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2012年8月

2012年8月31日 (金)

いやな事をトレーニングに

「やっぱり思った通り、病気じゃなかった。
病名探しをしていただけでしょう?」

家で物忘れのことを話せば、胸をえぐられるような言葉の攻撃。

 生まれつきだから、
 意識が足りないから、
 会社でちゃんと鍛えられてないから、
 忘れるんだ。

 女性は仕事をしないで、家事と家族の世話をするのが努めなのに、
 わがままを言って働いている。
 こちらはもう十分、我慢しているのに、あなた(私)は自分のことばかり。

そんなような意味のことを言われた。
もう私の堪忍袋は、限界までふくらんで、爆発しそうだった。

(注 : うちは未だに地デジも買えない貧乏だ!)

Zasshi

そんな時、どこかで
「家事は前頭葉の訓練」

その言葉を読んで、考えが変わった。

だったらこんな恵まれたチャンスはない!

今までは、
「何で私ばかり?」
「疲れた。面倒くさい」
という思いでやってた。

もうそうは思わない。

~脳を使う楽しみ~
という意識でやろう。

他の家族には、
「何もしなかったら、私みたいにボケちゃうよ!」 

と言っておこうっと。

2012年8月24日 (金)

K立病院神経内科

T助教は、50代の、気さくで話しやすい先生でした。

診察中でも言われたことが聞こえなくなり
「ね?」といわれてハッ!

「話の途中でわからなくなるのは、緊張の強い人によくあることです。
もともと同時に複数のことをするのは苦手でしょう?」

「はい。もともと集中力ないです!」

と答えたら吹き出してました。

現在の状況を書きだした紙を渡したのは正解でした。

その上で言われたことは、

やはり、てんかんかどうかは、どうにもいえない。
少なくても今は、治療を必要とするほどではない。

でも、これは、私の意向として、今しばらくは薬を飲みたくないということを、
先生に伝えたからでもあります。

なので、幻影、幻音、長時間の記憶の消失
などが現れてから

側頭葉てんかんを疑っても遅くはない。

で、両方の可能性があるけれど、今は、てんかんというより
過労によるもの、ということになりました。

同時に、精神科へまた行く必要もないようでした。

Photo_2 イメージ

紹介状の返事をもらい、会計も忘れてボーッとした後、
帰りのバスで冷静になってから気づいたのです。

…じゃあ、私はこれから、どうしたらいいんだろう?

病気ではないんだから、仕事を休む必要はないし、
誰かにサポートしてもらう必要もないし、
失敗しても、言い訳するわけにはいかない。

これからも、家族や同僚から、ずさんな人だとか、自己中な人だと、
思われ続けるのかなあ…?

このまま、てんかんの発作、あるいは精神症状が出るまで、待つしかないのかな?

聞けなかったことが一杯だ…。

先生に「けっこう無理してるのでは?」
と言われた時、
思わず泣きそうになったけど、

「いえ、まあ時間的に一杯一杯なだけです。」

となぜか謙遜しちゃった。

ブログに書けることにも限界があり、
なぜ薬を飲まないのか、何が一杯一杯なのかはまだ書けないけど、

世の中には、色々な事情で物忘れをしてしんどい人たちがたくさんいるはずだから、
自分の体験が少しでもお役に立てば嬉しいと思うのです。

いつかは、「良くなったよ!」と報告したい。

明日から、もうこのことについて、あれこれ考えるのはやめます。

とりあえず、今できることをやろう。

心の矢を外に向けて…

2012年8月21日 (火)

全部同じ日の出来事(長文)

朝、自転車で出かけようとして、
忘れ物に気づいて、途中で止めて取ってくると、
倒れた自転車に、ドアがペコンとなった車…

そう、自転車が倒れて家の車が凹んだんです!
ちょうど小さいシャベルのような形に。

あーあ…

……

次は、1万円以上した好きなメーカーの皮バッグに、
無意識に、飲みかけのコーヒー缶を入れ、
まっ黒く染みて、オシャカになりました…

スカートにも皮の色が血のりのように移り…

……

それで急いで、皮バッグの中身を黒いサブバッグに移すと、
こんどは異臭が…

手をつっこむとネチャっとした食感。

Banana

そう、バナナです!
4日前にサンドイッチを買った時、
おまけでついてきたバナナが真っ黒に…

もちろん、財布も、携帯も、傷んだバナナの臭い…。

大事な書類はないものの、紙類は全部だめになりました。

……

それから、スーパーの電子マネーで1400円分の食品を買う時

レジ「254円しか残額がありません」
私「では、チャージしてください」

と言って財布を見たら、千円札1枚と10円玉しかない!

