2024年6月 6日 (木)

むずむず脚症候群の治療薬で認知改善??

「右のすねが毎日熱いな」
と思い、検索したら「むずむず脚症候群」の可能性があるらしい。

そういえば毎晩、足の置場がない感じがして寝返りを何度も打っていた。
ちょうど精神科通院の日だったので主治医に話すと、いきなり薬が出た(検査しないのか?!)

クロナゼパム。商品名のリボトリール・ランドセンなら聞いたことがある。
「今年、ロラゼパム断薬を申し出てうまくいったばかりだったのに、またベンゾジアゼピンかー」
とがっかりしたが、抗てんかん薬の位置づけなので、ミオクローヌスけいれんや睡眠時のパニックにも効果があるらしい!

ほのかな期待をもって寝る前に服用したら、足の熱感、むずむずが引いただけでなく、夜、突然死にそうな恐怖になる現象もなくなった。
記憶がないだけかもしれないけど。

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その翌日も不思議な気分で、頭の中を覆っていたもやが薄くなり、物がはっきり意味を持って見える。
ついこの前までは、離人状態のように、何かを知覚していても何を知覚しているのか実感できなかった。
今はその実感というか、「自我」を取り戻した気がする。

薬自体の作用?
それとも睡眠の質が上がったから?
コンサータでも、抗精神病薬でも、こういう体験はなかったのでびっくりした。

前に書いた通り、自分の不具合のいくらかは、神経の過剰興奮であると言えそう。
それがなんという病名になるかはわからないけど。

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ところが、いいことばかりではない。

リボトリールを飲むようになってから、誰かが憎いような、世界を滅ぼしたいような、ネガティブな気分がひとりでに浮かんでくるのである。
物騒な言葉が独り言で出ることもある。
このネガティブ独語はストラテラの減薬の時にもあった。

それから、職場の人と話したり、人に親切にしたりするのがおっくうになってしまった。
気力がないというより、善人のベールががはがれてしまったかのようだ。

脳内のノイズが抑えられて本性が露呈したのかもしれないし、あるいは社会性の機能まで抑制されてしまったのかもしれない。

でも、今の方がより感情が近くて、アイデアも出るようになったのでいいかなと思う(あくまで私個人の場合)。

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さて、この薬はベンゾジアゼピン系なので、依存性や認知機能への影響を危険視する人もいる。
私も長期的な影響はわからない。
でも、以前少量のベンゾ系抗不安薬を数年使用して、飲まずにいられないことはなかったし、飲んでも、止めても、認知機能の上下はなかった。

いや、ロラゼパムはリスクという説があったから止めただけで、今まで飲んだどの薬よりも役に立っていたし、眠気以外の副作用はなかった。

神経がザワザワするのを我慢しながら過ごし続けるのと、どちらがいいのか???

2024年5月22日 (水)

記憶力がなくなり、また戻ってきた

去年、部活の役員で、数字や日付だらけの大量書類を処理することになってしまった。
順序の概念が薄い私にとっては重労働。

先延ばしから何ヶ月もネットに逃げ、夜中の3時までスマホを手放せない日が増え、最後は書類を徹夜してさばいた。

ゆるやかに落ちていた認知機能は一気にボロボロに。

「あ、〇〇と書かなきゃ」と机の引き出しを開けて付箋を取り出す間に、何を書くのか忘れる。それが1日に数十件。

話をしていても突然、何を話していたかわからなくなる。

これ、本人にとっては身の毛がよだつほど恐ろしい。一瞬とはいえ「自分がなくなる」のだから。


ただ、1分くらい必死に思い出そうとすれば思い出せることにも気づいた。頭の中にデータはあるはずで、ごちゃごちゃで捕まえきれていないんだと思う。

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脳のどこかは本当に壊れているんだろう。時間感覚が前にもまして速くなったし、冒頭のエピソードも記憶になくて、他人の体験みたいだ。

けれど、他の部位がその機能をカバーして
、新しい記憶の仕方が身についた感覚もある。
例えば、先日できなかった数字の記憶は、テンキーの位置を目安にしたらまた覚えられるようになった。

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小さい頃からそうやって、できない部分を補いながら、今の凸凹ができたんだと思っている。人の認知機能は、一つ二つが壊れても他が補えるように、重複・分散しているのだ。

役員のように断れない用事があることはストレスでもあるけれど、脳を活性化させる機会でもある。

2024年5月 2日 (木)

ぼんやりしているように見えて過覚醒(超長文)

私は20歳で初めて精神科にかかった。対人恐怖症。初めて処方されたのが、抗不安薬のセディールだったのをなぜか覚えている。

そのセディール(タンドスピロンクエン酸塩)を?十年ぶりにまた始めた。ワイパックス(ロラゼパム:ベンゾジアゼピン系抗不安薬)から変えてもらったのだ。

 

いわゆる脱ベンゾをすれば、物忘れが回復するのでは?と期待した。が、新しい薬の効き目が弱いのか、副作用の眠気は減った代わりに何も考えられない。皮肉にも、記憶力を下げると言われているロラゼパムの方が言葉がスムーズに出てきたのだ。

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11、2年前、原因不明のもの忘れで精神科にかかった時、診断の代わりに「過緊張」と言われたことがある。

過緊張???

その時は意味がわからなかったし、ドーパミンを調整する抗精神病薬のエビリファイが出て、「なんで?」と思った。

でも、今ならその意味がわかる。

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私はなぜか定期的にドクターショッピングをし、行く先々で見立てが変わった。統合失調症、うつ病、てんかん、双極性障害……内心では発達障害だと確信していたから、診断や処方に納得できなかったんだろう。

今の医師にたどり着いてストラテラ(アトモキセチン:ADHD治療薬)を飲み始め、色々な薬を試してまたストラテラに戻った。

 そして8年経った今、「やっぱりADHDではないんじゃないか」「ストラテラは逆効果なんじゃないか」「病院を変えたい」と少し思うようになった。

……………………

過緊張とか、過覚醒と言われる状態。

私の場合、はた目にはぼんやりしているように見えるが、実際は様々な思考がざわついているはずだ。でも、必要な情報を捕まえるのがうまくいかない。特に、時系列や順序に沿ってまとめるのが。

意識に上ることをランプの点灯に例えれば、たくさんのランプが一気についてしまい、なかなか消えてくれないような状態だ。

こう書いてみるとADHDの症状のような気もするし、違うような気もする。

ただ、私の対人恐怖症(社交不安)も、統失や双極やてんかんのような症状も、もっと言えば〇〇依存やうっかりや健忘症も、大元はこのよけいな神経の過剰興奮から来てるんだと思った。

現に、目をしばらくつぶっているとチカチカとした光や文字や画像が見える。何かはわからない。

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去年までは逆に、物忘れがドーパミンなどの少なさから来ていると思いこんでいて、コンサータやコーヒーを飲んでいた(逆に眠くなったけど)。だるくなった時は、よく横になってスマホを見ていた。

そうではなくて、もっと神経(特に視覚系)を落ち着かせるべきなんではないか?

