「対象喪失の乗りこえ方」
久々に加藤諦三先生の本を開いた。
ラジオ人生相談でおなじみの心理学者。
お年を召しても、神経症者全否定の断定調はぶれてない。
喪失対象を人に限らず、名声や権力などをからめて、最後はやっぱり幼児期の親との関係に収束するんだけど、
その中に
「私が私でないものになることによってしか続かない人間関係は、壊れた方が幸せである」
って言葉があった。
もっと早く、10代のうちにその考えに出会いたかった…
もう一つ、自分への憎しみと他人への憎しみに関する記述があって、たまたまテレビでも似たことを言った外国の子供がいた。
人の心を傷つける人達って、(自己愛が強いように見えながら)実はその人自身が自分を嫌い…
逆に私もその一人じゃないかって。
そういう解釈をしたら、なんだか色々なことを容認できる気がした。
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