奇跡の脳を読む異常な脳
今、ジル・テイラーという神経解剖学者が書いた
「奇跡の脳」という本を読んでいます。
彼女は37歳で脳卒中になり、
左の言語野が正常に機能しなくなってしまったのです。
ジルが発症から体験したことには共感できる部分が多いです。
思考の視覚化、知覚過敏、聴くこと話すことの困難、時間と身体感覚の喪失…
彼女ほどひどくはないけど、
もうそれとずっと付き合ってきたし、
逆に彼女がうらやましかったのは、
脳卒中でも身に起こったことを克明に覚えていたり、
理解ある家族、治療者、友人に囲まれていたりしたことです。
だけどこれを読んで、
「私も絶対に変われる!変わりたい!」
と思いました。
引用↓
「挑戦して、挑戦して、また挑戦しなくてはなりませんが、
かすかな手がかりを得るまでは、
1000回やっても何の結果も得られないかもしれません。
それでも、挑戦しなかったらなにも始まらないんです。」
そして、
自分が成し遂げた小さな成功に注意を払い、
喜ぶことが回復につながる という内容のことを書いていました。
いい意味でとても心を揺さぶられました。
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