答えは今のところわからないし、主治医はこの辺りには全く無関心。私が単体のADHD+単体のうつ病だと決めつけているから、物忘れが進んだと話すと、アッパー系?の薬を増やそうとする。

だけどこちらの頭は真っ白どころか真っ黒だ。本音は仕事も生活もスマホも投げ出して心を落ち着けたい。なるべく、よけいな神経を使わない生活をしたいのである。

2024年4月23日 (火)

ワーキングメモリが壊れた(長文)

抑うつ状態は軽くなってきた。

まず体の痛だるさが収まり、意欲がいくらか戻り、睡眠と食欲も回復した。ネガティブ感情はまだ残っている。


ところが、認知機能は壊滅的に悪くなってしまった。
言葉がなかなか出てこないし、袋に何かを入れるような作業は手がもたつく。物を持っていることを自覚できないのかしょっちゅう落とす。


「確か神経にいいサプリがあったなあ」
と、薬入れを漁ると、ビタミンB12しか思い出せない。


翌日、鉄と亜鉛を思い出した。ところが亜鉛が見つからなくて、入れ物の形もわからない。もう一度探してテーブルに戻ったら、眼の前にあった……

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実はこの状態、2年前にも覚えがある。

過去記事:時間感覚喪失中

記録によると、主治医に統合失調症の可能性を否定され、脳外科でCTを撮ったものの「精神科で相談してください」と終了に。

 

若年性認知症相談に電話して、1件目では冷たくあしらわれ、2件目では、物忘れの原因は80以上あると言われて心が折れた。

 

でも、2ヶ月後の日記には「短期記憶が数十秒もつようになった」とある。その間どう過ごしたかは覚えていない。

 

今も同じで、即時記憶の出し入れがうまくできない。即時記憶とは短期記憶でもごく短い記憶のことだ。

 

「今何をしているのか」「何を見聞きしたのか」を数秒で忘れてしまう。話をしていても、間が空くと何の話だかわからない。仕事は全集中でやり遂げても、家ではボロボロだ。

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私は元々、非視覚的なエピソード記憶を覚えることが苦手で、覚えているスパンが年々短くなってきた。それはおそらく左の海馬か、そこと他の部位をつなぐ経路の問題だと思う。なぜなら視覚的エピソードは何年経っても鮮明だから。

 

だけど今は、他のどこかにも不具合が起きている。できごとを知覚した後にいったんプールし、記憶や感情と照合する機能だ。

しかも得意だったはずの視覚短期記憶さえ、だめになっている。

 

原因は80以上あるとはいえ、思い当たることは10くらいにしぼれる。加齢、ストレス、睡眠不足、スマホのしすぎ、活動不足……

 

まずはその対策をしてみて、効果がなかったら、精神科か神経内科で相談するつもりだ。

 

2024年4月 7日 (日)

抑うつと物忘れの悪化

胃痛が何日か続いて、薬の処方で治ったけど、その頃から抑うつと物忘れがひどくなってきた。1週間以上体に力が入りにくく、自罰・他罰が止まらない。

1つ思い当たるのは、生活習慣病が怖くて糖類と脂質を前の半分以下に減らしたこと。そのうち食事への興味もなくなり悪循環に。ミネラルやビタミンのサプリを足しても変わらなかった。元々糖や脂質が脳でうまく使われない体質だと思われるので、それを減らしたらもっと脳の働きが悪くなったという可能性もある。かと言って食事制限しなければ内臓の負担が大きいし……

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認知機能低下の怖いところは、何を忘れたのかすら忘れるようになると、現状が把握できず、対策も取れなくなることだ。毎日の薬を飲めないし、メモを取ろうとしても準備してる間に抜けてしまう。


まずいと思ったのは、家族の発言にかちんと来て食事を下げた時だ。

「どうしてそんなことするの?」

「さっき、全部食べたくないって言ったじゃん。」

「言ってないよ。」

「そうだっけ?」

じゃあ、私は何に対して怒ってるんだろう。わからなくなってしまった。たった2、3分前のことなのに。


頭に情報が入ってきたのはわかっても、意識から記憶の回路に届く前に消えてしまう。でもその情報に対する感情は働き、身体も反応して動いている。それがすごく気持ち悪い。


1日の中で、私から「私」が消えている時間がどんどん増えている感じがする。記憶だけではなくて、人と話をしていても、Xを読んでいても、心がついて来ない。一年前はここまでではなかったし、5年前とはまるで別人である。(続く)

2024年3月29日 (金)

数字の記憶ができなくなった

ある時期から急に、数字や順序の記憶ができなくなったら??

私の場合は十何年かけて徐々に悪くなってきた。それが今年のいつだったか、仕事で入力する番号、日付を間違えることが増えたなと感じ始め……


前は心の中で繰り返せば1分弱は覚えられたのに、今は白地に黒のパターンとして目に焼き付けないといけない。

一昨日あたりから、1〜10の番号を振るのさえしょっちゅう間違えている。

  

日々の予定も、健康な人なら相対的な時間感覚で予定を覚えるけど、私は相対的な時間感覚がこの10数年?で消えたから、代わりに絶対的な日時で覚えてきた。
数字の記憶が困難だと予定も覚えにくくなって、ダブルブッキングが増えている。

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ついこないだまで数字には「ニュアンス」があったはずだ。3と4、7と8は明らかに違うと言えるような一瞬の感覚、それから大小の感覚があって、色々な番号や価格との対比があって。

それがいつの間にか消え去った。覚えられないのは本当は数字ではなくて、その数字にまつわる直感的なイメージ、脳科学で言うクオリアなのかもしれない。


会話は一応できる。いつもより思い浮かべ辛いけど、まあ成り立つ。

しかも、こうして何百字と打てるのだから、全体的な認知機能障害というより、ごく局所的な不具合ではないかと思う。たぶんCTには写らないような。


脳神経外科、神経内科を受けたいけど、今まで話もそこそこに「精神科で相談してください」と言われてきたから、敬遠されてるようで怖い。


数字が覚えられなくても、障害者雇用ならあまり苦はないんだけど、なんせ私のわずかな特技に統計とグラフィック系があるので、数字の感覚がなくなるのは致命傷。知能検査でも数字の暗唱(即時記憶)が一つだけ抜き出た凸だったのだ。強みがなくなったかのようで辛い。


もしこれが一生治らなかったら??

考えたくない。なんとかして取り戻したい。

2024年3月 2日 (土)

私の健忘症の特徴

ブログを音声で入力。文字はスマホやパソコンで打つより、手書きの方が脳を使うというけれど、やっぱりデジタルの方が便利なので、せめて脳を少しでも使う方法を取りたい。

健忘症には本当に困っている。行きたいところや好きなものすら忘れる。家にいる時は特に顕著で、やることがたくさんあるのに何をしていいか思い浮かばないから、スマホに逃げるか横になる。

 

私は健忘と言っても、見たものや味、手触りなどは人並みに記銘&想起できる。事典的な言葉の意味も人並み。代わりに、音声言語やメロディー、思考内容のような時系列性のある記憶が壊滅的に覚えられない。

例えば、ここまで30分くらい書いて、何を書きたかったのか突然忘れてしまった。「書いた」という自覚はあるのに、読み返してもその時の気持ちに戻れなくて、他人の文章みたいだ。

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人間の脳は本当は起こったことを全て記憶していて、新しいできごとがあるとその記憶と照らし合わせると言われている。自分にそんなことができるとはとても思えないけど、今まで大きなトラブルに巻き込まれず暮らせているのは、無意識にそれをやっているからかもしれない。

健忘の代償として、たぶん子供の頃からやっているのは、時系列性の記憶をそうではない記憶で補うことだ。

⏰予定はスケジュール帳のマスと文字を目に焼き付ける。
⏰メロディーはピアノを弾いて指で覚える。
⏰人の話はイメージとツールを駆使して覚える。

 

ただ、イメージして覚えるのは最近苦手になってきた。意識的に思考すること自体が難しくなっているのだ。それはまた後日書きます。

2024年2月24日 (土)

リスキーな体質と老化

3日に1回ぐらい「自分はADHDなのか?それとも ASD併発なのか?」と考えることがある。「認知機能やメンタルの不具合は、母譲りの統合失調症の症状ではないか?」とも。

主治医は、私が単体のADHD+時々うつ病と確信しているようだ。だから今のクリニックに通っている限り、医療面からこの答えを出すことはできない。


ただ、身体的には明らかなことが色々ある。
私の昔からの体質として
・鉄、亜鉛などのミネラル不足
・血糖値が高い
・筋肉がつきにくい
・LDLコレステロールが高い(痩せても下がらない)

