15歳のノートより
「唯一の悩みは、わたしに友達ができないことなの。さびしくてさ。
自分の性格が悪いからじゃないかとも思いました。」
「あわれんでくれる人もいました。けれどその人たちも、
ホントにわたしと友達になりたがってるわけではなさそうです。」
「どうしてわたしは、人と仲良くすることができないのでしょう?
こんなに近づきたがっているのに。
勇気がないのでしょうか。こだわりすぎているのでしょうか。
それとももともと、わたしが冷たいのでしょうか。
居場所もなく、頼りもなく、生きがいもない。つらいです。」
「ともだちって、どうしてできるのかわからない。」
「わたし ちがうのかな人とは。
人にわたしの存在を認めてもらえないような気がします。」
「15年間で、わたしは何を身につけた?愛される何を、つくりあげた?
言葉も気持ちも通じなくて、知らぬ間にひとりぼっちになってしまう、
それがN子の生涯でしょうか?」
「わたしには自分が、ないんですね。
人はわたしを知ることができないんです。」
「”わかりあう”って何だろう?
人と人は、どうしたら、心をひらきあうことができるのだろう。
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