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2011年6月

2011年6月29日 (水)

とにかく糖分はやめよう、当分

エビリファイ6日目。
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一時期、味覚障害みたいになったけど、まあ慣れてきた。

この数ヶ月、体重が落ちて中2の時のレベルになってしまっている。
食べる量は減ってないのになー。

せっかくやせても嬉しいどころか不安。
糖尿病の場合も、認知に影響が出るって言うからね。

しかもエビリファイって血糖高値の人は要注意なんだ!?

2011年6月28日 (火)

子どもみたいな失敗だ

エビリファイ4日目。

同僚とお昼を食べていて、
「聞いて!この前上司がムカついたのよ〜」
というエピソードを相手が話し始めた時、

ひどいですね、みたいなフォローもせず、
「あの人って何でもオーバーにいいますよね」
って言いたかったのを、

「オヒレ…オヒレ…オヒレ…」と口ごもり、
しまいには
「私も…」と自分の話にすりかえてしまった。

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またある時は、
私が連絡しないと納入できなかった備品を、
まだ来ないんなんて困りますよね!なんて自分で言ってて、
しかも上司にクレームを入れさせて、恥をかかせてしまった。

こういうのをあげたらキリがない。
すごく疲れる。

2011年6月27日 (月)

2歳からのスタート

エビリファイ3日目

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仕事だろうと来客中だろうと
意識がふっとんでしまう猛烈なねむけ。

それさえ堪えれば、大きな副作用はない。

きのうはパソコンでj-popを聞いて感動できたし、
皿洗いも少しはやくなったし、効いているのでは?!

「気分の落ち込みはないんですよね?」
「はい、滅入ったりはないです、全然」
ってドクターに答えたけど、
明るく希望にあふれてるわけではない。

病名もないのにこんなにボケててKYじゃ、
どこ行っても理解されることはないだろう。

希少な友達や肉親の信頼も裏切ってきたし、
不用意に人を傷つける危険もある。
孤立するのは避けられないと思う。

でもだからこそ、

外とのかかわりを避けて、これ以上パフォーマンスを下げるべきじゃない(>_<)
自己否定してストレスを助長するべきじゃない(>_<)

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ダメな自分を肯定するのは難しいけれど、
立場を捨てればなんとかなる。

たとえば、
お話や人付き合いができる前の、2歳の子供にもどってしまったのだと思おう。

また30代に戻るのは無理でも、
小6くらいの精神年齢に戻れるように、脳と心を育てていこう!!

2011年6月25日 (土)

音楽の存在をすっかり忘れてた

エビリファイ1日目。
激しく眠い・・・
でも、いつもより時間がゆっくりと流れていた気がする。

何か、注意力の強化に使えるようなゲームを
探してみたけど、視覚系のは逆に得意なほうだから、
聴覚や運動系を使うのはないかな?と思ってたら

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「なんだ、ピアノがあるじゃん」
と、今日からピアノで遊ぶことにした!

ついでにパソコンにたまっていたMP3も毎日聞くことにした!

ピアノや音楽プレーヤーはうるさいとか邪魔だとかで
おおっぴらにいじってなかったから・・・。

趣味をおろそかにすると本業も効率悪くなる気がする。

2011年6月24日 (金)

メンタルクリニック再び

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精神科を朝予約して夕方に受診できるとは思いませんでした。
前と違う個人のクリニック。

 

「どのような時に物忘れで困りますか?仕事の時は?」
って聞かれたら、メモを見ながらなのに、
「あ…う…」ってなっちゃった。

 

中年の女医さんで、
話してる時に思考がフリーズすることや、
意志より先に体が動いてしまうこと、
メールがまとまらないことなど、
つっかえつっかえ話した。

 

あととっさの時に
似たものを間違えてしまうことも…

 

そして、そのあと
2つの症状のどちらか(または両方の可能性があるといわれた。

 

 たぶん過度に緊張しているからでは?ということで、

どちらにも使われる薬を試しに処方された。

 

エビリファイって薬。

 

緊張かあ…
とりあえず効いてくれますように(>_<)

2011年6月21日 (火)

皿洗いは高度な作業

認知力の低下は皿洗いをしてるとよくわかる。

皿をすすぐ時にとり落としてばかりだし、
食器かごにおく時には、必ずといっていいほど何かにぶつけてしまう。

特に左側が多い。

その上、洗剤を洗い流す前の皿をかごに入れてしまうようなありえないミスも…!

