頭の黒板、視覚に引きずられる
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本来なら、脳の前頭葉にはメモ帳のような層になった黒板があって、そこに書かれたことは簡単に消えることはないはずだ。
例えば、
出かけようと外に出る→「あっ、水筒とゴミを忘れた」と考える→取りに戻る
ここまでが普通のうっかりだとしたら私の場合、
取りに戻る途中で近所の人に挨拶される→頭の中がそのことでいっぱいになる→何を取りに来たか忘れる→目に入ったゴミだけを持って来る
頭の黒板が、ちょっとした新しい刺激でも消えかかってしまう。
・・・
やれと言われたこと、やろうと思ったことを、実際にやったかどうかわからなくなってしまう時もある。
対象のものを「見た」「触った」という記憶は比較的よく残る。
だけど、「聞いた」「言った」「体を動かした」という記憶の方は実感が低く、過去の行動や空想と区別がつかない、その点で自分は生まれつきおかしい。
幼児でも、視覚優位型の発達障害の子は、見たものに引きずられ、指示に従えなかったりする。だけどこちらはもう大人だから、仕方ないではすまされない。
大事な場面では不必要な刺激を減らすとともに、「頭の黒板」は消えるもの、という前提で私達は動くしかない。
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