・炎症しやすい

があるのだ。更年期の今は、血管や他の内蔵にも不具合というか早い老化現象が出ている……実年齢+20歳くらいの。

オートミールで元気に…

母もガリガリだけど、やっぱり血糖値やLDLコレステロールは高い。母方の祖母(変わった人らしい)は糖尿病で48で早死にしている。統合失調症と糖・脂質との関係を指摘する研究もある。


栄養学の難しいところは分からないけど、せっかく摂ったミネラル、ビタミン、タンパク質も効いた実感がないから、非効率な使われ方をしてるのかもしれない。


そのことを深く考えずに、若い時には甘いものをむさぼり酒にひたっていたので、自業自得な面もある。けれど、他の人もしてるから大丈夫だろうという気持ちもあった。実際、世の中には食生活が荒れていても元気で長生きな人がいっぱいいるし。

脳回復ドリンク

すぐに命にかかわるものではないとしても、遺伝的には精神も含めてリスキーな体質を引いてしまったんだと思う。

不幸中の幸いなのは、医療の高度に進んだ時代と国に生まれてきて、さらに医療関係の仕事をしていることだ。まあ健康不安があったゆえに医療系を選んだとも言える。

ADHDの診断がついて薬物治療をしていたことも幸いだった。医療費はかかる代わりに、医師に相談しやすいし、定期的に血液検査もするから。

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この2年くらい、栄養を吟味したり運動を取り入れたりしても、心身の劣化のスピードにはとても追いつかない(コロナも2回やってる)。大幅な改善にはやっぱり運動が必要だと思う。それも1日30分歩く程度では焼け石に水だったので、強度なものでないと。

今からなら間に合う、こんな自分でも90代まで生きられると信じたい。

 

今2〜30代の人にはあまり実感がないかもしれないけれど、40歳を超えると事あるごとに衰えを感じるので、ぜひ若いうちから体をいたわってほしいと切に思う。

2024年2月 6日 (火)

解離のあるADHD???(長文)

前回の先延ばしの記事の続きを書こうとして、ネットで情報を漁っているうちに、ちょっと気になる情報を見つけてしまった。

 

「解離」がある場合、ADHDの診断から除外される(かもしれない )こと。例えばトラウマや養育者との愛着の問題がある場合、ADHDに似た症状を呈するという話だ。

 

それで、私はどうなんだろう?今までADHDの立場で物を言ってきたけれど、本当にADHDなんだろうか??と考えてみた。

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先延ばしを自己分析して思ったのは、まず、過去や未来のポジティブな出来事・感情(心理学で言う報酬)を想起しづらいことだ。エピソード記憶が弱いからで、先々の報酬を予想できないとドーパミンなどのやる気物質も出にくい。これは発達障害かわからないが小学校ではすでにそうだった。

 

一方、ネガティブな出来事・感情(罰)については「解離」があるとしか思えない。例えば、自分にムチ打って作業しようとパソコンを開いたら瞬間、記憶がなくなり気づくと別のことをしていた。他にも嫌な出来事だけをきれいさっぱり忘れることがよくある。

 

もっとあからさまな解離もある。伯父の葬式から帰ってきて横になっていたら、半覚醒状態の中で黄色い光が見え、伯父や他の人の声がはっきり聞こえてきた。私にとっては幻覚というより自分の脳が2つに分かれた感覚だ。最近よく起こるようになった。

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母もまた、自分の中に架空の他者を住まわせている。統合失調症とはいえ、その幻覚の言うことは整合性があってまるで別人格のようにふるまうので、私は素人ながら解離(症)もあると思っている。

 

子供らも別の世界へ入ってしまったり、記憶喪失のように話を丸々忘れたりすることが少なくない(ASDグレー)。

肉親に解離っぽい人はいても、自分ほど不注意や先延ばしが多い人がいない、それがちょっと引っかかっている。

 

ところがその解離というものの正体、実は神経科学的にはっきり分かっていないようだ。それでいてトラウマや虐待を踏まえた複雑な議論がされているので、私にはむやみやたらなことは書けない。

 

たぶん精神科医にとっても難しい問題で、主治医には何度も上記のような症状を話しているけど、毎回「ADHDはそういうこともある」で片付けられてしまう。

どっちみち過去の出来事が思い出せないから、幼少期にトラウマがあったとしても実証不可能。皮肉なことだ。

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最近の研究や議論の流れを見ると、十数年後ぐらいにはADHDの診断基準が今よりずっと厳しくなるんじゃないかと思う。それにより誤診が減って正しいケアが受けられる人が増えるなら良いことではある。

 

ただ、明らかな認知機能の症状があるのに本当の原因がよくわからない人たちを、医療や支援者はどう扱っていくんだろう。自分は初めて精神科にかかってから20数年、医師が変わる度に診断名が変わったから、そのもどかしさを体感してきた。

 

去年は、自閉スペクトラム症ASDと併発する"ADHD"が単体のADHDとは別メカニズムだという説もあった。私はASDグレーなので、万が一「ASD特性を持つADHDはADHDではない」という話になれば、どちらの診断からも外れてしまうだろう。心配なことが色々ある。

 

結局、本当に生まれつきのADHDかどうかは確信が持てなかったけれど、なんとなくかかりつけ精神科を変えるか、セカンドオピニオンを受けた方がいいような気がしてきた。

2024年1月11日 (木)

やるべきことがどうしてもできない(1)

年明けから楽しいことが全然できていない。家にいるとぼんやりスマホを眺めてしまう。その時間が日に6時間とか、ひどい時は10時間と病的な長さだ。


本当は家でやらなければいけない課題がある。本気でやれば3時間で終わる作業なのに、毎日毎日、「今日こそやろう」と、パソコンのアプリを立ち上げても、数分後には記憶喪失になり。気づけば0時過ぎになっている。散歩に行くとか、録画した映画を見るとか、そういう楽しいことすら思いつかない。


これがADHDの先延ばしだけなら、ここまではならないはずだ。家事はでき、仕事も休まずこなしているので、うつ状態ではないはず。


スマホ(ネット)依存症になっているのは確かだけれど、楽しくて依存してるわけではなくて、やるべきこととそのストレスを直視しないよう、無意識的に回避している。スマホは現実を忘れるのにちょうどよくできているからだ。やめても根本の問題が解決しなければ、別のものに逃避するだけだろう。

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物事を先延ばしにする人の解決法として、

・段取りを書き出す

・小ステップに分けて少しだけ取り掛かる

・できたことを褒める

などが言われている。これは効果があると思うし、他の作業ではそうしてきた。


ただ、今回のようにこじれてしまうと、やろうとした時、まるでバンジージャンプをやれと指示された時のように恐怖が先に立つ。まるで未来のトラウマのようにきれいさっぱり忘れてしまうのだ。下手すると何日も。

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このパターンで私は論文が書けず、留年したことがある。「時間を無駄にしてしまった」「今日もできなかった」「明日こそはやらなきゃ」、それが何ヶ月と続き、最終的には借金して2回留年した。

ところがいよいよ退学を決意したら、急に火がついた。その後どうしたかは覚えていない。


今回も同じ精神状態。誰かに相談して一緒にやれればいいけど、それができない。だから第一歩としてブログに書いた。

続く

2023年12月19日 (火)

統合失調症だけではないと思う(長文)

前回

精神科に入院している母と面会してきた。以下はだいたいのやりとり。同意は取ってないけど、何かの役に立つと思いまとめることにした。

母は先月会った時より滑舌が良く、体力もついたように見えた。だけど「今日退院する?」と何度も言う。私が違うと言っても全く信じない。

「〇〇、手術はどうだった?」
「私が?」
「〜病で◯日から◯日まで□□病院に入院してたって。」
「入院も手術もしてないよ。」
「Tさんが昨日来てそう言ってたよ。」