もともとそういう失敗が人一倍多かったけど、さらにひどくなったようだ。

頭に来て、皿やタッパーを何枚か捨ててしまった。

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一方で、そんな自分を見て
「脳のはたらきってこんな風になってるんだな」
と冷静に分析してるもう一人の自分がいる。

昔聞きかじった神経心理学、認知科学の臨床を実体験できる貴重さ。

そういうスタンスでもないと、この症候とポジティブに付き合っていけません。

2011年6月17日 (金)

「噛む 脳」で検索してみると

今日お菓子を食べてて気づいたんです。

食べ物をいつも歯の右側ばかりで噛んでいて、
左側でほとんど噛まないことに。

それは歯並びや姿勢のゆがみで、左が上手く噛めないからです。

・・・今まで意識したことなかった。

ためしに左側だけでにぼしを食べてみましたが、
気を抜くとベロが懸命ににぼしを右に押しやろうとしてる!

重要なことに気づいてしまいました!!

・・・

「噛む 脳」で検索したら、
どうもやっぱり、噛むことと脳の働きの関係は、馬鹿にできないみたい。

私、昔からぜんぜん、食べ物を噛まないんです。
なぜか?
時間がないから。
苦痛だから。(顎関節症?)

噛むことと海馬(記憶)・・・無関係ではなさそう。

・・・

よく噛むだけでただちに問題改善につながるとは思わないけど、
ちょっとしたクセや偏りをただすことは無駄ではないと思うから、
今日から頑張るぞ!=3 左!左!

2011年6月16日 (木)

どうなってるの?私の脳

文章はこうやってかけるけど、異常行動ばかりです。

傘を手に持った瞬間、
室内なのに差したり、

マックのテイクアウトで袋を受け取ったのに
ずっと待ってたり、

ティッシュ配りの人がお辞儀をしたら
お疲れ様ですといってしまったり、

目の前の体温計という言葉が
一分ちかく出てこなかったり、

全部今日の話です。
しかも、

携帯をみながら電車を降りて
改札を出る瞬間に、ひとつ前の駅だと気づき、

階段をおりて乗り換えようとした時に、
着信履歴に気をとられてたら、また改札を出ようとしてました。

すごいでしょ。
どうなってしまったの?私の脳。

でも意欲だけはある。
負けたくないです。

奇跡の脳を読む異常な脳

今、ジル・テイラーという神経解剖学者が書いた
「奇跡の脳」という本を読んでいます。

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彼女は37歳で脳卒中になり、
左の言語野が正常に機能しなくなってしまったのです。

ジルが発症から体験したことには共感できる部分が多いです。

思考の視覚化、知覚過敏、聴くこと話すことの困難、時間と身体感覚の喪失…

彼女ほどひどくはないけど、
もうそれとずっと付き合ってきたし、

逆に彼女がうらやましかったのは、
脳卒中でも身に起こったことを克明に覚えていたり、
理解ある家族、治療者、友人に囲まれていたりしたことです。

だけどこれを読んで、
「私も絶対に変われる!変わりたい!」
と思いました。

引用↓
「挑戦して、挑戦して、また挑戦しなくてはなりませんが、
かすかな手がかりを得るまでは、
1000回やっても何の結果も得られないかもしれません。
それでも、挑戦しなかったらなにも始まらないんです。」

そして、

自分が成し遂げた小さな成功に注意を払い、
喜ぶことが回復につながる という内容のことを書いていました。

いい意味でとても心を揺さぶられました。

2011年6月 7日 (火)

無念のたこ焼きロス

自分へのごほうびに買ってきたタコ焼きを自宅目前で落とした

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自転車のかごから手にもちかえた時、バサッと地面に…
よりによって全部アスファルトに…

アタマにきて、袋ごと家の前のゴミ置き場に叩きつけてきた(`')

270円だから諦めはつくけど
きょうは頑張ったからと、久しぶりに楽しみにしてたのに(>_<<)

最近1日1回は、食べ物関係のものを落とすなあ。
しかも取り上げた直後。

手が、正しい持ち方を忘れてしまったかのよう?!

