最期の夢
お盆だから?
あの世へいく夢を見た。
…
遊園地みたいに、トロッコのような乗り物を並んで待って、
それぞれ3人1組で乗り組む。
乗り口では、トロッコが次々と坂を下り、
トンネルへ消えていく。
その待っている間に、
臨終を受け入れる心の準備をしていた。
「もう逝く時間だ、さらば…」と覚悟して、
乗ったトロッコが走り出した後、
場面は暗転して、何かに生まれ変わってた。
…何だったっけ。
そこで目が覚めて、改めて生の重さを再認識しました。
…
にしても、30数年生きてきたけど
11歳の記憶や、23歳の記憶が思い出せないってことは
過去の自分など死んだも同然なんじゃないかしら。
そして今の私が見聞きし思ったことも、
十年後、二十年後には忘れ去ってるんだろうな。
そう考えるとすごく虚しい。
せめて今を精一杯過ごして、記録に残したいです。