↑は会話のほんの一部で、他のエピソードも全部事実ではない。

今年の春まではここまでの記憶錯誤はなかった。あまりにTさんが言ってた、と主張するので「じゃあTさんに聞いてみてよ。」と言うと、目の前でTさんを”呼び出し"、話を聞く母。

幻視があるか確認しようと「Tさん今ここにいるの?」「どんな顔の人?」と聞くと、顔については言葉を濁すが、身長や所属ははっきり答える。たぶん実在人物じゃない。

 

そしてしまいには
「あなた、本当に〇〇なの?目元が違う気がするけど。」

まさかこのセリフをリアルで聞くとは思わなかった。証拠を出しても知らないと言うし、「やっぱり違う、」とすっかり偽物だと信じ込んている。

「面会来なくていいから。全部Tさんにやってもらう。〇〇、お大事に。」
と言われて面会時間が終わった。

 

新しい症状が出ることには慣れっこで、そんなにショックではない。ただ、今後どうなるのか気がかりではある。

調子アップ

知っている人を別人と誤認するのは、カプグラ症候群/ソジーの錯覚といって妄想型統合失症症に多い症状なんだそうだ。認知症ではレビー小体認知症(DLB)によく見られるという。病巣やメカニズムは↓を読む限りはっきりしてない。

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%B0%E3%83%A9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

 

確かに、架空の人物を呼び出せるような認知状態なら、逆に実在の人物が存在しないと感じてもおかしくない。

それでも母は、医師ですら作話が見抜けないくらいまことしやかに話す。私には母が統合失調症だけだとは思えない 。一つは整合性のある幻覚を意図的に創り出せるから。もう一つは今まで統合失調症の治療が大して効かなかったからである。

 

たとえば、私は幼少時から架空の人物のドラマを即興で作る癖があった。細かなキャラ設定付きで。被害的な内容ではなく、同時に別のことを考えることもできた。

不思議なのは、実際のできごとより自作のストーリーの方が記憶によく残ったことだ。

 

母ももしかすると、もともと白昼夢のウエイトが大きい人で、発症以来それを現実と区別する機能が働かなくなってきたのかもしれない。私は2つか3つの病気または障害が重なったと考えている。その+αが何なのかは証明しようがないけど、たぶん自分の未診断の病気または障害と同じはず。母が存命のうちに解明されてほしい。

2023年12月18日 (月)

うつモード

とにかく動くのが辛い。食事も作りたくない。朝起きた時からひたすら帰って寝ることだけ考えてる。なのに次々予定を入れてしまう。

 

去年のブログを見返せば、具合は悪かったけれど自分の状態をよく把握していたなと思う。幻視が見えていた頃も、それだけ周りの世界をよく観察していた。今の私は外に出たがらないし、物を見ようともしない。景色、人の顔、テレビ……情報量が多すぎるから。

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ADHDに合併するうつは、広く調べたわけじゃないけど、いわゆる大うつ病とは違う。何週間も動けないわけではない。ただ、症状がマックスな時はうつ病とそんなに変わらないし、一度回復してもまた再発してしまう。

 

夫に「具合が悪いから寝かせてほしい」というと「仕事や会合は行けるんなら病気じゃない」と言われる。そうじゃなくて、それだけでエネルギーとメモリを使い果たしてしまうんだ。あとは優先度の問題で、具合が悪くても家で寝るなと言うのであれば、仕事を辞めるしかない。

 

役員は、必ず1年はやらなければならないものが、今年は3つかぶった。様々な予定や期限が常に頭の隅にあり、LINEのやり取りも多くてワーキングメモリを消費している。これが不調の一因だとは思うけど、 逆に役員活動が外に出たり人に会ったりする機会をくれてもいた。 チャンスとストレスは紙一重で、調子が良ければ自己成長を後押しする代わり、調子が悪ければ自分を壊してしまう。そのさじ加減が難しい。

2023年11月24日 (金)

白モードに悩む(スマホ脳?)

前にも書いたかわからないけど秋以降のまとめ。


夏に2回目のコロナになったのと、去年より疲労しやすくなったのはあれど、今年の秋は気分的に穏やかに過ごすことができた。


いつの間にか、人と会話が長続きするようになり(当社比)、いくらか感情を交えられるようになった。職場などで全然話してなかった人とも話せるようになった。


それから、この数年悩まされた手湿疹が、今年は11月になってもほとんどない。視覚トラブルや体のこわばりのような炎症系症状も減った。


それは栄養や運動に気をつけたおかげなのか、それとも軽い躁状態に入ってるのか。

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いいことばかりでもない。

時間感覚の異常と記憶障害(というか思考障害)は続くばかり。


去年までは短い時間の間にもいろいろなことを考え、それをおぼろげにでも長く覚えていられたのに、今は自分が何をしているか把握する前に時間が過ぎてしまう。


例えば、今食堂で昼食を食べ始めたはずなのに、次の瞬間には机に座ってる。

なんで??とびっくりする。


たしかに移動した視覚記憶はあるが、その間に意識的な思考が働いてないのだ。


これ、ネットのやりすぎも一因なのかなと思っている。


私はスマホなどで情報を漁り出すと、自分が何者で今どこで何をしているか、何をすべきかを一時的に全部忘れてしまう。スマホをしまっても、書いたことや調べたことを反芻している間は同じ状態になる。


この状態を何と呼ぶのかはわからない(仮に白モードとする)。

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この数ヶ月はさらにエスカレートした。家に帰るとすぐに白モードになり、椅子から動けなくなる。ときには夕食を作ることすら断念する。


 一旦白モードになると、画面を見てようが見てまいが、5〜6時間が体感1時間くらいになってしまう。会話はほぼ無意識にできても、何を話したか全く残っていない。


おそらく白モードの時は、私の前頭葉の一部、あるいはそこからのネットワークがぴたっと止まってるんじゃないかな。

(たぶんだけど、発達障害の人にはスマホ、ネットの登場以前からこの精神状態になりやすい傾向があると思う)


今は仕事や用事の時に覚醒できるから良いけど、もし毎日一日じゅう白モードになっていたら、本当に脳の廃用症候群になるのでは、と不安である。


続く

2023年10月17日 (火)

慰労会〜しゃべれない、聞こえない〜

集団の中にいると凹むことは多いけど、刺激にもなって自分を磨こうと思える。 


土曜にあったある役員の慰労会は無礼講で、3〜4人の輪に分かれて盛り上がり、女性が男性に「〇〇さん、腹黒ーい」なんてツッコむような雰囲気だった。


そんな中、私はろくなエピソードも思い出せず、会話を展開することもできず、何かを話すと「ううん、そうじゃなくて」みたいな返答をされることが何度もあった。


極めつけは喧騒の中で言葉が聞き取れない。APD、聴覚情報処理障害という概念があるけれど、私はまさにそれなのだ。奥の人の声が聞こえなくても「うんうん、そうですね、」とうなずくしかなった。


こういう会ではいつもそうだけど、やるせない気分になる。控えていた酒を5杯飲んでも少しも酔わなかった。

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私は中学・高校で場面緘黙だったから、口数が多くなればあの頃楽しく過ごせたかも、なんて思うこともあった。でも、薬や酒でしゃべりやすくなっても、できないことはできない。それがディスオーダー(障害)というものなんだ。


だったら、集団活動を避けて暮らすか、 それとも恥ずかしい思いをして参加し続けるか。


自分の答えはいまだ出ていない。人に会いたくない時と、会いたくなる時とムラがあるので、気が向いた時だけ積極参加している。


社交上手や記憶上手にはなれなくても、知識を深める、色々な経験をする、体を鍛えるといったことはできるので、それをまずがんばりたいし、 そういう風に奮起させてくれたという意味では、慰労会に参加してよかった。

2023年9月23日 (土)