千円チャージしても足りず、途方にくれてると
レジ「ポイントがありますからお引きいたします」

で間一髪。

夜は車の件の説明をかねて、家族会議。

「物忘れは昔からだった」
「横着が原因じゃない?」
「考えすぎだよ」
「グレーゾーンは病気じゃない」
「こちらも疲れてる」
「仕事やめては?」
「しょっちゅうその話ばかり」

なんて言われたら、さすがに頭にカーッと血が上り、

「何でわかってくれないの?
前はできたんだよ!一杯一杯なのよ!
じゃあいいです!うちではもう二度とこの話しない!」

とタンカを切っておしまい。

はあ、もうこんな思いしたくないよ…

2012年8月20日 (月)

物忘れがMAX

もう、そろそろ、限界。

だけど、うまく説明できない。
この数日間の失敗を書けば、伝わるかな。

・電車でメールをしていて駅を乗り過ごし、戻る電車でまた乗り過ごした

・魚を買ってきて冷蔵庫に一晩しまいわすれ、あわてて調理してまた翌朝まで忘れた

・伝言または折り返しを頼まれた電話数件を、全部忘れた

・同じものを2回買った、買った覚えのないものが生協で届いた

・出かける途中で、役所に持っていくものを忘れて取りにいったら、
家に入って「?」となり、なんとか思い出してカバンに入れたが、
役所には寄らずに電車に乗ってしまった

一人カラオケと好きな歌

携帯が明日まで手にできない上に、PCはネットが接続できず、

人に借りたPCで打った文章は、7割ほどできたところで誤消去orz

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先週、カラオケBOXに行った。
昔は大嫌いだったけど、一人で行き始めてから好きになった。

ネタ帳を作ってるから、検索もモタつかない。
手のひらサイズの電話帳(50音順)を利用している。

Karaoke

中学の時から好きだった歌は、

All by Myself」- Eric Carmen

Bridge Over Troubled Water」-Simon and Garfunkel

Only Yesterday」 - Carpenters

Have You Never Been Mellow」 - Olivia Newton John

訳詞もよく知らなかったのに、調べてみると、偶然どれも、
人生の寂しさとか疲れとか、メンタルな感じの歌詞なんだね。

2012年8月16日 (木)

最近読んだ本シリーズ2

携帯をある場所においてきて、3日間取りに行けないわ・・・

「わかっているのにできない脳(2):エイメン博士が教えてくれるタイプ別ADD対処法」

図書館で取り寄せたら、いきなり(2)だった。
だから、(1)を読まないと、(2)を語ることもできないや。

ところが、そこに気になる記述を見つけた。

「側頭葉型ADDとは、側頭葉の機能不全と前頭葉前部の活動過少が
ふたつながらにみられる状態である。」

「側頭葉型ADDでは、片方あるいは両方の側頭葉で活動が過少
(シータ波が過剰)になっているので、問題になっている側の側頭葉を
対象に訓練(※)するのがもっとも効くように思われる。」 
※ ここではニューロ・フィードバックのこと

「側頭葉型ADDの治療に使われるのは、抗けいれん剤というグループに属する薬である
・・・略・・・これはなにも・・・けいれん障害(てんかん)があるという意味ではない・・・
機能不全のある部分が、よくてんかんが起こりやすいのと同じ部分なのだ。」

Photo_7

一応、私はAD(H)Dとは言われていない。
もともとその気はあったとしても、ADDは大人になって悪化しないはずだから、
たぶん違うと思う。

でも、注意欠陥と、側頭葉と、脳波と、てんかんの薬を
一緒に扱った文章を初めて見たんで、ちょっと興味をひかれている。

・・・

あと、食事療法について書いてあったけど、それは偶然にも
先日聞いた講演の先生とほとんど同じ考え方だった。

ただしこの本だと、食事療法も、あるタイプのADDには逆効果のもあるし、
サプリにしても、投薬中の人は、主治医と相談のうえで・・・とのこと。

それでもまあ、なぜこの栄養素がよくて、この栄養素がダメなのか、
といったことが生化学的に説明されているので、
やみくもに「食べろ」「食べるな」と言われるよりは、ずっと納得できる。

・・・

さて、日本に住んでいる人が、この本をみて「やってみたい!」と思っても、
アメリカと同じような治療をしてるドクターなんて、いるのかなぁ。

2012年8月14日 (火)

アスリートのポジティブ

今年のオリンピック、日本の成績はわりとすごかったと思う!

とくに団体戦で健闘が目立つ。

私の仕事場にも、団体スポーツで活躍している女性、Dさんがいる。

年もだいたい近い。
天然なのはご愛敬。

でもメンタリティはとても叶わない。

快活で、俊敏で、気丈で。

Dさんのクラブの練習写真を見せてもらった。
汗だくで、全身の筋肉を動かし、必死の表情。

なぜ、そんな苦しい訓練を、進んでするんだろう?

きっと、それをしのぐ良さがあるんじゃないかな。

 例えば、努力した分、向上できること。
 それから、指導してくれるコーチと、
 切磋琢磨する、チームメイトや対戦相手の存在。

(まんま「エースをねらえ」の世界?!)

