メンタルヘルスへの疑問
10月10日は「世界メンタルヘルスデー」だったらしい。
どうも一般の(非当事者の)人が思い描くメンタルヘルスという言葉は、私がイメージしているのとは少し違うようだ。
自分や母の症状は、確かに落ち込みやストレスが悪化の引き金にはなるけれども、心理学的な健康を保っていれば防げるという類のものではない。生まれつき、あるいは何らかの原因で神経が変化したことによるもので、臓器としての脳の疾患だと思っている。今、心の不調程度に思われている疾患の中にも、そういう未解明のものがまだまだあるんじゃないかと。
だから、統合失調症や、発達由来のうつ、そこからくる希死念慮などを、「心」の問題ととらえられるのは納得できない。もちろん未診断、未相談の人にとっては、メンタルヘルスケアの啓発は必要だけれど。
今、カウンセリングに月1回、9,000円かけて通い、行動療法などを受けている。心理士は私と同じか少し上の女性で、兼業主婦をしている。心理屋になれなかった自分にとっては、いかんせんコンプレックスを持ってしまう存在だ。話した内容もすぐ頭から抜けてしまって、あまり覚えていない。
9,000円というのは私が以前、丸一日働いて得たような額だし、今となっては月の収入の半分にも満たない。それをカウンセラーは1時間で稼いでしまう。コロナの給付金をつぎ込んではみたけれど、いつまで通えるかわからない。
そんな彼女に自分の負の面やコンプレックスを話すのは、男性心理士に比べて抵抗がある。相手にも深く理解してもらえてないのではないかとなんとなく感じる。だけど、そういう人と正面から向き合い、視野を広げることも大事だと思っている。
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