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2020年6月

2020年6月28日 (日)

音が聞こえすぎ(聴覚過敏あるいは不注意)

デジタル耳栓というのを使ってみた、

見た目はMP3プレーヤーみたいで、人前では説明しないとできないから、何年も使っていなかった。

それが近頃は、TVも人の声も、耳に刺さって痛くてしかたない。なのに人の言葉はうまく聞こえない。

昔から発達症の特性として持ってたのが、何らかの原因で悪化したのでは?

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感音性難聴ではないと思う。それは過去にやってるけど全然違う。

音が聞こえすぎると、すごく神経が疲れる。聴神経ではなく大脳由来のものだとしたら、本来不要な情報として無視(無聴?)される音まで、意識が拾ってしまっているといえる。

しかも自分にとって、意味のある音のまとまりとしては聞こえにくいから、人が話しかけていることや鍋が煮立っていることには気づかないことも増えた。

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で、話を戻すと、デジタル耳栓は、神経の代わりに不要な音をカットしてくれることが使ってわかった。

例えばピョンチャンオリンピックの録画。歓声が小さくなって、実況の声はあまり変わらず聞こえる。

扇風機の音や、しゃべり声に含まれるワンワンしたノイズも減った。

ただ、問題は、電子機器ゆえスイッチがある。それを切るのを忘れてしまうこと。そしてLとRがあるようで、その判別が大変なこと。これは古いものだから、最近の機能はわからない。

2020年6月25日 (木)

本当に認知力が悪い

この半生で5本の指に入るくらい認知力が悪い。
体も気力も復活して、睡眠もそれなりに取ってるのに、忘れることが多すぎる。
前は「未来」と「今」に対する認識は比較的まともで、「過去」の記憶が苦手だったのが、現在は「今」すらちゃんと認識できてない。

それから、この半月ほど、物音が大きく聞こえすぎる感じがする。
声が聞こえてるのに、何を言われてるのかよくわからない時も多い。それは選択的注意ができていないことを意味する。
先日、こういうことがあったから、その後遺症という可能性もある。

twitterを始めたことで、リアルタイムにうっかりを記録できるようになった。2

ここまで書いて(書き出しから10分強)、書くことを忘れてしまった。それくらい認知力が悪い。

物忘れ対策ブログは、ある意味、そうなった時に備えて書いているとも言える。

2020年6月22日 (月)

神経細胞、減少してるでしょ。

はじめてのカウンセリング、仕様書?を書き出して持参し、初回はヒアリングみたいな感じで終わった。「問題がよく整理されていますね」とお褒めの言葉をもらった。それ以外の会話は覚えていない。

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やっぱり最近は調子が悪くて、人と接するとなおさらそれを思い知らされる。見聞きしたことが頭で適切に処理されないし、頭で意図したことが適切な言動として出てこないのだ。まあ、外から見れば単に「ぼんやりしている」。

「さっき何(の話)をしていたっけ」ということを、いつにもまして短時間で忘れてしまうから、話も行動も、色々なことがとっちらかっている。

たぶん、どこかの神経細胞、減少してるでしょ。

正直なところ3日くらい一人でぼーっとさせてほしいけど、日常世界はそんな贅沢させてはくれない。今日はこれ以上打つのはしんどい。

2020年6月17日 (水)

前回の続き/認知力低下傾向

前回のうつ病に関与する可能性のあるウイルスについては、うまくまとめたページが見つけられなかった。

とりあえずWikipediaを。

「HHV-6は世界中に広く分布している。生後13ヶ月における感染率は、アメリカ合衆国、イギリス、日本、台湾で64-83%と高率である。」

ということは、生涯感染しない人の方が少数派なんだろう。>

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初のカウンセリングのことを書こうと思ったけど、この4日間は気力・体力・とくに認知力が経過傾向。何度か道具を取ろうとして落としてしまい、一時はしゃべることすらできず、壁にもたれて何十分も座り込んでいた。

原因は何だろう。重労働をした筋肉痛と対人ストレスは最近大きかったけれど。
気象病(気圧や湿度に影響される)と女性ホルモンの上下は、影響される時と全く影響されない時があるので、プラスアルファ的な要因なのかもしれない。

あるサプリが効くことがあるので飲もうと思ったら、どこへしまい込んだかなくしてしまった。せめてもとプルーンを食べる。科学的にわからない事実はたくさんあるけれど、私に当てはまることがみんなにも当てはまるとは限らない。

2020年6月15日 (月)