"思ったこと"を覚えていられない症状2

去年の秋にそんなタイトルのブログを書いてから、この悩みはさらに悪化している。

「いや、あんたは実際思ったことが書けているじゃないか」と言われそうだ。

だけど、今は文字を打つまで自分の思考内容がわからない。思考が意識の中で表象されないのだ。

「無意識に〜してしまった」が頻繁に起きている状態で、今後、スーパーでレジを通さずに品物を持ってきて、後で気づくなんてことも起こり得る。

それに、思ったことが自分の考えじゃないような感覚がある。これがとても気持ち悪くて仕方ない。

思考障害、あるいはブレインフォグというものなんだろうか。

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過去のうっかりを振り返ると、「〇〇しなきゃ」と気づくことはできても、「いつ、どうやって〇〇する」と決める機能が働かないか、ミスしてしまう。

普通はそれを連続して考えるはずなのに、私は後者がもともと弱い。

おそらくだけど、私は「いつ」という時間感覚と、「どうやって」という行為のデータベースが壊れているんだと思う。

最近は特に、「どうやって」が見えない。例えば、食事なんて学生の時から作ってるのに、調理をしていた時の記憶が99%ない。だから毎日食事づくりは手探りだし、段取りが見えないからおっくうである。

体で覚えた記憶を手続き的記憶と呼び、大脳基底核にある線条体という部分が主に担っている。だから手足を無意識に、自動的に動くままに動かせばできることはある。

でも、それを意識化、言語化するのは新皮質の(たぶん前頭前野の)機能であり、私はそっちがダメダメだ。それを専門的に何と呼ぶのかもわからず、検索しようがない。

2023年9月 7日 (木)

上半期の体調のまとめ(空白の脳内)

去年に比べると、 良くなった部分と悪くなった部分と両方ある。

まず良くなった部分は、週に数日パートに行けていることだ。 

生活リズムが整い、 歩く習慣もついた。 人間関係も(障害者雇用という引け目はあるけど)悪くはない。

それから、 この半生でいちばん栄養改善を心がけている。

食物の他、ナイアシン、善玉菌、マグネシウムを常時。

寝不足やストレスの時には他にも色々入れている。

目覚ましい結果はないけれど、代謝が良くなり、何年も悩んでいた手湿疹が治った。仕事も一応スムーズにできている。

コンサータを半年試したけれど、やめてからの方が調子が良い。

先を見通すこと

ところが、認知機能の一部は本当に壊れてしまった。 

何かを思い出したり、推論したりするのが難しい。コロナ後遺症で言われるブレインフォグにそっくりだ。

そして、意識の中に何もない空白の時間が増えた。たぶん、毎日合わせて4〜5時間ぼーっとしている。

どんなに対策をしても、穴の開いた船の水をかき出しているかのようでとてももどかしい。

今まで調べた学術情報によると、どうも今の私は、前頭前野のある領域(下前頭回など)、あるいは前頭前野と他のエリアの接続経路に大きな不具合がありそうだ。

発達障害ではもともと機能が弱い部分でもある。

原因はわからないし、進行するのか回復するのかもわからない。 

……

先日、かかりつけでMCI(軽度認知障害) の検査を受けた。

認知症のリスクを測る血液検査で、これがなんと自費で3万円以上する。だけど、 将来自分を完全に見失ってしまうのを防げるならと思った。

2023年8月11日 (金)

エピソード記憶と時間感覚は悪くなるばかり

この数年、ずっと言語的エピソード記憶と時間感覚の不具合について書いてきた。

色々な薬や対策を試して、メンタルは去年より良くなったけど、上の二つはブログを書くたびに悪くなっている。
今はエピソードどころではなく、リアルタイムで思ったことを覚えていられない。

人と話す時はそれが顕著に表れて、聞いているそばから内容を忘れていく。

何十年も人と会話をしてきたのに、どう会話していいかわからなくなる。
この感覚は、自分でもうまく説明できない。

それから、失語症の人に見られるような喚語困難(例:テレビのような使い慣れた言葉が出てこない)がだんだん増えている。
これを書いている今も、イメージや感情をなんとかして日本語に翻訳しているような気分だ。

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時間感覚は、年齢とともに短く感じるとはいえ、去年の何倍も早く感じるようになったと思う。
実際の2時間が、自分の中では30分にも満たない。

今日知った言葉で、こういう主観的な時間を「カイロス時間」(⇔クロノス時間)と呼ぶそうだ。

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時間が短く感じる原因は一般にいくつかあって、一つは何かに夢中になっていて脳のドーパミンがたくさん出ている時だという。
>>参考

だけど、その場合はおそらく、強い情動や充実感が伴うだろう。
私はそういう感覚はあまりない。

もう一つは、脳の処理がたくさん行われている時は時間が長く感じる(逆もしかり)ということだ。
大人でも、初めて来た場所を歩く時は2回目より長く感じたりする。

私はこの方が近いかもしれない。
最初に書いた症状とからめれば、一定時間に脳で処理する情報量が、前よりずっと減っているのである。

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PCやスマホでだらだらと情報を見ている間も、時間は思ったより早く過ぎる。
前頭前野などが、ぼーっとしているのと変わらない状態になるらしい。

自分の感覚では、時間経過を把握する機能が働かなくなってしまう感じがする

そういった悪癖をなくしたら、時間感覚が元に戻るんだろうか?

まだそこまでは踏み切れていない。情報を集めたり、認知の補助をしたり、何より仕事をする上で、PC・スマホが欠かせないからだ。

でも、"スマホ健忘症"の可能性を排除しないと、他の疾患かどうかも見分けようがない。

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ところが、時間が早く過ぎた、と感じるのはまだましだとわかった。

数日前から、時間経過がほとんど感じられなくなった。
前の時間に何をしてたか、ついこの前までは映像的に思い出すことができた。
それができなくて、早かったのか遅かったのかも較べようがない。

毎日規則正しく過ごして、頭も体も適度に働かせて、十分な睡眠と栄養を摂っていてもこの状態で、もうお手上げ。

2023年7月30日 (日)

ADHDとASDの併発??/コンサータ再中止

最近の研究で衝撃を受けたこと。

純粋なADHDと、ASDに合併するADHDは脳神経のメカニズムが違う、別物かもしれない。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230718-2729710/

https://ircn.jp/pressrelease/20230714_takamitsu_watanabe

神経ダイナミクスって調べてもよくわからなかったけど、脳神経の力学的/動的な機能的結びつきのことっぽい(^^;

診断上単体ADHDな私は、それを読んでアイデンティティが揺らぎそうになった。
以前書いたように、子供の頃からASDの傾向が大いにあったからだ。

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結局、幼少期から(生まれつきかどうかは不明)

 ・言語的エピソード記憶が困難
 ・時間・順序の処理が困難
 ・過敏で負の感情が強い
 ・物理的/心理的ストレスに弱い

それゆえ、遅刻や物忘れ、トラブルも多かった。

これを何という病名で呼ぶかは、今のところ医師の見立てに任せるしかない。
何十年か経てば生理学的に鑑別できそうだけど。

でもASD未診断のままでは、自分自身を真に理解することができないと思う。
周りからも誤解されるし、当事者の輪にも入れない。

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2度目のコンサータは結局、眠気覚まし程度の効果しかなく、 希死念慮や何とも言えない不快感があったのでやめることにした。
ストラテラ1本に戻してからは、そのような副作用がほぼなくなった。

コンサータは脳の線条体などのドーパミンを増やす薬だけど、 母親の病気(統合失調症)は逆に線条体などのドーパミンが多すぎと言われるから、性質を受け継いでいるとすれば逆効果だ。

ますます、自分が本当は何なのかわからない。

とにかく、こうやって書き残しておかないと、調べたことも思ったことも数日で消えてしまうのです。

2023年7月 4日 (火)

