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2021年5月

2021年5月31日 (月)

忘れる、間違える、落とす理由?

たまに行く場所で待ち合わせがあり、案内には「東駐車場」と書いてあった。

私は迷わず集合場所へ行ったが誰もいない。

そこで気づいた。間違えて「西駐車場」へ行ってしまったのだと。

………

位置を間違えたのではなく、「東」という語の意味を、本来の西と確信していたのだ。

そのように、私は🔸語義を正しく認識できない故のうっかり🔸をしょっちゅう起こす。

別のパターンもある。

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顔に、美容クリームと間違えて湿疹用のステロイド剤を塗ろうとしてしまった。

どちらも、青っぽい筒状の容器に入っていたからだ。

これは、🔸物の意味を言語的に思い出せなかった🔸ゆえの間違い。

………

そこで、こんな仮説を考えた。

「自分のうっかりの多くは、非言語的な記憶やイメージと、言語的な記憶やイメージを、うまく結びつけられないためではないだろうか。」

だから、よく忘れてしまう事柄は、うまく言葉にできない内容だったり、逆に、言葉から連想がしづらい内容だったりするのではないか。

検証は簡単で、過去の失敗や今後起きる失敗を、この観点で振り返ればいいのだ。

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例えば、月に二回書いて提出しなければならない用紙があるが、よくやり忘れる。そのタイトルは漢字の羅列で覚えられない。だから手帳にも「月二回出す紙」なんて書き方をしてしまう。

あるいは、物を床に落としたり、ぶつけたりする失敗も、似た観点で説明できないだろうか??

2021年5月26日 (水)

神経内科で拍子抜け

また、書きかけの記事を消してしまった。

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やっと神経内科。遅刻や忘れ物はしたものの、無事に受診することができた。

同世代の物静かな医師。問診票に左側の失敗ばかり書いたせいか、半側空間無視や手足が対象に動くかの検査、その後CT。

脳腫瘍や脳梗塞は見られず、精神科的な症状だろう、ということで終わり。

私としては、他にも時間感覚のことや、不思議の国のアリス症候群のこと、左側の反応が遅いことなどについて詳しく知りたかったし、MRIや神経伝導検査も受けたかった。

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もし物理的な精密検査を受けるとすれば、それはもっと顕著な症状が出た場合なんだろう。

それに、精密検査を受けて何らかの異常が見つかったとしても、ものによっては予防や治療のしようがない。調べても仕方ないという見方もできる。

それでも現実として、自分が認知機能のゆがみのせいで真剣に困っているのは変わらない。

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脳卒中やパーキンソン病などは、リハビリテーションを受けるという策がある。

ただ、原因不明、あるいは軽中度の精神疾患、あるいは成人発達障害などでは、リハビリや訓練を導入という話にはなかなか持っていきにくい。重度の場合はデイケアがあるけれど、私達はせいぜい、医師のわずかなアドバイスに沿うか、個人で手探りでやっていくしかない。

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幸い、自分は認知科学や神経心理学の勉強をしていたし、今の業務もそれらとやや関わりがあるので、不具合を起こしている原因さえわかれば、自力でリハビリを始めることはできる。

 

神経内科ではしんどさが理解してもらえなくてがっかりしたし、正直悔しいから、必ず今の困難を軽減したい、と思う。

 

2021年5月18日 (火)

早く神経内科へ行きたい

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脳MRIを受けたいと思い、来週神経内科を予約。かかりつけの精神科がある場合は紹介状を持参しないといけない。幸い電話依頼で出してもらうことができた。

増量したADHDの薬、ストラテラは55mg。これにナイ○シンやサプリ、副作用防止の胃薬、人に会う日は安定剤。

ストラテラを増やしてからは、精神的な元気度が増した気がする。

ナイ○シンは飲み忘れた数日と比較すれば、飲んでいる日の方が調子がよい。具体的には後日。

……

ただ、衰えた機能、特に左側の失敗と、時間絡みの認知力はなかなか戻らない。

例を上げればきりがないし、うまく表せない。

……

何よりつらいのは、周囲が自分の状況を理解しない(あるいは周りに明かせない)ことだ

改善のためには、薬だけではなく「集中する環境」が必要だと思う。不本意なタスクは極力減らしたい。ただでさえ落としたり汚したり忘れたりで、余計なタスクが増しているから。

マインドフルネスのように、雑刺激から離れて注意力を解放できればよいのだけど、周りはこれでもかこれでもかと懸案を押し付けてくる。

自分の脳内で何が起きてるか、客観的に示すような証拠でもあれば…

そういう意味でも、神経内科的な異常があるかどうか、早く知りたい。

2021年5月 9日 (日)

続、末期的な物忘れと不具合

味方がいないので手前味噌になるけど、我ながらこの状態でよく持ちこたえてる方だと思う。

もう毎日、何がなんだかわからない。

今、頻繁にTwitterやブログを書くのは、例えるなら難破中の船で、発見されるかもわからない手記を遺すようなもの。

それも、思い付いてペンやスマホを手にした頃にはもう、抜けてたりする。

……

加齢なのか、健忘症なのか、精神疾患なのか、それとも微細な脳障害なのか、わからない。

今出てるのは、ADHDの薬と、過緊張を和らげる薬と、サプリ。

ただ、若い時に脳のことを専門にやっていたのはよかった。

10年前、物忘れをテーマにしたブログを作り、様々な検査や治療を受けたことも。

なんとなく、どの部位とか、どの物質がうまく働いてないのか、何が原因として考えられるのか、当たりがつくからだ。

可能性のある病気は山のようにあって、それゆえ、改善策を定めるのも難しい。

……

長い間、物忘れと闘ってきて、わかっている改善策が一つある。

日常が立ち行かない時は、頭がやってきたことを、何かに代理してもらうことだ。

脳トレだの治療だのは、困難が軽くなってからやればいいと思う。

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2021年5月 4日 (火)

末期的な物忘れと不具合

この春の様子をTwitterからとりとめなく。

☁️☁️☁️

おかしいなと思い始めたのは去年の夏~秋くらいかと思う。

目を開けて横になると、今が何日の何時か、自分が何をすべきか、何をしたいか、全てがどうでもよくなる。

考えたいことが考えられなくなって、考えるつもりのないことがひとりでに沸く、もともとその傾向はありましたが、今はそれが生活を妨害してしまうレベル。

起き上がると、様々なタスク、モノ、情報に圧倒され、頭が混乱し、どこかへ逃げ込みたくなる。

☁️☁️☁️

家を出るまでの支度が思いつかない。かかる時間が逆算できない。

「7時に起きたら出発に間に合わない」ということが、情報としてはわかっても、体感的にわからない。 

その不具合が顕著に出るのが料理。購入日、賞味期限、買い出しのタイミング、調理時間などが何もわからなくなってしまった。

💦💦💦

目や耳、手なども違和感があります。ですが、神経内科の受診すらうまく計画できず、かかりつけの精神科ではうまく説明できないありさまです。

異常と正常が同居していて、とても気持ちが悪いです😢

💦💦💦

そして頭の混乱は、【自宅で起きている時】が一番顕著です。外出時は比較的苦痛が少なく、横になっている時はたとえるなら✈️機内モードなので、負荷が少ないのかもしれません。

続く

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