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2021年9月13日 (月)

続・忘れてはいけないことばかり忘れる人

とにかく原因はわからないけれど、「酒を飲んじゃいけない」と強く思うと酒を買いに走り、「酒を買いに行こう」と強く思うと買いに行けなくなる、みたいなパターンを何十回も繰り返す。

・幼少期からで、それはほとんどが誰も見ていない静かな時に起こる。

 ・自分の逆行動は過去のマイナス体験の多さに連動する。

・家族や職場の指示を受けてすぐならできる。

・切迫時やとっさの判断ならできる。

・喫茶店や歩行中の方がやりやすい。

・時期や薬、栄養?によって変動がある。

というところまではわかってきた。

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以上はTwitterのメモ。こう書くと、心理学の基礎で習った古典的な防衛機制や、それがエスカレートした"神経症"がイメージされる。

………

そうか、やろうとか、やらねばと思い続けるからできないんだ。

と気づくだけでも変わった気がする。

言いたい言葉と真逆のことを言ったり、ふたを必ずゆるくしめてしまったり、スポーツが苦手だったり、

あらゆる失敗が、どこかでつながってるようにすら思えるのだ。

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ブログも11年やってきたのに、これらのことに思い至らなかったことが、我ながら不思議でならない。

神経症的なものなら、かえって意識しない方がいいと思う。意識しないように意識する、というのは簡単ではないんだけど、その辺はカウンセリングの分野が得意なはずだ。

今まで受けた、自律訓練、認知療法、マインドフルネスなどは功を奏していたと思う。

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できなくなった案件や、これから起こりうる失敗を、どうやってリセットするか。

一つ確実な対策は、自分の行動を、良いことも悪いことも、評価せずニュートラルに記録し続けること。

それも、実はずっと昔からあるやり方なんだ。

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