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2020年2月

2020年2月28日 (金)

気から病になってしまった

ADHDの、全員ではないかもしれないけど、締切の直前など危機的状況になると人が変わったように(ホウレンソウを食べたポパイのように(→古い?))気力が出ることがある。経験的には、いつもはダラダラな神経伝達物質、たぶんアドレナリンとか、ノルアドレナリンとかが過剰なイメージ。だけど、いざ山を越えるとどうなるか。

二、三週間前、ニュースの見すぎやら張り切りすぎやら夜ふかしやらが重なったせいで、今調子を崩してしまった自分がいる。

長引く微熱、あちこちの痛みと機能低下。部屋は汚れ、軽い喉風邪までもらってしまった。未知のウイルスがはやり始めたというのに、普通の風邪すら防げないなんて……

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いつもは人に会う時しか安定剤(ロラゼパム)は飲まない。だけど今はほぼ毎日にした。医者でも何でもないけど、体の健康危機には、心の健康増進がひとつの予防材料になると思うから。

ひとつだけ、この折に発達障害でよかったことがある。人間関係が苦手ということだ。だから遊びに出られないのは残念だけど、話す人数はあまり変わらないし、ストレスで減る寿命は稼げる。だいたいメンタル系というのは、ウイルスよりも高確率で死に近いところにいるのだ。とりあえず今はのんびり、でも有意義にすごそうと思う。

2020年2月25日 (火)

せまい日本、そんなに急いでどこへ行く

自転車に乗っている時、すれ違えない歩道で人とかち合う。


待てば通れるんだけど、次から次へと人が来る。


しかたなく車道に出ようとしたらそちらからも人が来る。


さらに車道寄りに行こうとして、車に引かれそうになる。


……


こんなささいな失敗にも、裏の要因がある。まず、私は急いでいて何人も待つ余裕がなかったし、本来左側通行すべき道を習慣的に右から通っていた。そして、車道側からは自転車や車が来ないと予想していた。


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タイトルの言葉は、私が子供の頃、テレビなどでよく言われていた標語だ。

この国がいま、世界的に非難されそうな過ちに走っているのも、仕組みはたいして変わらない。待つことができないし、もともと待つ余裕を持っていない。普段なら譲り合う道も無理やり通ろうとする。


とはいえ人のことを言ってもしかたないので、私は変わらず、自分の周りにある様々なリスクを減らすように努めたい。

2020年2月18日 (火)

思い込みの強い母に育てられ

母は神経の病気なのもあるけど、昔から本当に思い込みが強い。会話の7割は(大小の)思い込みである。

たいていのパターンは

「役所からこんな知らせが来てたよ。支給金がもらえるんだって」

「お金を払えだって?そんなの詐欺に違いない。」

「違うよ、この書類を出すと、○○金に上乗せしてお金を振り込まれるんだって」

「そんなことヘルパーさんは言ってなかった、怪しい。こないだもおかしな手紙が来たし、事務所に電話する」

そして

「電話の様子がおかしい。やっぱり詐欺だ」

などと、よけい思い込みを強めてしまう。

その代わり、私と違ってうっかりなくしたり、思い出せなかったりということはほとんどない。

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COVID-19、通称新型コロナウイルスのニュースに対する一部の人の反応が、まんま母と一緒で驚いた。

特に「○○は意図的に××しようとしている、メディアは隠蔽している」

という不確定情報を信じ込んだ人達の行動がどんどんエスカレートして、人を巻き込んでいる。

「大丈夫です」などと言おうものなら、「嘘だ」「何も知らないのか」「何かあったら責任とれ」と脅しに近い言葉が返ってくる。

今までも世紀末や大災害など、人を不安にさせるような出来事の時にネットでよく見かけた現象だ。

何より母が不安になるとそういう言動になる。根拠のない誤解を解くのは、根拠がないゆえ本当に難しい。
母には聞こえないものが聞こえてしまうからなおさらだ。

・・・・・・・・

少なくても、私が母に対してしてきたことは、事実を小出しにする、すぐに伝えないこと。隠蔽主義になってしまうんだけど、そうせざるを得ない場合もある。

例えば、「友達とけんかした」などと言えば相手の家に「電凸」してしまう人に、なかなかネガティブな話はしづらい。(ほしかったのは慰めであって報復ではない)

