最近読んだ本シリーズ2
携帯をある場所においてきて、3日間取りに行けないわ・・・
「わかっているのにできない脳(2):エイメン博士が教えてくれるタイプ別ADD対処法」
図書館で取り寄せたら、いきなり(2)だった。
だから、(1)を読まないと、(2)を語ることもできないや。
ところが、そこに気になる記述を見つけた。
「側頭葉型ADDとは、側頭葉の機能不全と前頭葉前部の活動過少が
ふたつながらにみられる状態である。」
「側頭葉型ADDでは、片方あるいは両方の側頭葉で活動が過少
(シータ波が過剰)になっているので、問題になっている側の側頭葉を
対象に訓練(※)するのがもっとも効くように思われる。」
※ ここではニューロ・フィードバックのこと
「側頭葉型ADDの治療に使われるのは、抗けいれん剤というグループに属する薬である
・・・略・・・これはなにも・・・けいれん障害(てんかん)があるという意味ではない・・・
機能不全のある部分が、よくてんかんが起こりやすいのと同じ部分なのだ。」
一応、私はAD(H)Dとは言われていない。
もともとその気はあったとしても、ADDは大人になって悪化しないはずだから、
たぶん違うと思う。
でも、注意欠陥と、側頭葉と、脳波と、てんかんの薬を
一緒に扱った文章を初めて見たんで、ちょっと興味をひかれている。
・・・
あと、食事療法について書いてあったけど、それは偶然にも
先日聞いた講演の先生とほとんど同じ考え方だった。
ただしこの本だと、食事療法も、あるタイプのADDには逆効果のもあるし、
サプリにしても、投薬中の人は、主治医と相談のうえで・・・とのこと。
それでもまあ、なぜこの栄養素がよくて、この栄養素がダメなのか、
といったことが生化学的に説明されているので、
やみくもに「食べろ」「食べるな」と言われるよりは、ずっと納得できる。
・・・
さて、日本に住んでいる人が、この本をみて「やってみたい!」と思っても、
アメリカと同じような治療をしてるドクターなんて、いるのかなぁ。
« アスリートのポジティブ | トップページ | 一人カラオケと好きな歌 »
「うっかり・失敗・物忘れ」カテゴリの記事
- 数秒前の記憶がない(超長文)(2024.10.09)
- "悪化"するADHD??(2024.09.11)
- 「自分」が夢になっていく……?(長文)(2024.07.11)
- 記憶力がなくなり、また戻ってきた(2024.05.22)
- ぼんやりしているように見えて過覚醒(超長文)(2024.05.02)