この前はお昼に卵料理を頼んだらナイフがでてきて、

ナイフをどちらの手にもつのか混乱してるうちに、落としちゃった

しかも足のつかない高さのカウンター席だったから
すごい音で店員が吹き出してたよ!

プライベートがこうだからもちろん仕事もダメダメ。

ツイてない〜って言いたくなるけど
それもやっぱり、カンが鈍ってるからなんだろうね。
きょうはアロマ風呂にでも入るかな。

2011年6月 6日 (月)

つかう言葉をまちがえる

出かけようって時に勢いよく

「じゃあ、帰りましょう!」
と言ってしまった。

恥ずかしい…

錯語というのだそうです。
これならギャグだけど

「○○さんは悪くないですよ」を
「○○さんは悪いですよ」といい間違えてちょっとマズイ(-_-;)

2011年6月 4日 (土)

たたかう相手が見えてきた

ついに神経の先生から結果を聞く日が来た。

MRI検査では、脳卒中や脳血管障害はみられませんとハッキリ言われる

つぎに、脳波の分厚い記録を読みはじめたドクター。
顔が少し曇ってきた。

「うーん・・・徐派・・・F7・・・睡眠時・・・」

そして

「結論から言うと正常ではない、ですね、でも
てんかんかというとそうともいえず・・・グレーゾーンです」

と、ギザギザが飛び出した脳波を指し示される。

3年前にも脳波異常を指摘された自分。
気になって聞いてみた。

「異常があった場所はわかっているんですか?」
「ここです、左の側頭葉の前部」

ああ~。やっぱり・・・。

側頭葉といえばまさに、
聴覚・言語・記憶・感情をつかさどる部位じゃないですか。

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しかし、この脳波所見と私のボケとは無関係なのではとドクターは答えた。

それに、発作がなければまだ薬を飲まなくてもいいということで、
また数ヵ月後に再検査をすることになった。

Kage

というわけで、ある程度安心はしたものの、
結局、このボケに対する医学的な答えは、まだ出ていない。

でもやっと、自分がたたかうべき相手が、ハッキリ見えてきた気がする。
たとえ診断がてんかんだろうと、精神病だろうと、発達障害だろうと、
向かう先は同じだ。

とにかくなんとか、小学生レベルでいいから、
まともに暮らせるだけの判断力と会話力をとりもどしたい。

そのためには、脳にまだ余力がある30代のうちに、
残ってる機能を総結集して、ダメな部分をおぎなわなくては!!

2011年6月 3日 (金)

ちょっと恥ずかしかったこと

遠くの席の上司が後ろから
『〜さん、今日昼あいてる?』
と言うから
『いえ、今日は作業があって…』
と答えると
『昼ちょっと手伝ってくれない?』
『いえあの、だから、昼は厳しいんです』
『じゃその時○○もってきて』『??』

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よくよく見たら上司、耳に受話器はさんでた。
恥ずかしい〜orz

私の返答には上司きづかなかったけど、周りの人が見て見ぬフリしてたよ〜。

でも最近、日常のエピソードを少し覚えられるようになった!

言葉そのまんまは思い出せないけど、なんとなくニュアンスで。

感情が少し動くようになったのかな♪

先輩とお昼一緒になった時も、かみあわないながら40分話もったし。

できることが少し増えたのは嬉しいぞo(`へ´)o

2011年6月 2日 (木)

ボケてたってできることはきっとある

被災地の第一線でボランティアしてた人の話を聞いた。
やっぱり現場での迅速な判断、臨機応変な行動がかかせないようだ。
うーん、もし加わっても足ひっぱるだけだろうなぁ。

今日も3時半に起きて書類作り・・・
でもぜんぜん進んでない。
アホだねえ。アホだねえ。

人の役に立ちたいとか考えるのは、もっともっと先の話。
とりあえず自分自身を復旧させないと・・・

だけどもう、このボケは、多分ずっとこのままか、
もっと悪化していくのかな、って気もしてる・・・

仕事も家のことも人づきあいもできなくなったら、自分の存在価値ってなんなんだろうな。

・・・って後ろ向きに考えちゃうけど!!

まだ負けないぞ。

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こんなにボケてても、工夫してなんとかやっていけるよってことを
せめてどこかに書いておきたい。

そしたらいつか、同じように困ってる人がそれを知って、役立ててくれた時に、

なんかちょっと貢献できたかなって思えるかも。

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