せまい日本、そんなに急いでどこへ行く
自転車に乗っている時、すれ違えない歩道で人とかち合う。
待てば通れるんだけど、次から次へと人が来る。
しかたなく車道に出ようとしたらそちらからも人が来る。
さらに車道寄りに行こうとして、車に引かれそうになる。
……
こんなささいな失敗にも、裏の要因がある。まず、私は急いでいて何人も待つ余裕がなかったし、本来左側通行すべき道を習慣的に右から通っていた。そして、車道側からは自転車や車が来ないと予想していた。
タイトルの言葉は、私が子供の頃、テレビなどでよく言われていた標語だ。
この国がいま、世界的に非難されそうな過ちに走っているのも、仕組みはたいして変わらない。待つことができないし、もともと待つ余裕を持っていない。普段なら譲り合う道も無理やり通ろうとする。
とはいえ人のことを言ってもしかたないので、私は変わらず、自分の周りにある様々なリスクを減らすように努めたい。
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