改めての自己紹介

改めて自己紹介を書きました。経歴症状にもつらつら書かれていますが、それ以外のことも載せるので、読みたいところだけどうぞ。

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🚃概要と発達特性

ADHDとうつ、健忘症などを持つ更年期の既婚女性です。
発達性協調運動障害もあると言われています。

幼児期から典型的なADHDの特性を持っていました。
ストラテラを服薬して、先延ばしと片付けられない問題は改善したと思います。
忘れ物、遅刻などはいまだにしてしまいます。

自閉スペクトラム傾向(ASD)は診断基準に届きませんが、子供時代はほとんどの特徴を満たしていました。
今でもコミュニケーション障害と感覚過敏はとても強いです。

鉄道や機械も大好きで、他には音楽やレトロなものが好きです。

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🏠家族・人間関係

母親は38歳で統合失調症と診断され、薬剤性パーキソニズムを併発しています。
それだけではない未診断の何かがあると思います。
性格は支配欲と他者依存が強く、私は広義のアダルトチャイルド(AC)でもありました。

自分が10代の時は、異性から心身的な虐待を受けていました。
なぜ親しくなったのかは、母親に性格が似ていたからだと思います。
時には命の危険を感じたこともある"はず"です。
ところが、その数年の記憶はすっぽり抜けて存在しません。

ネット掲示板でできた元メル友と結婚しました。
子供は二人いて、私よりは軽度ながら発達特性を持っています。

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🏣健忘症と治療

30代から物忘れが悪化し、前になかった症状も増えましたが、色々調べた末、自分ではこう考えています。
慢性睡眠不足+ストレスフルだったのと、栄養不足(大量飲酒等)や遺伝的体質で、もともと脆弱だった脳神経が壊れたのではないかと。

それが何という疾患にあたるのかは不明で、主治医とも意見が一致していません。
ただ、私はこの状態が続けば、人より早く認知症の状態になるのではないかと危惧しています。

だから、神経細胞を無駄に壊さないように・少しでも再生できるようにと思っていて、そのために、認知機能維持に良いと言われる活動をできる範囲でやっています。

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最後に、このHPは13年前、自分が自分を忘れないために始めたものですが、同じような人が一つでもヒントを得られれば幸いです。
改めて、よろしくお願いします。

2023年6月22日 (木)

脳波は異常なし

コンサータ、ストラテラ調整後の体調以来、コンサータとストラテラを併用したり、ストラテラのみに戻してみたりしたけれど、どちらの薬も著しく効くということはなく、言い間違いや喚語困難がちょっとずつ増えている。

先月、主治医の紹介の病院で脳波を取った。
だけど、睡眠時の脳波を取るため寝不足で来てください、という指示をすっかり忘れ、土曜日だったので9時近くまで寝てしまった。

もちろん、検査で寝ようと思ってもぜんぜん眠れない。

ただ、意識が薄れて幻覚がもやもやと現れることは何度かあった。

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結果的に、睡眠時のデータも取れていて、「異常波は測定した限りありませんでした。」と。

実はどこかで、異常波があることを期待していた。

精神疾患や認知症とされていた人が、実は側頭葉てんかんだった、抗てんかん薬の服薬で改善した、という話を何度か目にしていたから。それに10年前は徐波や棘波が出たのと、今年は(側頭葉てんかんの前兆に似た)異臭やけいれんも時々あった。

本当に疑うならてんかん専門医にかかって徹底的に調べるべきだったし、異常がないことを受け入れるしかない。

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結局、診察で近況は思い出せず、コンサータに効果を感じないことだけ話したけれど、またなあなあな感じで同じ処方になった。

まだ、物忘れが戻る治療には出会えていないし、その前に原因もわからない。

最近の研究を調べれば、記憶機能の改善にはやっぱり有酸素運動がいいというので、そこに賭けるしかないんだろうか。
あとは前にも書いたかわからないけど、コレステロールや血糖を下げないと。

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昔や今朝の記憶が残らないことはもうあきらめていて、工夫をしてなんとかやっている。

5年前はぜんぜんこんな風ではなかった。
昨日のテレビの内容を翌日人に話せたし、買うべきものはメモがなくても覚えられた。

何より、頭の中がもっと連想やアイデアでいっぱいだった。
今よりずっとのんびり暮らしていたのに。

あと5年経ったらどうなってしまうのか、怖くて仕方がない。

2023年6月 8日 (木)

言葉の代わりに画像で考えるようになった

半月前に入院した母、パーキンソン症状は続いているものの、微熱や食欲不振は回復したようで、来週やっと面会できる。

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私の方は、薬の調整がうまくいきそうで元気にはなったけど、「言葉で思うこと」がうまくできない。

間違った言葉ばかり発してしまうし(錯語)、言いたい言葉が5秒以上出てこないことも多い。

あるいは、静かに目を閉じている時、数年前は4、5 分の間でも色々な連想が広がったのに、今はただただ〈無〉だ。

この文章も書きたいことを考えてから書いているわけではなく、短文を何日かかけて継ぎ足している。

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その代わり、最近は〈画像〉でものを考えるようになった。

前は言葉で処理していた「段取り」「知識」「推論」などを、一連のスライドのような形で思い浮かべるのだ。

それは、病気や怪我で高次脳機能障害を負った人が、代償機能として別な能力を使うのにも似ている。

……

最近は、色々なことをかなりリアルにイメージできるようになった。ただ、リアルすぎて、実際起きてない現象を事実と混同してしまう(例えば、通帳を外でなくしたという偽記憶が生じた)。

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去年に比べて、確かに記憶力は良くなった気がする。忘れていた昔のことも、視覚的に想起できるようになった。

でも、良くなったのは言語と動作以外の記憶だけ。エピソードはもちろん、長年積み重ねてきた知識まで思い出せなくなってきて、今は幼児程度の情報量しかないような感じがする。

中年の今がこの状態なら、5年、10年経った時に自分はどうなってしまうのか。

もう、衰えた認知方法はあきらめて、画像思考・画像記憶という、新しい認知方法で生きていった方がいいんだろうか。

2023年5月24日 (水)

母が動けなくなったこと(悪性症候群?)

経過が人それぞれな病気を話題にするのは難しい。
例えばがんは治る病気だと言われるようになっても、身内には治すことができなかったケースがある。

母の持病である統合失調症も、寛解する率は高くなったから、予後の悪いケースを書けば不安を煽ってしまうかもしれない。
だけど書けばどこかで、啓発・研究に役立つかもしれないとも思う。

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母は治療抵抗性の統合失調症で、以前に書いたような経過をたどってきた。

私がエピソード記憶の取り出せなくなる病気だとすれば、母は架空のエピソードが記憶に入り込んでしまう。
それと推論機能がうまく働いていなくて、しばしばつじつまの合わない言動をする。

治療薬のエビリファイは充分効果がなくて、増やせば錐体外路症状(震えや硬直)が増え、減らせば陽性症状(幻覚など)が増えるというシーソーのような状態だった。

ところが最近、錐体外路症状を減らすため減薬をした数日後、ほとんど動けなくなってしまった。
体が固縮して、手足に力が入らない。声が弱々しくて熱もある。

ただ、多弁と気の強さはいつも以上で、私の呼んだ救急車を一度拒否。
結局、身体疾患は見つからず、精神科病棟のある病院で薬の調整をしてもらうことになった。
ネックだった母の説得も、医師の後押しでなんとかなった。

原因はまだ確定ではないけれど、エビリファイを減らしたことで、悪性症候群を起こしたのではないかと言われた。

確かにリンクに書かれているような兆候があった。ただ、まれな現象のようだ。

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私も以前、ある種の薬を始めたら、うたわれる効果は出ずに逆効果のような症状が出た。
母と共通するのはドーパミン受容体に作用することで、今思えば「過感受性精神病」という状態にあてはまる。
とはいえ二人とも少用量だったから、背景には+αのメカニズムがあると思う。

私は統合失調症と診断されたりされなかったりで、今はされてないけれど、去年から幻視も出てきたし、ゆっくり母の後を追っているような気がする。

真相は5年、10年経てばわかるんだろうか。
その間に色々な研究が進んでほしいと思うし、お互い元気でいることを願いたい。

2023年5月15日 (月)

前頭前野が衰えている?