うつ病とウイルスの関係について思うこと

うつ病に関する二つの学術的ニュースが6/11と15日に報じられた。

1.うつ病の発症 ウイルスが持つ遺伝子が関与している可能性

2.うつ病の「引き金」物質を確認 疲労やストレスで増加

研究者の元の文書を読まないことには何とも言えないけれど、特定のウイルス抗体の関与が患者79.8%/健康人24.4%というのは、両群に別の疾患が含まれている可能性をふまえてもはっきりした差だ。

2.にはそのメカニズムが書かれていて、疲労・ストレスから潜伏しているウイルスに再感染し、あるたんぱく質を出すことにより脳細胞死や「記憶をつかさどる海馬での神経再生抑制」につながるという。

医学的に詳しいことは???ながら、記憶の話やネズミの実験は専攻とからんでいるからイメージできる。海馬には新しいことを覚える機能があって、心の病や認知症、PTSDでも委縮がみられるといわれている。

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私が気になっているのはもちろん、「うつ病」ではないうつを伴う疾患でこのウイルスがどれだけ関与しているかということだ。
また、うつ病でない「健康な人」自体が人口の何割存在するのか。

そして、このHHV-6というウイルス、普通に多くの人がかかるメジャーなものだと思われるけれど、どのような特性を持つものか、とくに感染性について、コロナが落ち着いた後でよいのでさらに知らせてほしい。

でないと、この情報をにわかに知った人には「ヘルペスは性感染症である」「うつ病はうつる」など、新型コロナウイルスの時と同じく一方的な解釈が生まれてしまう恐れがあるからだ。というわけで、これからの研究や議論で続報があればアップしたいと思う。

ただ、私もこのウイルスかどうかわからないけれど、免疫関係とうつ状態や記憶力低下に関係があることは体感的に思っていた。過去の日記を探ればその発症経緯もわかる。そこがすっきりしたのはありがたいニュースだと思う。

2020年6月11日 (木)

給付金でカウンセリング・・・・・・

10万円の給付金。何に使うか・・・・・・

私はカウンセリングに通うことにした。
1回8000円。あっという間になくなってしまうだろうけど、今行かなくてはいけない事情がある。

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昔取った脳波では、左側頭葉前部に異常な波がある。一般には、この部分に欠損があると言語上の問題が出るといわれる部分でもある。
自分の異常の原因はわからない。だけど、言葉で表したり、言葉を覚えたりすることに、子供の頃から周りの人の何倍も問題があるのだ。

ついでに時間的な認識もすごく苦手だ。これはまた後日。

そのためなのか、視覚的な認知能力は逆に、他の人より得意な感じがする。それゆえ知能は正常範囲とみなされ(アンバランスな機能の平均値にすぎないのに!)私を知る人には何十年も人格や生育環境の問題とみなされてきた。

光トポグラフィーもそう。これはあくまで何か診断がついている人の補助的な検査だけど、言語的な課題に対して、脳血流のはたらきかたが通常と違い、双極性障害傾向という結果が出た。

発達障害にも、画期的な検査法がだんだんと生み出されている。努力しても解決できないメンタルの悩みが実は、フィジカルな問題だったということもあり得るのだ。私はそれに気づくまで15年以上、てんかんや脳外科的疾患ではない、と知るためだけでもだいぶ費用がかかった。そうした消去法の後に、やっと発達障害という診断が下ったのだ。

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給付金を使ってそういった検査をするというのもありかもしれない。
自分のうつ状態もまた、基本はフィジカルな原因だと思っている。そこにメンタルな問題が追い打ちをかける。そのメンタル面を解決するためにカウンセリングに行く。

 

2020年6月 6日 (土)

名もない人だって頑張った

8日が経って薬は完全に抜けた。酒も薬も飲みたいと思わない。体力はない代わり、気分も上がり調子だ。例えば、溜まっていた洗い物を済ませることができた。普段なら朝飯前のこと。かたや、不調の時の辛さは、洗濯物を干すというだけでも、まるで東京タワーのてっぺんまで階段で登るくらいおっくうだ。

注文をつける人はいても手伝う人はいないから、家事をやらなければ5日でも10日でも溜まる一方。食材も傷んでいく。だからとにかく身体を動かせるようになることが先決。

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主婦という仕事は、家族に顧みられなければ、誰にも褒められない、感謝されない仕事だ。だから労働量が増えても、パートなりボランティアなりをしたかった。それが自粛要請で望むようにできなかった3ヶ月。

