む。
そうすると胃が気持ち悪くなってしまい、午前中が辛くなる。

他の忘れっぽい人はどうやって、薬を一日2回、3回と忘れずに服用できるんだろうか。

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減薬からたぶん10~14日くらい。

・食欲が1.5倍くらいに増している。
・アルコールやコーヒーも際限なく飲みたい欲求を抑えている。
・関係あるかわからないが、希死念慮とイライラと脱力感、病的な焦燥感がある。
・以前、コンサータを朝飲んで、夕方効き目が切れた時によく似ている。
・うっかりや不器用は増えもせず減りもせず、悪いまま。
・言葉が前にもまして出にくくなった。

前はいろいろなことが書けたのに、今は自己分析もしづらい。
忘れたのか忘れてないのかもわからない。

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そんな中で、救いの一つは"音楽"。
テンポ早めのインストゥルメンタルなどを流していると、精神的負担が少なく動くことができる。

もう一つはスマートスピーカー。参考>>

もう一つは仕事である。
これは人によるのだけど、もともと私は一人っきりで家のことや自分のことをやるのが一番辛くて、働いている時は注意の向けどころがある程度決められているから、気分が楽なのだ。
ただし、対物・対人で大きな問題を起こさない限り。

ここまで書いてたら、頭の中の黒板がリセットされたようで、何を書けばいいかわからなくなってしまった。また次回。

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