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2011年8月15日 (月)

15歳のノートより

「唯一の悩みは、わたしに友達ができないことなの。さびしくてさ。
自分の性格が悪いからじゃないかとも思いました。」

 

「あわれんでくれる人もいました。けれどその人たちも、
ホントにわたしと友達になりたがってるわけではなさそうです。」

 

「どうしてわたしは、人と仲良くすることができないのでしょう?
こんなに近づきたがっているのに。
勇気がないのでしょうか。こだわりすぎているのでしょうか。
それとももともと、わたしが冷たいのでしょうか。

 

居場所もなく、頼りもなく、生きがいもない。つらいです。」

 

 

「ともだちって、どうしてできるのかわからない。」

 

 

「わたし ちがうのかな人とは。
人にわたしの存在を認めてもらえないような気がします。」

 

「15年間で、わたしは何を身につけた?愛される何を、つくりあげた?
言葉も気持ちも通じなくて、知らぬ間にひとりぼっちになってしまう、
それがN子の生涯でしょうか?」

 

「わたしには自分が、ないんですね。
人はわたしを知ることができないんです。」

 

「”わかりあう”って何だろう?
人と人は、どうしたら、心をひらきあうことができるのだろう。

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