啓発デーとカミングアウト
春は双極性障害デー、発達障害啓発週間、統合失調症デーと、自分たちに関わる啓発デーが続く。
私はネット以外では発達障害のことを内緒にしている。親の疾患もごく少数の人しか知らない。とはいえ症状は隠せないから、陰で色々なことを思われていても仕方ない。ちょうど更年期やPMSの症状と似ているので、実生活ではそれを言い訳にしてきた。親のことも「歳でボケてしまって・・・・・・」とごまかしている。本当は理解してほしいと思いながら。
医療に対する世の知識不足や思い込みは恐ろしい。たとえば新型コロナでは、差別ともいえる不当な扱いがあちこちで起きている。医師や看護師、その家族が地域で疎まれたり、感染者の個人情報がSNSで探られたり。特定の職業の人が公的な補助を受けられなかったり。
私から見ると、差別をする人には「自分はそうなりたくない」みたいな感情があるんじゃないかと思う。
かといって、正しい知識を話そうとすればうんざりされるかもしれない。私も正直「ハートネット」のような番組はあまり見たくないから。あるいは当事者同士で分かり合おうとしても、深刻度の違いですれ違いが起こり得る。
どの疾患にしても、<軽視されすぎ>も<怖がられすぎ>も当事者にはつらい。有名人がカミングアウトしてくれると敷居は少し低くはなるんだけど、個人での啓発というのはなかなか難しい。
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