とにかく、並の人よりずっと、自分自身に負荷をかけているのに、
すごく楽しそうだし、輝いてる。

Photo

羨望。

体育で2がついたこともある私。
Dさん達の写真を見て恥ずかしくなり、過去の日記を消したくなった。

「もうさんざん苦しんでる」
「これ以上何もよくならない」と、
あきらめてしまってた。今まで。

Dさんみたいにコツコツと、訓練を積み重ねたわけじゃないのに。

そりゃ、教えてくれる人もいないし、永久に孤独な戦いだけど、
知人や家族、本やネットから、学べることはたくさんあるはず。

あとは、少しでも向上できる何かを見つけられれば…

とりあえず、スポーツしたい!
せめて今夜ストレッチしてみよう。

2012年8月 9日 (木)

病院を紹介してもらう

3時半に寝て、7時に起きる生活。

朝ごはんを食べたかどうかも、わからない。

昼は人の声や生活音があるから
なんとか自分を保っているけど、

一人になると、たちまち左脳の働き(?)が弱まり、
いま何日の何時で、どんな状態なのかも見失ってしまうんだ。

入院や退職をした人がボケる事情が、すごくよくわかる。

1日の数時間でさえ、そうなんだから…

たとえ苦痛でも、私みたいな人は、やっぱり
外界と接し続ける必要があるんだと思う。

Photo_2 イメージ

神経内科の先生の取り計らいで、K立病院の医長さんに紹介してもらえることになった。

ネットで体験者さんからアドバイスもいただき、セカンドオピニオンの必要性を感じていた。

今の病院は職場みたいなもんだから、融通はきく代わり、
知り合いにカルテを見られるのが怖いのです。

先生にはオフレコで補足した。
「親が精神疾患でその辺りも不安なんです。こういうことも向こうで話した方がいいですか?」

「もちろん。私には(仕事の関係で)話しづらい事も何でも話してみてください」

それにしても、こんなことで大きな病院に行っちゃっていいのかしら。

動悸の時みたいに、
「メンタルヘルスは専門外!!」
って態度をとられないかなあ?

2012年8月 5日 (日)

ストレスと化学物質と栄養

知人に誘われて、ある産婦人科医師の講演に行ってきた。
演題もよく知らないまま参加したら、思いもかけない言葉を聞いた。

「体内の毒素を排出するのに、ビタミン(Bなど)が多く使われる」

「ストレスを多く感じると、ビタミンが多く使われる」

一方、
砂糖、脂質、化学物質が、いかに体内環境を悪くするかということ。

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タイムリーだったのは、最近自分が、甘みだけを感じない
味覚障害になっていて、検索したら、
よく言われる"亜鉛不足"のほかに
「洗口剤の使い過ぎ」 っていう説を見つけたことだ。

確かに毎朝、洗口剤を使っている。
しかも、記載された20秒どころか、1分近くゆすいでいた。

洗口剤も一応、薬品と同じ。
胃に入らなくても、口の粘膜から吸収され、
体に入っているのと変わらないはずだ。

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うーん、
今まで、人並みかそれ以上に、
無添加にこだわり、野菜や豆類を取り、
白砂糖の入ったものも、なるべく口にしないようにはしてきたけど、

やっぱり体へのストレス(負荷)が大きいと、
栄養は、それを解消するのに消費されてしまうのかな。

それで、頭に必要な栄養が回らないとか・・・?!

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過去に何度か、母に聞いたことがある。

「私って赤ちゃんの時、何をよく食べていたの」
「ツナ缶となめ茸よ」

(゚д゚;;;

2012年8月 1日 (水)

薬を飲まずに乗り切る?

月に1度の、自分ミーティングなのです。

家ではついボーっとして、無駄な時を過ごしてしまうけど、
人の少ない夜のファミレスなら、適度な刺激があって、
真剣に読書したり、考え事をしたりするのにちょうどいい。

冷房も効いてるもんね♪

Photo_3 イメージ

神経内科でテグレトール(抗けいれん薬)を処方してもらうはずだった。
脳波のトンガリを抑えたら、少し変わるかも?と期待した。

そんなに珍しい薬じゃない。
もし2年前だったら、すぐ試してた。

……

でも、仕事や身内、いろいろな立場を考え、飲まないことにした。

決めた以上、もう誰にも言い訳できない。
通院しなければ、病気じゃないのと変わらないんだから・・・。

少なくてもあと1年間は、薬なしで、仕事とプライベートを乗り切ろう。

コンタクトをなくした

ハードコンタクトなくした…。

昨日ケースに入れた時、ホルダーから外れていたのを見たけど、
液を入れかえるのが面倒で何もしなかったんだ。

そんなこともちろん、翌朝気づくはずがない。

ホルダーにレンズがついてると思い込んで、ケースの中を、ジャージャーと洗い流したわけ!

('Д`)…

コンタクトなくすの何回目だろう?!

たぶん、今までコンタクトとメガネにつぎ込んだ額で、視力回復手術が受けられたよ…。

……

しっかりした人たちが、ブランドや海外旅行を楽しんでる一方で、

私らは、なくしものの代償のために、少ない貯金をはたいているのだな…

……

でも負けない!!

もう二度とコンタクトはなくさない!

視力だって少しでも良くなるよう、頑張るから!

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