続・忘れてはいけないことばかり忘れる人
とにかく原因はわからないけれど、「酒を飲んじゃいけない」と強く思うと酒を買いに走り、「酒を買いに行こう」と強く思うと買いに行けなくなる、みたいなパターンを何十回も繰り返す。
・幼少期からで、それはほとんどが誰も見ていない静かな時に起こる。
・自分の逆行動は過去のマイナス体験の多さに連動する。
・家族や職場の指示を受けてすぐならできる。
・切迫時やとっさの判断ならできる。
・喫茶店や歩行中の方がやりやすい。
・時期や薬、栄養?によって変動がある。
というところまではわかってきた。
以上はTwitterのメモ。こう書くと、心理学の基礎で習った古典的な防衛機制や、それがエスカレートした"神経症"がイメージされる。
………
そうか、やろうとか、やらねばと思い続けるからできないんだ。
と気づくだけでも変わった気がする。
言いたい言葉と真逆のことを言ったり、ふたを必ずゆるくしめてしまったり、スポーツが苦手だったり、
あらゆる失敗が、どこかでつながってるようにすら思えるのだ。
ブログも11年やってきたのに、これらのことに思い至らなかったことが、我ながら不思議でならない。
神経症的なものなら、かえって意識しない方がいいと思う。意識しないように意識する、というのは簡単ではないんだけど、その辺はカウンセリングの分野が得意なはずだ。
今まで受けた、自律訓練、認知療法、マインドフルネスなどは功を奏していたと思う。
できなくなった案件や、これから起こりうる失敗を、どうやってリセットするか。
一つ確実な対策は、自分の行動を、良いことも悪いことも、評価せずニュートラルに記録し続けること。
それも、実はずっと昔からあるやり方なんだ。
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