「18:00に電話をかける」用事があり、音声リマインダーにも登録した。
ところが17時台、家族に「買い物に行こう」と言われた時には、頭の中に何もなかった。
結局18:30過ぎに、その用事にかかわるワードを聞いて気がついた。

今日は、
「アイスを食べたい、でも血糖値が上がらないように豆腐を食べよう」
と冷蔵庫に近づいたが、次の瞬間にはアイスの方を取ってしまった。

日に1、2回ならまだしも、この手のうっかりが最近何十回とある。
今や何を忘れたのかすら思い出せなくて、毎日重大ミスなく生活できることが、われながら不思議でしかたない。

考えているような、考えていないような時間も多くて、気がつくと30分、1時間と経っている。

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記憶に関わる、時系列に即した思考をする部分がいっそう弱っているように思う。>>過去記事

脳科学辞典(想起・誤想起)によると、エピソード記憶の想起過程に重要な脳領域は、(海馬・海馬傍回を含む)側頭葉内側面領域と、前頭前野・頭頂葉が挙げられるけれど、まだ研究途上のようだ。

私の場合、問題は海馬のあたりなんだろうか、それとも前頭前野(皮質)なんだろうか。

直感だけど、海馬は思ったほど痛んでないような気がする。
ごく短い時間の記憶は得意だし、新しいことを覚える力は一時期弱ったとはいえ、今のパートでは忘れていないからだ。

思考もまとまらないことも考えると、左(言語系)の前頭前野に問題があるというのがしっくりいく。
ちなみに、右の方の前頭葉には空間注意機能もあるので、もう一つの悩みである左側の不具合とも関連しているかもしれない。
つまり両側で機能低下している可能性もあるわけだ。

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だけど原因はいまだわからないし、主治医の関心もいまいち。

そんな中で今できることの一つは、まず"てんかん"かどうかを鑑別すること。
これは来月、脳波検査を受ける。

精神疾患の可能性もあるけれど、認知機能以外の不具合がまだ(?)少ないので何とも言えない。

少なくても、物理的な細胞の老化要因(酸化・糖化・炎症)の対策をして、健康な神経細胞をなるべく減らさないように、できれば増やせるように頑張ろうと思う。

参考:脳の海馬の働き・機能

2023年4月19日 (水)

コンサータ、ストラテラ調整後の体調

ADHDの薬、コンサータを増やしてから、睡眠発作のようなものや意識が飛ぶなどのトラブルに見舞われた。ネットで文献を漁ったら、ドーパミンなどが多すぎるとかえって脳のパフォーマンスが落ちることがあるみたいだ。

それを裏付けるかのように、2つのADHD薬を減らして朝夕交互に飲むようにした結果、トラブルは激減した。医師の了承も得た。

ただ、これも最善ではなくて、夜9時頃から朝7時頃まで強烈な眠気が続く。眠れなかった頃に比べたら贅沢な悩みだけれど、家事に家族の世話、役員の仕事もあるので、早寝遅起きというわけにはいかない。何より好きなことが全然できない。

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自分がADHDの薬を飲む目的の一つは、うっかりミスを防ぐことで、確かにうっかりは減ったと思う。

去年できなかった"時間軸上の視覚記憶"が復活して、例えば「昨日見た冷蔵庫の中身」を思い出せるようになった。エピソードを忘れても、視覚記憶でいくらか補填できる。

仕事では、処理を間違えても後から思い出したり、直したりできる環境なので助かっている。おかげで来月から業務内容がステップアップしそうだ。

でも、もう一つの目的だった、前頭前野の機能アップはあまりない。コンサータを始めてから、前にできたことかがよけいできなくなった気がするんだ。これはまた次回

2023年3月26日 (日)

コンサータ増薬で逆効果??

コンサータを足してから最初の受診。前回書いた眠気や無意識行動のことは話さず、物忘れがあまり変わらないことを話した。

この薬はやめてもよかったし、ADHDとは別にある、健忘の原因を探したいと考えていた。

ところが医師は、2倍に増やしましょうと。

しかも最大4倍までできると言うので、びっくりしてしまった。

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しかたなく2錠にしたら、4日目で堪えられなくなった。

うたわれる効果と逆に、眠気とやる気のなさが倍増。

仕事中に何度も意識が遠のき、幻視とも夢ともつかないものを見てしまう。

覚醒していても、まるで夜中に起こされた時みたいに、心身が思い通り動かない。

なぜか人とも話したくなくなった。

家族に近づかれても「来ないで!」と思ってしまう。

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そこで試しにコンサータを飲まなかったら、さらにだるすぎて業務どころじゃなかった。

今は自主的に1錠に戻して、かろうじて一日過ごせる。

いったい何が起こってたんだろう。

私はうつ病や統合失調症のような症状を持っているから、合併症のないADHDとは何かが違うのかもしれない。

あるいは、他の薬との飲み合わせが悪いのかもしれない。

どの薬も、効果が切れた時の不調が処方される前よりひどいから、簡単にやめられない。それが悲しい。

良いことと言えば、酒を飲みたい気持ちがなくなった。

字が少しきれいになった。それくらいか。

2023年3月14日 (火)

母の統合失調症?+何か(1.5)

前回(1)の続きの前に、今のことを書こうと思う。

母は今、遠方の実家で独り暮らしをしている。
記憶力・見当識は年相応よりやや劣る程度で、私よりちゃんとしてるくらいだ。

ただ、体幹がS字フックのように曲がっているし、錐体外路症状といって手足が震え、小刻みにしか歩けない。
昔の薬の後遺症と、今の薬の副作用とされている。

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そして妄想もかなりエスカレートした。
三十数年前は浮気疑惑のようなありがちな妄想だった。
それが今は「組織に命を狙われている」「大災害が明日にも来て死ぬ」と信じている。
幻覚も声だけでなく、人の出入りや揺れまで感じている。

意外と本人はケロっとしていて、壮大でおぞましいストーリーを淡々と話す。

問題は、母が電話魔でたくさんの人を振り回していることだ。
ただ、最近はほとんど聞き取れないし、意味も通じない。

薬はあまり効かなくて副作用ばかり。
運動系のドーパミンは明らかに減っているのに、思考はフルスロットル・ノンストップで、どこからそんなに燃料が供給されるのかと不思議でしかたない。

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私は、10年以上前からこう考えてきた。

母の「統合失調症」はサブ的なもので、未診断のもっと根本的なディスオーダーがあるんじゃないかと。
この病気のことを調べていても、母に当てはまらない部分が多すぎるからだ。

一つ思うのは、母が他者をコントロールすることに快を感じているように見えることだ。
母の症状の先にはいつも、"誰かに訴える"、"満足するまで訴え続ける"という行為があり、若い時からその気はあった(でも、私は記憶を喪失しているので具体的にはわからない)。
だとしたら、幻覚や妄想を抑えれば治るようなものじゃないと思う。

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私は、母の周りでは唯一反抗的だ。
昔は言いなりだったけど、それではこちらが壊れてしまうのでやめた。
そのせいか、母は私の言うことを何一つ認めないし、思い通りにならない時はしつこく迫る。

最近は、「災害が来るから絶対実家に来るな」と言われる。
アポなしで行ってもすぐに追い出される。
干渉されないのは助かるけれど、トラブルに対応できなくてもどかしい。
この先どうすればいいんだろう。

2023年3月 6日 (月)

