何ができる?何もできない?
子供のとき読んだ
「風が吹くとき」
というイギリス原作の漫画を思い出して、図書館で取り寄せました。
なにげない老夫婦の日常を、核の脅威が一変させてしまう話です。
「スノーマン」の作者のほのぼのとした絵がらと、
ユーモアある会話がほほえましい一方、
物語は谷を転がり落ちるように展開します…
とても他人事と思えません。
現状が物語ほど絶望的でないのは救いですが…。
この先何十年〜何百年たっても、ぜったいにこの夫婦のような
被害者を出してはならない、
と切実に思います。
だけど、自分に何かできるか?
きょうも、急に具合が悪くなった友人に
「大丈夫?!」と声かけるのが精一杯で、いたわる言葉もでてきませんでした。
友人とは無言のまま解散…
こんな時、自分なら何て言われたいか?過去に何て言われたか?
考えたけどいまだに思いつきません。
こんな、人の身になって考えられない自分が、善意をふりかざすのはおこがましいし、
優しいフリをするくらいなら、いっそ何もしない方がいいのではと思ってしまう。
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