メディアでは医療関係者をはじめ、様々な職種の人に慰労の声が送られた。それは当然の話。ただ、私は最近ひねくれた見かたになっていて、自分が社会の役に立たず、人に迷惑をかけるばかりの人間に思えてきてしまったのだ。

もともと世の中のほとんどは、私達のような、資格も賞もない、ネットで注目されたこともない、人付き合いの少ない名もない人間が占めている。むしろ時々、小さなことで非難される(マナーを間違えたとか、ペーパーを2パック買ったとか)。

リハビリやサークルを休んだ高齢者も、学校やテーマパークを我慢した子ども世代も、様々な理由で休業、待機を強いられた人たちも、もちろん仕事のない主婦も、みんな頑張った、労わるべき人だ。自粛や衛生活動は間違いなく、新型コロナウイルスの拡大防止に一役買ったはず。

かかってしまった人には非が無い。運が悪かっただけで、私だって何度か風邪を引いたから、それのどれかがコロナ(またはインフル)だった可能性もある。

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個人的な考えだけど、2月頃から急に、世の人が"ステレオタイプな勧善懲悪の思考"に走り始めた気がする。コロナ禍が戦争になぞらえられたように、第二次大戦についての本やマンガで見た人の様子にも似ている。

今でもそうだ。特定の人達を賛美して、特定の人達を悪役にして、多くの人が当たり前のように我慢を強いられる、自分も長い間、その心理に巻き込まれていた。兵役に行く資格を得られなくて己を責めた人のように。

だけど、今回の騒ぎでやっと、目が覚めることができた。自分みたいに名もなく役に立たない人間がいたって、別にいいじゃないか。生きてさえいれば。

もう不要不急の自己否定はしない。

2020年6月 4日 (木)

正気に戻ってきた

振り返れば、5月29日の夕方から見当識がおかしくなっていた。6日経った今日、アルコールと薬は完全に抜けたがうつ状態は戻らない。3時から5時は比較的調子がいいのでこれを打てる。

いろいろなことをしでかしたらしく、言われれば思い出すことはできる。

なぜこんなことになったのか。社会的、生理学的、環境的、きっかけはいくつでも思いつくけれど、どれが因でどれが果なのか、どうにもわからない。ただ、いったん気分低下の坂道を転がりだしてしまうと、あとからあとから悪いことが絡まってきて、普段はコントロールできることもできなくなってしまうことはわかった。

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今までは4%以上の酒を飲まないように、そして薬が抜ける時間にしか飲まないようにしていた。ところが、久しぶりの仕事の前にも久しぶりに頓服を飲み、その癒やしのために買った5%のアルコールが、たまっていた鬱憤を開放してしまったのだ。

……

今もやっぱり消えたい衝動と闘っている。そうしたくないのに勝手に湧いてきてしまい、意識もあいまいで、自分だけではどうしようもできなかった。もしこの状態で死亡したらそれは私の意志ではなくて"事故"だ。

家人の理解はない。胃腸もやられている。だけど、昨日よりは元気になったし、怠けたいわけじゃない。3週間前は今の5倍は動けていた。心理的な救いはないのだから、悪い習慣を抜いて、良い習慣を取って、物理的に治していくしかない。

2020年6月 2日 (火)

うつの谷は超えた(引き続きメンタル注意)

うつの真っ最中は文字も書けないと言われる、確かに3日間はそうだった。行動してたのに記憶がない。ただ、私の場合はどこか一歩離れた場所で自身をモニタリングする余裕(?)がある。

眠れない、話せない、食べれない、口の中は副作用で苦い。目をぼんやり開けて一点を見つめ、夕方になると少し活動する。そして何もできなかった自分を責め、家族に申し訳なく思う。家族は互いに放置。弁当で済ませたようだ。

ただ、洗濯掃除買物は私がやらないと誰もやらないから明日には動かないと。

入院、なんてできるわけがない。医療機関もまだバタバタしてるし、6/19まで県外の家族も呼べない。

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母が38歳の時、似たうつ状態でしばらく入院した。だけど私と違い錯乱妄想があった。退院後の母は親戚の家で面倒をみてもらった。それに私はもう小六だったからたいていのことはできた。

今の私はどうすればいいんだろう。目を開けていると、死という概念ばかりが頭をただようし、家族の声や雑音が耳に突き刺さって苦しい。ドクターは酒と薬を辞めろと言った。土曜に改善してなかったら入院か。じゃあどうやってこの無力感や孤独感に対処すればいいんだろう。

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