発症前からそうなので病気のせいとは言い難い。そんな母を安心させられるのは家族ではなく、「信じている人や機関からの情報」くらいだ。まあ、それは専門職の人や自治体だからよかったんだけど。

なので私は、相談とか愚痴とか、そういうことを母親にほとんど伝えてこなかったし、ネガティブな話をすることに(こう見えても)
罪悪感があるし、ついでに、なんとなく人の思い込みを見分けられる本能がある気がする。

2020年2月15日 (土)

続・思い込みの重なった失敗

前回の失敗、そもそも知人が部屋に来たのは、ある封筒を郵便受けで受け渡すためだった。私はまさか呼び出されることはないだろうと思いこんで、気づくチャンスを見逃した。

行き違いは解決したけど、今度は肝心の封筒が見つからないトラブル発生。

探して探して、考えて、消去法で二つの可能性にしぼって、結局、違う部屋のポストに入っていた。相手が私の反応がないため動揺していた可能性もあり得る。

ただ、最初から自分で動いていれば、相手がミスってもすぐにフォローできたのを、自分が間に人を入れた(作業を丸投げした)せいで解決が遅くなってしまった。

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郵便受けといえば、ある家に投函しようとしてたら、届け物が塀の向こうの地面に落ちてしまったことがあった。二つの郵便受けがあり、古い方はただの穴だったのだ。

人に話したところ、「そりゃふさがないのがおかしいでしょ」と言われたけど、家主からすれば「普通は間違えないでしょ」と思ってるのかもしれない。

二つともよりによって、なんだけど、ありえない偶然+普段の行動パターンが裏目に出たのは確かだ。最近はそういう失敗が多い。

2020年2月13日 (木)

思い込みの重なった失敗

昨日は何を書きたかったのか、自分でもよくわからない。


今日もまた大失敗してしまった。知人が私とアポをとっていたことを、事前にも事後にも気づかなかったのだ。ほとんど解決済みだけど。


……


ミスについて、ハインリッヒの法則というのがある。


〈1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する〉


今日の失敗も、考えると10 以上の見落としがあった。携帯の通知機能が死んでいたし、時間や体調の問題もあった。だけどいちばん多いのは


思い込み


だった。「相手はこう動くだろう」とか、「今の音は〜だろう」という、様々な思い込み、その一つでも疑って確認していれば、失敗はおきなかったはず。


思い込みは確認よりエネルギーを使わないから、忙しい時やおっくうな気分の時は特に多くなる。ツイてない時というのは(少なくても私は)そういう時だ。


相手もまた多少の思い込みを持っているから、よく知らない人だったり、行動パターンが違ったりすると、よけいに行き違いの確率が増えるんだと思う。

そう書いている間に、通知無しでLINEが来ていた……このブログも時々表示が狂うし、機械は絶対、という思い込みも改めなければ。

2020年2月 4日 (火)

上がって下がって

起きた瞬間、「今日はダメモードだ」とわかった。

ブログも二回書きかけを消した。

夜になっても調子が戻らない。

物理的な心当たりはまったくない。むしろ、よい習慣をフル活用してたくらいだ。

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心理面を挙げれば、家族と接していて、自分がやりたいことがなかなか叶わないことを実感して、失望感に包まれていたのは確かだ。

家人には、家事を分担するくらいなら働いてほしくない(その代わり出費は極力我慢すべき)、と言われている。それが私には、「あんたの人生を尊重するつもりはない」と言われているように思われて悲しい。

体中が重だるくて、目を開けているのも疲れる。

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