2度目のコンサータ/勝手に動く自分

〉〉過去記事:コンサータとリタリンの思い出

4年前、短期でやめてしまったADHD治療薬コンサータを、1月下旬からまた処方された。

前回は、動悸と効果切れ時のうつ気分に耐えられずやめてしまった。

今は、精神科で登録しないと処方されないようだ。

まずは明らかに変化したことを書きたい。

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・眠気が解消した
 日に何度も襲ってきた眠気がなくなった。
 ただ、疲労度は変わらない。夜には眠気が戻り始める。

・買い物で購入を迷わなくなった(衝動買いもする)

・細かいことを気にしなくなった(大雑把でもある)

・コーヒーを飲みすぎなくなった

・食欲が減った(効いている間限定)

・動悸はなく、うつ気分も少ない

肝心のやる気と集中力は変わった気がしない。
もともと、ストラテラ(アトモキセチン)という薬を飲んでいるからかもしれない。

※コンサータがどんな薬で、ストラテラとどう違うのかはこちら(日経)

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しかも薬との関係は不明ながら、うっかりがよけいに増えてしまった。

・「今日は何曜日?」と聞かれて「火曜日」と答える。
 その自分の声を聴いて自分がびっくりする。本当は日曜日なのに。

・錯語。「ごちそうさま」に「おかえり」と言ってしまう。

・持ち物をどこに置いたかわからず、日に何度も探し回る。

・先週まで難なくやっていた仕事を、違う手順でやってしまう。

・時間が3倍速く過ぎて、なぜそんなに時間が経ったのかわからない。

一見、ADHDの症状にも思えるけれど、私にとっては「知らないうちにもう一人の自分が体を動かしている」状態。

去年、仕事で緊張を長期に強いられた時も、そんな状態になった。>>過去記事

・・・・・・・・・・・・・・・・・

それは症状自体の悪化なのか、薬の影響なのか、だとしたらどの薬の影響か。

正解は、薬の調整を続けるうちに見えてくると思う。
ついでに、ADHDだけでは説明できない病の正体がわかればいいなと思っている。

2023年2月14日 (火)

言語的エピソード記憶が出てこない(2)

前回の続き。

「リエゾン」というドラマを観た。

ADHDの女性研修医が、ASDの児童精神科医のもとで奮闘する話。

よいセリフが多いんだけど、私は観た直後にセリフを9割以上忘れてしまう。

少なくても一昨年はそうじゃなかったから悲しくなった。

耳から聞いた音声が、壊滅的に覚えられない。詳しくは>>

今年は読み書きした内容や、思考までも忘れるようになってきた。

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それから、時間感覚がさらに早くなった。

何をしたかは残らなくても、見た光景はわりと鮮明に残っているから、「ついさっき起きて天井を見てたのに、もう昼食?」と、時間がワープしたように感じるのだ。

とても悲しい。

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自分がすでに、死んでしまったかのような感覚に陥る。

少なくても幼年期、青年期の私はもう存在しない。

同じように、今とこれからの私も消えていく。

それは生きているって言えるんだろうか。

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去年、テレビで見た、脳炎で高次脳機能障害を患った女性は、数秒しか記憶が持たないから、あらゆることを紙に書きつけていた。
毎日、書いたことを整理するのに2時間。それでも明るく暮らしていた。

そういう大まかな話は、何かの連想でふっと出てくる。ただ、任意に思い出せないし、今年見た番組なんかはもうだめだと思う。

……

私も音声に関しては、すべてを書きつけないといけないレベルに至りつつある。

 

主治医は物忘れの原因が発達障害だと信じ込んでいるから、いまだに精密検査をしてもらえない。

ならどうして、視覚記憶などはそれほど衰えなくて、音声と言語だけが衰えていくのか?と聞きたい。

2023年2月10日 (金)

新しい職場で中鬱(長文)

オープン就労で入った職場にどうにもなじめない。

過去を振り返れば、どんな不適応環境にも、たいてい自分を気にかけてくれるキーパーソンが現れた。

今もキーパーソンがいないわけじゃない。同じ障害枠のASDの男性、もう一人、おそらく凸凹を持っていて、休職予定の男性。このお二人とたまに雑談する程度。

先月までは、抗不安薬を毎日飲んで、勇気を振り絞って会う人達に声をかけてきた。今はもうその気力が出ない。

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他の人からは、心の無い機械のように扱われている気がする。すみませんとか、ありがとうという言葉も消えてきた。私は内心「話したい」とやきもきしながら、機械みたいに自分を押し殺している。

なぜか、私は今までいつも、相手に弱者扱いされているのがわかると、わざわざ弱者を演じて、虐げてくださいと言わんばかりにふるまってしまう。前の職場がまさにそう。

もしかしたら、母親や過去の虐待者との関係を再現しているのかもしれない。母親こそが私を無力化して、機械のように扱ってきた人なので。(逆にキーパーソンというのは、亡き父親の象徴かもしれない。)

そういう意味では、はじめから弱みをさらけ出すオープン就労にしなければよかった、とも思い始めた。

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そして軽鬱から中鬱に悪化。

仕事に行きたくない。家事も遊びもしたくない。動けば身体中重くて痛くて、指が震える。

何より異常なのは、ネガティブ独語というか、汚言症というか、物騒な文句を無意識に吐いてしまう。吐いてから、家族や通行人に聞かれてないかとどきどきする。

……

助けを求めて、行きつけのカウンセリングに電話をした。が、半月以上先まで予約が空いてない。

なので、化学的に気分をシフトするべく、倍増されたジプレキサ(オランザピン)を飲んでいる。鬱にも妄想にも処方される薬だけど、これが抗不安薬とは違い、効くのにすごく時間がかかる。

効き出すと、何かギアがニュートラルに入ったような静けさを感じた。安心とは違う、「だから何だ」という感覚。

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とにかく、必要以上に弱者としてふるまうのをやめたいし、キーパーソンをもっと増やしたい。

2023年1月30日 (月)

言語的エピソード記憶が出てこない(1)

10月のブログの続き。

 

視覚記憶がこんなに回復すると思わなかった。

書類を転記する時、前は紙を裏返すと内容がすぐ抜けたのが、今は2分以上もつ。

過去の光景も、手がかりがあれば思い浮かんで、味、匂い、触覚を伴うこともある。

 

それがなぜ損なわれ、なぜ復活したのかわからないけど、私のエピソード記憶は〈非言語〉に関する限り修復可能なのかもしれない。

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ところが、音声言語のエピソードだと、数分前に聞いたことすら消えてしまう。

話にあいづちを打っているのに、その後「今なんて言ったの?」と聞くことも増えた。数分前どころかリアルタイムで。

そういった言葉を無理に思い出そうとすると、頭の中にサイレント映像が途切れ途切れに現れ、キーンとした何かが広がる。

音の高低や、相手と自分の感情、といったニュアンスはなんとなく思い出せるから、もどかしいし、気持ちが悪い。

 

いつからひどくなったんだろう。

文字ならどうか。

例えばメールの返事を書くのに何度も読み返さないと、相手が何を書いたかすぐ忘れてしまう。

以前とはかなり違ってしまった。

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これでは、もし犯罪の被害者になっても何も証言できないので困ってしまう。

……

こうなったらもう、非言語記憶を駆使して言語的エピソードを覚えるしかない。

例えば聞いたことをオウム返しすると、口の動きがプラスされて少し印象強く残る。身振り手振りも同じように。

本当に保存したいなら、メモなりボイレコなり使えばいいのだ。

 

でも、会話内容を思い出せないのはいつも寂しいし、周りの人にあきれられてしまう。

それは信頼や責任にも関わることなので、なんとかならないものかなあと思う。

<おまけ>

エピソード記憶についてはこちらのPDFなどが参考になります。
記憶は脳のどこにあるのか?
神経心理学入門 記憶障害のみかた

>>続き

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